朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(愛称:Avest-E(エーベスト・イー))は、優秀なアクティブファンド

朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(愛称:Avest-E(エーベスト・イー))は、日本を除く先進国と新興国の株式を投資対象とする、全世界株式のアクティブファンドです。MSCIオールカントリー・ワールドインデックス(除く日本)を参考指数としています。

(新興国株式も投資対象に含みますが、新興国投資比率は資産の30%以内です)

朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(愛称:Avest-E(エーベスト・イー))


信託報酬は年1.80%(税抜)と高いのですが、リターンは継続的に参考指数を上回っています。コストの高さが原因でインデックスファンドよりもリターンが悪いアクティブファンドが多い中、めずらしく存在意義のある優秀なアクティブファンドです。

(2015年5月2日更新)


 


朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(Avest-Eエーベスト・イー)の特徴

購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬:年率1.80%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算: 年1回(3月16日)。2015年3月は1500円もの分配金を吐き出しています。
資産配分比率: 日本を除く世界の株式に投資(2015年4月24日時点)

朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(Avest-E)は、日本を除く世界の株式の中から、30~50銘柄に厳選したバリュー投資をする手法をとっています。

新興国比率は30%以内に抑えるというルールを持っており、現時点では下記の国別投資比率の表にあるように、先進国8ヶ国と、新興国である韓国の計9ヶ国に投資しています。韓国分の投資銘柄は、サムソン電子(投資比率2.7%)のみです。
    
投資国 通貨 比率
アメリカ 米ドル  50.1%
スイス スイスフラン  18.6%
フランス  ユーロ  6.4%
ドイツ  ユーロ  6.0%
イギリス ポンド  5.4%
イタリア  ユーロ  4.2%
オーストラリア  オーストラリアドル  3.7%
オランダ  ユーロ  3.0%
韓国  韓国ウォン  2.7%


業種別の構成比率は以下の通りです。

朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(愛称:Avest-E(エーベスト・イー))の業種別構成比率


組入上位20銘柄の構成比率は以下の通りです。

朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(愛称:Avest-E(エーベスト・イー))の組入上位20銘柄の構成比率


償還日:なし
運用:朝日ライフアセットマネジメント
為替ヘッジ:なし



朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(Avest-Eエーベスト・イー)の感想

朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(愛称:Avest-E)は、リターン実績の高さから大変評価が高く、先進国株式アクティブファンドとして最有力のファンドと言って良いでしょう

朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(Avest-E(エーベスト・イー))の参考指数との基準価額騰落率比較グラフ


上記は、当ファンドと参考指数(MSCIオールカントリー・ワールドインデックス(除く日本))の、設定来の基準価額の騰落率を比較したグラフです。

(参考指数に配当分が含まれていないことを考慮しても)参考指数(配当込み)を大きく上回るリターンを継続的に上げていることがわかります。

また、同じMSCIオールカントリー・ワールドインデックス(除く日本)をベンチマークとするインデックスファンド、eMAXIS全世界株式インデックスと過去3年のリターンを比較したグラフが以下にです。インデックスファンドと比べても、過去3年で約6.0%も高いリターンが出せています。

朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(Avest-E(エーベスト・イー))とeMAXIS全世界株式インデックスの過去3年のリターン比較


アクティブファンドは、理念がいくら立派でも、リターンがベンチマークや参考指数に負けているものが数多く存在します。(・・・いや、理念なんて無いものが大半ですが・笑)

アクティブファンドの第一義的な使命は、インデックスファンドより高いリターンを出すことです。その意味では、本ファンドはまさに存在価値のあるアクティブファンドと言えます。

ただし、信託報酬は年1.80%(税抜)と、アクティブファンドとしてかなりの高コストです。運用報告書(第14期:2014年3月17日付)記載の費用明細を下記に示します。

 朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(Avest-Eエーベスト・イー) 運用報告書記載の費用明細


実質コストは、信託報酬1.80%×(255円/241円)= 約1.9%(税抜)です。

過去の良いリターンが今後も継続できるかはわからないため、毎年約2%ほどのコストをかけて、これからも朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(Avest-E)を保有するかどうか、悩ましいところです。

また、本ファンドは年1回決算型ですが、下記にあるように2015年3月など、リターンが良かった期は、1万口あたり1400円などの多額の分配金を吐き出しており、税金が引かれる分、複利効果を落としています。

朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(愛称:Avest-E(エーベスト・イー))の過去5年間の分配金


分配金は再投資したとしても、利益が出ている場合は税金分が引かれるので、その分長期投資には不向きです。せっかく高いリターンを叩き出しているファンドなので、できれば分配金も抑え気味にしてもらえると、さらにより良いファンドになります。

なお繰り返しになりますが、過去のリターンがインデックスファンドよりも良い成績を上げているからといって、将来のリターンは過去のリターンと無関係です。

そのため、本ファンドを購入する場合は、アセットアロケーションの外国株式クラス部分に全てを割り当てるのではなく、コア部分は、

SMT グローバル株式インデックス・オープン
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド


など、低コストのインデックスファンドを主体にし、朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(Avest-E)は、サテライト部分(補助的な部分)として購入するのが良いでしょう。

なお、朝日ライフアセットマネジメントが運用する、当ファンドの外国債券版とでも言うべき朝日Nvest グローバル ボンドオープン(愛称:Avest-B(エーベスト・ビー))もありますが、こちらは成績が悪く、投資価値はありません。



朝日Nvest グローバル バリュー株オープンの購入先

朝日Nvest グローバル バリュー株オープン(Avest-E(エーベスト・イー))をノーロードで購入できる証券会社、銀行は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)、岡三オンライン証券、ジャパンネット銀行イオン銀行

証券口座選びに迷った場合は、管理人神推しの証券口座のページを参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。


 


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