AMC/ステート・ストリート・リスクバジェット型バランス・オープン(ステイブル)・・・リスクを抑えたいがゆえに中途半端な印象に

AMC/ステート・ストリート・リスクバジェット型バランス・オープン(ステイブル)は、国内外4資産クラス(国内株式、国内債券、先進国株式、先進国債券)に投資するインデックス型バランスファンドです。2012年3月9日より運用されています。

2014年1月からのNISA(日本版ISA)開始後に増えた、下振れを抑えようとするリスクコントロール型のファンドのうちの1つです。




株式会社トータルアセットデザイン(旧AMC社)が決めるリスク水準により求めた4資産の配分比率にもとづき、各資産のベンチマークのリターンを合成した指数である「AMCリスクバジェット型資産配分モデル指数」をベンチマークとしています。

(2016年7月16日更新)



 


AMC/ステート・ストリート・リスクバジェット型バランス・オープン(ステイブル)の基本的特徴

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率0.75%(税抜)
信託財産留保額:0.05%
・決算:年1回(2月20日)
・資産配分比率: 資産構成比率と基本組入比率は以下の通りです。(市場安定時のリスク水準5%として算出されています)(2016年5月31日時点)

AMC/ステート・ストリート・リスクバジェット型バランス・オープン(ステイブル) 
組入資産と構成比率
投資対象インデックス・マザーファンド(ベンチマーク) ベンチマーク   組入比率 基本組入比率
日本株式インデックス・マザーファンド  TOPIX(配当込み)  5.1%  5.0%
日本債券インデックス・マザーファンド  NOMURA-BPI総合  54.8%  55.4%
外国株式インデックス・オープン・マザーファンド  MSCIコクサイ インデックス  20.3%  19.6%
外国債券インデックス・オープン・マザーファンド  シティ世界国債インデックス(日本除く)  5.0%  5.0%
現金  -  14.8%  15.0%


・償還日:無期限
・運用会社:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
・為替ヘッジ:なし


AMC/ステート・ストリート・リスクバジェット型バランス・オープン(ステイブル)、管理人の感想と評価

最初から最後まで、ファンド名が横文字で、それだけでなんとなくカッコいいファンドなのではないかと勘違いしちゃいそうです・笑。投資対象自体は、基本的な4つの資産クラスである、国内外の株式、債券のインデックスファンドと分かりやすいです。

ただ、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)のような資産配分比率ではなく、リスク水準を固定にし、そこから配分比率を決めるeMAXIS 最適化バランスシリーズのようなリスクコントロール型のバランス型のファンドです。

利益が出ないと非課税の恩恵を全く受けられないNISAの存在もあり、このようなリスクコントロール型のファンドが増えています。

ただ、リスクを一定にするといっても過去の値動きからしか求めることができず、リスクコントロール型はどうしても相場の後追いになりがちです。(株価下落で株式クラスのリスクが上がったから、ちょっと怖いので株式の比率を下げよう等。)

下手をすると、同じくリスクを計算してから資産配分を決めるマネックス資産設計ファンドと同じように、悲惨なことになる可能性もあります。株式会社トータルアセットデザインが資産配分比率を決めるということで、将来どういう配分比率になるかわからないのが欠点です。

現時点での基本配分比率を見てみると、日本債券の比率が約55%もあり、明らかに高すぎです。しかも現金の比率まで15%もあり、これで信託報酬0.75%とは高すぎます。各資産クラス毎に低コストのインデックスファンドを購入したほうが、よほど低コストで投資できます。

アセットアロケーションの中核バランスファンドを探している方は、ご自分のアセットアロケーションを決めた後に、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド世界経済インデックスファンドも含め、低コストのバランスファンドから選ぶのが良いでしょう。

NISAで運用するから絶対に利益を出さないと嫌だという人は、本ファンドのように無理して株式にも資産配分するようなファンドではなくて、日本債券と為替ヘッジ付きの外国債券のみに投資するバランスファンド、eMAXIS 債券バランス (2資産均等型)あたりが良いと思います。


AMC/ステート・ストリート・リスクバジェット型バランス・オープン(ステイブル)の購入先

AMC/ステート・ストリート・リスクバジェット型バランス・オープン(ステイブル)をノーロードで取り扱っているのは下記の証券会社です。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。


 


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