DIAMアジア関連日本株ファンド(愛称:JAPASIA ジャパジア)の評価

DIAMアジア関連日本株ファンド(愛称:JAPASIA(ジャパジア))は、アジア地域の経済成長を享受できると考える日本企業に投資する日本株式アクティブファンドです。

DIAMアジア関連日本株ファンド(愛称:JAPASIA ジャパジア)


ベンチマークも参考指数も設定されていませんが、当然TOPIX(配当込み)よりリターンが良いかどうかで優劣を判断する必要があります。その意味では、まあまあ良好なファンドという事ができます。

ただし、それ以外ではそれなりに問題もありますので、それをよく理解した上で投資をする必要がありますね。


(2018年7月1日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


DIAMアジア関連日本株ファンド(JAPASIA(ジャパジア))の基本情報

このファンドの基本的な情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率1.52%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年1回(3月1日)
資産配分比率: 組入銘柄数は90銘柄。(2018年5月31日時点)
償還日:2019年3月1日から、2024年3月1日に延長となりました
運用:アセットマネジメントONE株式会社
為替ヘッジ:なし(投資対象の日本株式に為替リスクはありません。)


このファンドのポートフォリオ

業種別構成比率や組入上位10銘柄は以下の通りです。

DIAMアジア関連日本株ファンド(JAPASIA(ジャパジア)) 業種別構成比率と組み入れ上位10銘柄



DIAMアジア関連日本株ファンド(JAPASIAジャパジア)、管理人の感想と評価

そこそこ良好な運用成績のアクティブファンド

アクティブファンドは、運用をカッコよく見せるために、「アジア経済の成長の恩恵を受ける企業に投資しています」などと能書きを垂れるのが大半ですが、そんな綺麗事よりも、アクティブファンドの価値は同じ資産クラスのインデックスファンドより、リターンが良いかどうかで決まります。

リターンが良くて初めて、能書きが意味を持ちます。能書きばかりで運用成績がヘボかったなら、それは人間に例えるとただの「ええカッコしいの口だけ男」ですよね。会社員なら、戦力外通知を出されて、クビになります。

そして下記が、TOPIXインデックスファンドの中で信託報酬が年0.37%と比較的低いSMT TOPIXインデックス・オープンとリターンを比較したものです。

DIAMアジア関連日本株ファンド(JAPASIA(ジャパジア))とSMT TOPIXインデックス・オープンの過去3年のリターン比較


過去3年のリターンはインデックスファンドに投資した場合よりもを大きく上回っており、一定の評価ができます。しかしながら、過去5年の年率リターンはSMTインデックスファンドと全く同一であり、それならばわかわざ1.52%の高い信託報酬を支払ってまで投資をするようなファンドではないとも言えます。

過去3年では明確にインデックスファンドよりも成績が優秀なのに、それ以上の期間で見ると微妙な成績になってしまう理由は分かりません。アクティブファンドへの投資は、よく分からない部分も多いのが実態です。

もしかしたら、上昇相場が得意で、2015年~2016年のような下落したり横ばいになると途端に成績を落とすファンドなのかもしれません。

なお、ここではTOPIXインデックスファンドと比較しておりますが、本ファンドは別にベンチマークや参考指数がTOPIXだと言っている訳ではありません。

ベンチマークが存在しないという点では、投資家がファンドの運用能力を性格にチェックする方法が無いという事になり、こういったアクティブファンドは欠陥を抱えているという事ができます。


信託期間は延長が決定

当初、2019年3月1日に運用が終了して償還する事になっていましたが、5年間延長されて、2024年3月1日までとなりました。一時期は0億円前後まで減っていた純資産総額も、最近の基準価額の上昇によって、20億円程度に回復しています。


コストは猛烈に高いことに留意

本ファンドは、信託報酬が1.52%のアクティブファンドです。しかし、運用報告書記載の費用明細をチェックすると、以下のように更に高コストである事が分かります。

DIAMアジア関連日本株ファンド(JAPASIA(ジャパジア)) 運用報告書記載の費用明細


実質コスト約1.89%となり、毎年これだけのコストを払い続けて、今後も低コストのインデックスファンドに勝ち続けていくのは容易ではありません。

基本的にはSMT TOPIXインデックス・オープンや、今ならば更に大幅に低コストのeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)(信託報酬0.159%)への投資をメインにして、アクティブファンドに投資したい場合も、サテライト的に資金の一部を投資するのが無難です。


盛大に分配金を出している点は評価が低くなる

本ファンドは基準価額の推移も良好で、直近3年程度での良好な成績は投資家も納得です。しかし、ほぼ毎年のように盛大に分配金を出しており、この点で評価が落ちます。




DIAMアジア関連日本株ファンド(JAPASIA(ジャパジア))の分配金利回りは8%を超えており、TOPIX全体の配当利回りをはるかに上回る数字で分配をしています。

つまり、タコ足分配をしている訳ですが、これは恐らく、高くなり過ぎた基準価額を強引に下げる目的でやっているのだと推測します。

よく分かっていない投資家は「基準価額は安い方がお得だ」と勘違いしているので、見た目の基準価額を無理やりに下げるのです。アクティブファンドはこういう事をよくやってきますので、注意が必要です。

投資を良く分かっていて長期投資を志向する者にとっては、このような分配金は都度、2割もの税金を抜き取られて資金効率が悪くなるだけです。成績良好のアクティブファンドを選ぶと同時に、余計な分配を出さないものを選ぶようにしましょう。



DIAMアジア関連日本株ファンド(JAPASIA(ジャパジア))の購入先

DIAMアジア関連日本株ファンド(JAPASIA(ジャパジア))をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券

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