アセアン成長国株ファンドの評価・解説

アセアン成長国株ファンドは、アセアン諸国の株式のうち、競争力かつ財務健全性を備え、成長性があると考える優良銘柄に投資する参考指数をMSCI東南アジアインデックスとする新興国株式アクティブファンドです。

アクティブ型の新興国株式ファンドとして信託報酬が年1.73%(税抜)もかかるバカ高いファンドです。

(2014年10月13日更新)

アセアン成長国株ファンドの特徴・評価

・購入単位:1万円以上 またはSBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.73%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年2回(6月13日、12月13日)。
2013年6月に初の分配金120円を、12月に分配金260円を吐き出しています。

・資産配分比率:(2014年9月30日時点): 
MSCI東南アジアインデックス構成国であるシンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピンの5ヶ国のアジアン諸国の株式に投資。

組入構成国 比率
シンガポール  30.4%
マレーシア  21.8%
インドネシア  19.4%
タイ  17.5%
フィリピン  9.1%

業種 比率
銀行  39.2%
電気通信サービス  12.2%
運輸  8.1%
素材  6.5%
資本財  6.3%
公益事業  5.8%
エネルギー  4.7%
食品・飲料・タバコ  3.4%
食品・生活必需品・小売り  2.8%
ヘルスケア機器・サービス  2.7%


・償還日:無期限
・運用:三井住友アセットマネジメント
・為替ヘッジ:なし

 


アセアン成長国株ファンド・管理人の感想

アセアン諸国の株式に投資する新興国株式クラスのアクティブファンドとして、DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド(アジアンドライバー)と同じように、信託報酬1.73%(税抜)とコストがバカ高いファンドです。

アセアン成長国株ファンド 1万口当たりの費用明細


信託報酬以外の投資信託のコストを調べよう!でお伝えした実質コスト(信託報酬+その他費用)は、最新の運用報告書記載の費用明細から 1.8165%×(144/94)= 約2.78%とびっくりするほどのトータルコストがかかっています。

成長が期待できる銘柄に投資といっても、そんなものが事前にわかれば誰も苦労しません。ここまでのコストを販売側に毎年支払っていては、成長するのは投資家の資産ではなく、販売側になります。

典型的な「販売側が儲けるための高コストアクティブファンド」と言えます。

本ファンドの投資対象国(シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、フィリピン)の株式に投資できるファンドとしては、i-mizuho 東南アジア株式インデックス(信託報酬0.63%(税抜))があります。

ただ運用が開始されたばかりでみずほ銀行とみずほ証券のインターネットでしか取扱いされていません。

また、朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンドもありますが、インデックスファンドとしてはコストが高く、購入に戸惑います。

新興国株式への投資は、アセアンや東南アジアなど地域にこだわらず、新興国株式全体に低コストで幅広く分散投資できるEXE-i 新興国株式ファンド(信託報酬0.417%)やFunds-i新興国株式(信託報酬0.60%)を選択するのが低コスト、分散投資の観点から言っても合理的です。

将来のリターンは確約できませんが、コストは確実に本来取ったリスクに対して得られるべきリターンを削ります。

リターンさえ出れば信託報酬が年3%でも5%でも喜んで払います!と豪語する、主に販売側の意見も聞くことがありますが、リターンが出るかどうか誰にもわかりません。

既に本ファンドに投資している方は、上記を踏まえてより低コストのファンドへの切り替えをお勧めします。



アセアン成長国株ファンドの購入先

アセアン成長国株ファンドは、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券マネックス証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を、証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。

★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る