DIAM中国関連株オープン(愛称:チャイニーズ・エンジェル)の評価

DIAM中国関連株オープン(愛称:チャイニーズ・エンジェル)は、「中国株」や「中国関連株」に投資する中国株式アクティブファンドです。2003年10月31日より運用されています。

「中国関連株」とは、「香港・台湾の大中華圏、東南アジア・韓国等のアジア諸国、米国、欧州等の非中国資本企業で、以下の条件を満たす、(日本を除く)企業」との事です。

売上もしくは資産の50%以上が中国による企業群
上記に満たないが、今後の成長の源泉が中国から発生すると思われる企業群

DIAM中国関連株オープン(愛称:チャイニーズ・エンジェル)


運用方針は、「中国株」に投資をしつつ、「中国関連株をグローバルな視点で加えることで、中国の成長性を享受することをめざす。」と謳っていますが、何を言っているのかよくわかりません。

信託報酬が年1.60%(税抜)と高コストな上、ベンチマークや参考指数が設定されていないアクティブファンドであり、運用手腕が良いのか判断しようのない欠陥ファンドです。


(2018年11月17日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 



DIAM中国関連株オープン(愛称:チャイニーズ・エンジェル)の基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率1.60%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年1回(10月30日)
償還日:2023年10月30日
運用:アセットマネジメントONE株式会社
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

中国株、中国関連株計62銘柄に投資(2018年10月31日時点)。通貨別配分、種類別配分比率はそれぞれ以下の通りです。

DIAM中国関連株オープン(愛称: チャイニーズ・エンジェル) 通貨別配分、種類別配分比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。組入1位、2位のテンセントとアリババのそれぞれの組入比率が10%を超えており、目論見書にも書かれているように、個別銘柄リスクの高い「特化型運用ファンド」となります。

DIAM中国関連株オープン(愛称: チャイニーズ・エンジェル) 組入上位10銘柄の構成比率


「DIAM中国関連株オープン・マザーファンド」に、ファミリーファンド方式で投資しています。

DIAM中国関連株オープン(愛称: チャイニーズ・エンジェル) ファミリーファンド方式構造



DIAM中国関連株オープン(愛称:チャイニーズ・エンジェル)、管理人の感想

時代遅れの超高コストファンド

信託報酬が高めになりがちな新興国株式ファンドだとしても、いまどき信託報酬が年1.60%(税抜)もかかるのはあまりにも高すぎです。

現在は本ファンドよりはるかに低い信託報酬で新興国株式に投資できる低コストインデックスファンドが数多く出そろっていますから、完全に時代遅れの高コストのファンドです。

また、以下の運用報告書記載の1万口当たりの費用明細を見ると、実質コストは、年2.345%(税込)と、とんでもない高コストです。コストはその分だけリターンを削りますから、この段階で投資価値は全く無いと言いたくなります。

DIAM中国関連株オープン(愛称: チャイニーズ・エンジェル) 1万口当たりの費用明細


中国への集中投資

中国株式インデックスファンドとしては、本ファンドより信託報酬が低い、香港ハンセン指数ファンド(信託報酬0.78%)やピクテ・インデックスファンドシリーズ-中国H株(愛称:ピクテIF中国H株)(信託報酬0.90%)があります。

ただ、本ファンドの投資対象は中国株式だけでなく、周辺各国の中国関連株も入るため、非常に利用しにくいファンドです。そもそも、なぜ中国やその周辺諸国の中国関連株式に絞って投資する必要があるのかを考える必要があります。

資産形成の基本は、分散と低コストです。その意味では、中国株への単独投資よりも、中国を含む新興国株式全体に低コストで投資できる、以下の低コストの新興国株式インデックスファンドを使うべきでしょう。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬0.189%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド(信託報酬0.189%)


ベンチマークも参考指数もない欠陥アクティブファンド

アクティブファンドにも関わらず、運用手腕を見るためのベンチマークや参考指数もなく、その点だけでも投資価値のない欠陥ファンドと言えます。

償還日も2023年10月末となっており、長期投資には全く不向きです。新たに投資する必要は全くありません。

2007年には約350億円あった純資産残高も現在は30億円程度まで激減しています。このまま純資産の増加は期待できるはずもなく、ひっそりと償還を迎えそうです。

投資はできるだけ低コストで幅広い分散投資を心掛けるのが基本です。個々のアセットアロケーション決定後の新興国株式部分は、既に紹介したようなお勧めの新興国株式インデックスファンドをメインとすれば良いでしょう。



DIAM中国関連株オープン(愛称:チャイニーズ・エンジェル)の購入先

DIAM中国関連株オープン(愛称:チャイニーズ・エンジェル)をノーロードで購入できる証券会社・銀行は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券ジャパンネット銀行


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
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