ありがとう投信 投資信託の評価・解説

ありがとう投信は、2004年3月に誕生した直販型投資信託運用・販売会社です。直販会社としては、さわかみ投信に次ぎ日本で2番目に設立されました。運用しているファンドは、2004年9月に運用が開始されたありがとうファンド1つのみです。

ありがとうファンドはバランス型の世界株式アクティブファンドですが、さわかみファンドやTMA長期投資ファンドなどの複数のファンドにファンドオブファンズ方式で複数のファンドを組み入れているだけです。

ファンドオブファンズ形式のために信託報酬が二重にかかり、トータルの信託報酬も、ありがとう投信が受け取る年0.90%(税抜)以外に投資対象ファンド自体の信託報酬と合わせ、合計の信託報酬は年1.7%±0.25%もの高コストファンドです。

ありがとう投信は、お題目のように「長期投資」と唱え続けていますが、こんな高コストでは長期保有してもリターンが削られていくだけです。

投資が初めての人のために書かせていただきますと、たった1.7%と思うでしょうけど、10年で17%、20年で34%、50年保有していたらあなたの投資元本の85%を、ありがとう投資側に持っていかれるわけですよ。

「長期投資でお客様の資産形成のお手伝いをすること」や、「社会に恩返しするために、社会の役に立つ投信会社を作りたい」とホームページにはきれいな言葉が並びますが、これでは意味がありません。

ありがとう投信


直販であることを全面に押し出してセミナーを開いていますが、ありがとうファンドにベンチマーク参考指数もなく、良いファンドなのかどうか、誰にも評価できないです。

当サイトでは繰り返し言っておりますけど、長期投資には低コストがセットで必要です。直販だからと言って投資に向いているというわけでは、全くありません。

もしも本当に、心底投資家の事を考えてくださっているならば、絶対にこのような高コストの投資信託など作るわけがないと思うのですが、・・・どうしてこういうファンドが出来上がってしまうのか、作った人に聞いてみたい気分です。

ずっと低コストで良質のバランスファンドや、低コストインデックスファンドを使って、自分のアセットアロケーションを作ればよいでしょう。

⇒参考:ありがとうファンドって、どうなんでしょうか?

(2015年6月27日更新)


 


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