アセットアロケーションをまず決めよう

アセットアロケーションとは、資金を複数の資産クラス(アセット)にどのように配分(アロケーション)するか検討の上、決定する「資産配分比率」を指します。

アセットアロケーションの決め方
http://www.money-motto.com/fundwatch/より拝借。後述します)



 


アセットアロケーションって何?? ポートフォリオって?

アセットアロケーションとは??

対象となる主な資産クラスとしては、国内株式先進国株式新興国株式国内債券先進国債券新興国債券国内リート海外リートコモディティ、現金(普通預金、定期預金、個人向け国債)等があります。

どの銘柄やファンドに投資するかということよりも、アセットアロケーションが投資パフォーマンスに与える影響がはるかに大きいです。まずはアセットアロケーションを決めないと、利用するファンドを選ぶこともできません。

つまり、ファンド選びの前にまずはアセットアロケーションを決定し、その後にそのアセットアロケーションをどのファンドを使って実現するのかを考えることになります。

アセットアロケーションは、個人の年収、ライフスタイル、家族構成、リスク許容度により異なります。単にリターンを求めるのであれば、株式100%構成にすれば良いのですが、リスクも大きくなり下落幅が大きくなると本人のリスク許容度を超えてしまい、資産運用から退場してしまうことになります。

値動きの異なる複数の資産クラスに分散投資することで、効率の良いリスク・リターンを得ることが可能です。アセットアロケーションに正解はありませんが、

・株式と債券比率をどうするか?
・為替リスクのある資産比率をどこまで持つか?
・国内株式や新興国株式をどのくらい組入れるか?あるいは組入れないか?

・期待リターンが、理屈上はコストを引く前で国内債券と同じ、先進国債券や新興国債券を組み入れるか?あるいは不要と考えて組入れないか?
リートを組み入れるか?



など、各資産クラス毎のリスク・リターン、資産間の相関関係を考慮して決めることになります。
(相場が急落してもぐっすり眠れるようなアセットアロケーションにすることは必須です)

アセットアロケーション決定後に、初めてどのファンド(商品)でそれを実現するかを決めることになります。



アセットアロケーションとポートフォリオの違いとは??

具体的に、どのファンドでアセットアロケーションを実現しているかを示す構成ファンドのことを、ポートフォリオと言います。

アセットアロケーションとポートフォリオの違いは、アセットアロケーションが全体的な資産毎の配分を指すのに対し、ポートフォリオは、アセットアロケーションをどの金融商品で実現するかという具体的な中身を指します

もうちょっとわかりやすく表現すると、現金や個人向け国債などの無リスク資産、(場合によっては自宅の価値なども含めて)、保有するすべての資産もあわせて、資産配分を決めるのがアセットアロケーション、そのうちリスク資産の部分の比率をさらに明確にして、具体的なファンドなどの商品まで落とし込んでいったのがポートフォリオと考えていただいて良いでしょう。

人によっては、ポートフォリオもアセットアロケーションと同じ資産配分の意味で使われることもあります。今まで当サイトでもそのようなスタンスで表現してきましたが、あまりにもアセットアロケーションがらみのご質問が多いため、分ける必要があると判断して、当ページを追加しています。




アセットアロケーションを決めてみよう!

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アセットアロケーション決めるにあたって、リスク資産の部分のポートフォリオを誰でも簡単に決めることのできる無料のツールが、マネックスビジョンβです

大手ネット証券のマネックス証券にログインすれば、全ての資産クラス(ハイイールド債券まで考慮されている)の資産配分がすぐにグラフ化されますし、それが金融工学的に良好な状態にあるのかどうかも視覚的に確認できます。

また、無リスク資産は全て「短期金融資産」に入れておけばよいので、アセットアロケーションの決め方を考えている人に最適です。

ほとんど大多数の人はこれで十分ですので、ぜひ活用してみましょう。(口座が無いという人は、このツールを使うためだけに、マネックス証券の口座開設をしてください。ちなみに当サイト限定で、現金3000円がもれなく貰えます・笑)



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アセットアロケーションの決め方に関して補足

基本的には、自分のアセットアロケーションに近い資産配分のバランスファンドを中核として、資産クラス毎のファンドを購入してカスタマイズする方法や、バランスファンドは使わずに各資産クラス毎のファンドを好きな比率で保有する方法があります。

いずれにしても、低コストのバランスファンド、低コストインデックスファンドをメインにご自分のアセットアロケーションを実現することが重要です。

また、時間経過につれ資産クラス毎に増減するため、保有資産の配分比率が変わってくると、リバランスも必要になります。

有名人のアセットアロケーション についても合わせてご覧ください。また、資産配分(アセットアロケーション)に関するご質問と回答も参考にしてください。

⇒こちらも要確認:アセットアロケーションの決め方の具体例



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(2015年1月10日)






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