アクティブ バリュー オープン(愛称:アクシア)の評価

アクティブ バリュー オープン(愛称:アクシア)は、TOPIXベンチマークとする日本株式アクティブファンドです。

1996年2月29日から運用されているファンドで、「株式市場での期待値の低い企業に投資し、バリュエーション指標等の尺度により銘柄を選定」する投資手法を取っています。

従来は販売手数料がかかるファンドでしたが、2015年8月25日より楽天証券では、ノーロードで購入できるようになりました。

設定来、過去3年のファンドのリターンはTOPIXインデックスファンドを上回っている優秀なアクティブファンドです。

(2015年8月29日更新)



アクティブ バリュー オープン(アクシア)の概要

・購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券では最低1000円より積立購入可能。
信託報酬年率1.03%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(2月27日)
・資産配分比率: 東証1部上場銘柄88銘柄に投資(2015年7月31日時点)

業種別構成比率は以下の通りです。
輸送用機器、情報・通信業、小売業等をTOPIXよりオーバーウェイトし、逆に化学や銀行業をアンダーウェイトしています。

アクティブ バリュー オープン(アクシア) 業種別構成比率


上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

アクティブ バリュー オープン(アクシア) 上位10銘柄の構成比率


・償還日:なし
・運用:T&Dアセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


 


アクティブ バリュー オープン(アクシア)・管理人の感想と評価

アクティブ バリュー オープン(アクシア)のリターンは優秀

ベンチマークはTOPIX(つまり配当落ち指数)となりますが、アクティブファンドは配当込み指数のベンチマークを上回るリターンがないと存在価値がないため、運用手腕はTOPIX(配当込み)のリターンと比較する必要があります。

アクティブ バリュー オープン(アクシア)設定来のリターンは、TOPIX(配当込み)を上回っています。


アクティブ バリュー オープン(アクシア)とSMT TOPIXインデックス・オープン(信託報酬0.37%)との過去3年来のリターン比較をしたものが以下です。(分配金は無税で再投資と仮定した場合)

アクティブ バリュー オープン(アクシア)とSMT TOPIXインデックス・オープンの過去3年のリターン比較


過去3年のリターンは、アクティブ バリュー オープン(アクシア)が127.71%と、TOPIXインデックスファンドの118.27%より良いリターンを出していることがわかります。

アクティブファンドは同種の資産クラスのインデックスファンドに対して、リターンが上回っていないと意味がありません。その意味では、アクティブ バリュー オープン(アクシア)は存在価値のあるアクティブファンドと言えます。

一方、SMT TOPIXインデックス・オープンとの直近1年のリターンでは、下記のようにTOPIXインデックスファンドより約2.9%下回っています。

アクティブ バリュー オープン(アクシア)とSMT TOPIXインデックス・オープンの過去1年のリターン比較


「過去に成績の良かったアクティブファンドが、将来も成績が良いことと全く関連性はない」典型的な例です。それでも設定来、3年来の区間でリターンが良いことは高く評価できます。



アクティブ バリュー オープン(アクシア)の実質コストの確認

アクティブ バリュー オープン(アクシア)の信託報酬は年1.03%(税抜)と日本株式アクティブファンドとしてはそれほど高くないことも、高リターンに繋がっています。

また、以下が運用報告書記載の1万口当たりの費用明細です。

アクティブ バリュー オープン(アクシア) 運用報告書記載の費用明細


実質コストは、年1.322%(税込)となっており、アクティブファンドとしては、それほど高い実質コストではないことも評価できます。

売買高比率が2.00(1年で保有残高の2倍の額が入れ替わる頻度)と以前の本ファンドの売買高比率1.46より高くなっており、コストを押し上げていることは気になる点です、

リーマンショック前の2007年ごろは日本株式アクティブファンドといえば、アクティブ バリュー オープン(アクシア)と言われるほど有名で、純資産総額も600億円を超えていました。

その後のファンドマネージャーの交代などで一時成績も平凡になったと言われ、現在は純資産総額が約28億円まで激減していることが気になる点ではあります。

2015年8月25日よりようやく楽天証券にてノーロードで購入できるようになったことで魅力も増し、今後の資金流入にも期待したいです。



アクティブ バリュー オープン(アクシア)の購入先

アクティブ バリュー オープン(アクシア)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

楽天証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



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