DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド(愛称:アジアンドライバー)

DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド(愛称:アジアンドライバー)は、アジア各国(除く日本)のインフラ関連株式と消費関連株式に投資する、アジア株式アクティブファンドです。2008年4月28日より運用されています。主な運用方針は以下です。

アジア各国(除く日本)の「インフラ関連企業」と「消費関連企業」にほぼ均等投資。
成長著しいアジア各国へ幅広く分散投資を行う。
MSCI AC アジアインデックス(除く日本)構成国等にとらわれず、ベトナム等今後高成長が期待される国も投資対象とする。




典型的なテーマ型の高コストの新興国株式アクティブファンドであり、さらにベンチマークも参考指数もない時代遅れの欠陥ファンドです。



(2018年6月2日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド(アジアンドライバー)の概要

コストも含めた基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率1.70%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年1回(4月12日)。設定来の累計分配金は7800円をはきだしており、かかる税金分運用効率が悪いです。
償還日:2023年4月12日
運用:アセットマネジメントONE
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

日本を除く海外のアジア各国の株式計66銘柄に投資(2018年4月27日時点)

国別構成比率、通貨別構成比率はそれぞれ以下の通りです。インドの16.1%を筆頭に、ベトナム13.6%、フィリピン11.6%、台湾10.3%と続きます。

DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド(愛称:アジアンドライバー) 国別構成比率、通貨別構成比率


業種別組入比率は以下の通りです。運用方針の通り、インフラ関連企業と消費関連企業にほぼ50%ずつ投資しています。

DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド(愛称:アジアンドライバー) 業種別組入比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド(愛称:アジアンドライバー) 組入上位10銘柄の構成比率


マザーファンドに投資するファミリーファンド方式ではなく、本ファンドが直接現物株に投資しています。

DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド(愛称:アジアンドライバー) 直接現物株に投資



DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド、管理人の感想と評価

高コストで時代遅れの新興国株式アクティブファンド

アジア各国の株式に投資する新興国株式クラスのアクティブファンドとしてアセアン成長国株ファンドなどと同様、信託報酬1.70%(税抜)と超高コストファンドです。

新興国株式ファンドとしてこのコストの高さは2008年ごろまでは標準的でしたが、現在はアジアどころか世界の新興国株式全体に幅広く低コストで分散投資できる、

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬0.19%)
SBI・新興国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(新興国株式))(信託報酬0.19%)


等の超低コストの新興国株式インデックスファンドがあり、資産形成のためのツールとしてはわざわざ時代遅れな高コストの本ファンドを選ぶ必要はありません。

また、当ファンドのようなアジア諸国への投資比率を上げたい場合も、SMT アジア新興国株式インデックス・オープン(信託報酬0.60%)に投資することで解決できます。

また、本ファンドの信託報酬以外にかかる取引コストや保管コストその他費用を含めた(過去1年間の)実質コストは、上記の運用報告書記載の費用明細から、年2.652%(税込)と驚きの超高コストです。

DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド(アジアンドライバー) 1万口あたりの費用明細


年間2.7%程度の以上コストがかかり、さらに多額の分配金により税金が引かれていては実質コストは毎年変動はありますが、その分確実にリターンを削ります。

このような高コストファンドを使って長期的な資産形成などできるわけはありません。さらに運用終了日が2023年4月12日までと有期限であり、その意味でも資産運用には不向きです。


ベンチマークも参考指数もない欠陥アクティブファンド

また、本ファンドはベンチマークも参考指数も設定されていません。インデックスファンドであればそのベンチマークに連動することをめざし、アクティブファンドであれば、ベンチマークを中長期的に上回るリターンをめざすことになります。

本ファンドにはそもそもベンチマークが無いため、アクティブファンドとしてファンドマネージャの運用手腕が良いかどうか判断のしようがありません。

月報や運用報告書に、ただファンドの基準価額の推移を報告されても、アクティブファンドとして存在価値があるかすら分からないファンドなど不要と考えます。

あえて指数を探すと、運用方針として「MSCI AC アジアインデックス(除く日本)構成国等にとらわれず、ベトナム等今後高成長が期待される国も投資対象とする。」とあります。

であれば本来は、(全世界株式指数であるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)の海外アジア部分だけ抜き出した)、MSCI AC アジアインデックス(除く日本)の配当込み指数をベンチマークとし、堂々とそれより高いリターンを上げていることをアピールすべきです。

正直、何が良いのかサッパリ分からない旧世代の投資信託の代表格と言えます。資産形成には、個人のアセットアロケーション決定後、その新興国株式部分に素直に前述した低コストのお勧めインデックスファンドに投資するのが基本です。



DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンドの購入先

DIAM アジア消費&インフラ関連株式ファンド(アジアンドライバー)は、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券カブドットコム証券楽天証券マネックス証券松井証券

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