朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンドの評価・解説

朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンドは、MSCI東南アジアGDPアロケーション指数をベンチマークとする東南アジアインデックスファンドです。

MSCI東南アジアGDPアロケーション指数は、当ファンド専用にカスタマイズされた指数で、インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピンの5ヶ国のアジアン諸国の株価指数を各国の名目GDP比をベースに合成した指数です。


MSCI東南アジアGDPアロケーション指数 名目GDPより国別比重の決め方


そのため、同じ5ヶ国の浮遊株時価総額比率のMSCI東南アジア指数よりも、MSCI東南アジアGDPアロケーション指数の方が成長性を先取りした国(インドネシア、タイ)へ高めの比率で投資できます。

マイナーな証券会社でしか販売されておらず、しかも販売手数料がかかっていましたが、2014年9月4日より、SBI証券にてノーロードでの取扱いが始まりました。

(2014年9月7日)



朝日ライフ・MSCIグローイング・アセアン株式ファンドの特徴

・購入単位:1万円以上 またはSBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.35%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年4回(1月18日、4月18日、7月18日、10月18日)

・資産配分比率:(2014年8月29日時点): 
インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピンの5ヶ国のアジアン諸国の株式計153銘柄に投資。

国別構成比率と業種別構成比率は以下の通りです。
ベンチマークとほぼ同一の組入れを行っていることがわかります。

朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンド  国別構成比率と業種別構成比率

組入上位10銘柄の構成比率は以下。(トータル153銘柄)

朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンド 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:朝日ライフ アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし

 


朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンド・管理人の感想

東南アジア5ヶ国の株式に名目GDP比率が高い(=成長性の高い)インドネシアやタイに高めの比率で投資できるインデックスファンドとして評価できます。

東南アジア株式に投資する場合、FTSEアセアン40インデックスをベンチマークとするi-mizuho 東南アジア株式インデックスのように、時価総額比率で投資するとシンガポールの比重が40%以上と高くなります。

朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンドは、時価総額比率では最も割合の高くなるシンガポールを約13%に抑え、名目GDPの高いインドネシアに約40%投資しています。

ただ、インデックスファンドでありながら、信託報酬1.35%は高いです。また、下記は運用報告書記載の1万口当たりの費用明細です。

 朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンド 1万口当たりの費用明細


信託報酬以外の投資信託のコストを調べよう!でお伝えした実質コスト(信託報酬+その他費用)は、最新の運用報告書記載の費用明細から 1.35%×(98円/67円)= 約1.97%とインデックスファンドとしてかなりの高コストです。

東南アジア株式に特化した投資はまだコストがかさみがちです。東南アジアなど、地域にこだわらず、EXE-i 新興国株式ファンド(信託報酬0.417%)やFunds-i新興国株式(信託報酬0.60%)を選択するのが低コスト、分散投資の観点からも合理的です。

管理人のように、どうしても東南アジアに投資したい気持ちを持っている人においてのみ、アジアンドライバーのようなアフォなファンドから当ファンドに切り替えるメリットが出ますね。

朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンドは大変ユニークなファンドだけに、コストが高いのが残念です。



朝日ライフ・MSCIグローイング・アセアン株式ファンド購入先

朝日ライフ・MSCI・グローイング・アセアン株式ファンドは、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を、証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る