DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『愛称 : 世界家主倶楽部』 の評価

DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『愛称 : 世界家主倶楽部』は、日本を除く海外のREIT(リート、不動産投資信託)に投資する毎月分配型の海外リートアクティブファンドです。

下記のように、(米国REITに投資する)DIAM・US・リート・オープン・マザーファンドと、(米国と日本を除く世界のREITに投資する)DIAM・インターナショナル・リート・インカム・オープン・マザーファンドにファミリーファンド方式で投資しています。

DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『愛称 : 世界家主倶楽部』 ファンドの仕組み


2004年4月23日から運用されていることもあって投資スキームが古臭く、デービス・セレクテド・アドバイザーズ(アメリカ)と、コロニアル・ファースト・ステート・アセット・マネジメント(オーストラリア)の2社が、投資顧問会社として間に入っている複雑な仕組みです。

その分、信託報酬1.58%(税抜)の高コストファンドですし、非効率な毎月分配型の海外リートファンドでもあり、全く魅力がありません。買ってはいけないファンドの1つです。

(2015年3月20日更新)

DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『世界家主倶楽部』の特徴・評価

・販売手数料:最低1.0%(税抜) (現在はノーロードではありません)
・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.58%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算: 毎月分配(9日)
・資産配分比率: 日本を除く先進国のリート計84銘柄に投資(2015年2月27日時点)

国別構成比率は以下の通りです。

DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『愛称 : 世界家主倶楽部』 国別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。
DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『愛称 : 世界家主倶楽部』  組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:アセットマネジメントONE株式会社
・為替ヘッジ:なし


 


DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『世界家主倶楽部』・管理人の感想

日本を除く海外リートファンドとして信託報酬1.58%(税抜)と驚きの高コストで、かつ、しかも非効率な毎月分配型と評価できるところがありません。全く購入検討の対象外です。

またアクティブファンドであるにも関わらず、その運用手腕の判断基準となるベンチマーク参考指数もない欠陥ファンドです。アクティブファンドとして運用を評価することができず、全く話になりません。

交付目論見書や月報の記載は、ひたすらに毎月の分配金の金額の記載だけで、三井住友・グローバルリートオープン(愛称:世界の大家さん)同様に、分配金の多寡以外に興味関心のない、投資弱者向けのファンドと言えます。

基準価額が大きく下落していても、一定の分配金を継続しないと納得しない投資家がいる結果、投資家が投じた資金を自ら取り崩して、税金を引かれた後に受け取るといった、実に妙な事になっています。

こんなファンドでも愛称が「世界家主倶楽部」という、なんとなく世界の物件のオーナーっぽい名称になっており、証券会社の売り上げランキング上位にくる不思議なことになっています。

分配金は、元本から切り崩しているだけで利益でもなんでもありません。わざわざ本ファンドのような毎月分配型ファンドを選ぶ理由は、一切ありません。

もちろん、老後生活の資金の足しにするのも問題外で、分配金が出ないと生活に支障が出るようなお金の使い方で、投資信託を購入してはいけません。

リスク資産として長期運用できる金額のみを低コストファンドに投入し、生活に必要な資金は預金で持つべきです。金融機関側のいいなりにならないよう正しい知識を身につけましょう。

それでも、毎月分配型ファンドが良いという方は下記の記事も参考にしてみてください。



アセットアロケーションの海外リート部分として、低コストで投資したければ、今では信託報酬わずか0.45%の<購入・換金手数料なし>ニッセイ グローバルリートインデックスファンドがあります。

こちらのファンドにするだけで年間約1.2%もコスト削減ができ、その分確実なリターン向上につながります。

下記が、過去1年3ヶ月のDIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『世界家主倶楽部』と、<購入・換金手数料なし>ニッセイ グローバルリートインデックスファンドのリターン比較です。

DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『世界家主倶楽部』と<購入・換金手数料なし>ニッセイ グローバルリートインデックスファンドのリターン比較


ご覧の通り、何も考えずにコストの低い海外リートインデックスファンドに投資していた方が過去1年3ヶ月で約9.2%もリターンが良かったことがわかります。

(しかも毎月の分配金にかかる税金は0%とありえない仮定での比較です。実際はさらにリターン差は広がります)

わけのわからない外国の投資顧問会社が入ってもコストがかかるだけで、リターン向上にはなりません。

リターンは毎年大きく変化し、予測不可能ですが、コストはその分リターンに確実に影響を与えます。低コストインデックスファンドシリーズのような低コストかつ分散されたファンドを利用するのが基本です。


 


DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『世界家主倶楽部』の購入先

DIAM ワールド・リート・インカム・オープン(毎月決算型) 『世界家主倶楽部』 は、以前は旧イー・トレード証券(現・SBI証券)で積立専用でノーロードでしたが、現在はどこで購入しても最低年1.0%(税抜)の購入手数料がかかります。

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。

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