DIAM中国関連株オープン 『愛称 : チャイニーズ・エンジェル』の評価・解説

DIAM中国関連株オープン 『愛称 : チャイニーズ・エンジェル』は、中国株や中国関連株に投資する中国株式アクティブファンドです。

中国株およびアメリカ、欧州等の非中国資本企業の中国関連株に投資し、中国の成長性を享受することで信託財産の長期的な成長をめざす」と謳っています。

ベンチマークや参考指数が設定されていないアクティブファンドであるため、運用成績が良いのか判断しようのない欠陥ファンドです。

また株式売買が頻繁なため売買手数料がかかりすぎ、ただでさえ高い信託報酬に上乗せして高い実質コストになっている時代遅れのファンドと言えます。

(2014年11月8日更新)

DIAM中国関連株オープン 『愛称 : チャイニーズ・エンジェル』の特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.60%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(10月30日)
・資産配分比率: 中国株、中国関連株計47銘柄に投資(2014年9月30日時点)

通貨別配分としては、全て香港ドル建てのみとなっています。

種類別配分比率は以下の通りです。

DIAM 中国関連株オープン 『愛称 : チャイニーズ・エンジェル』 種類別配分


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

DIAM 中国関連株オープン 『愛称 : チャイニーズ・エンジェル』 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日: 2018年10月30日
・運用:アセットマネジメントONE株式会社
・為替ヘッジ:なし

 



DIAM中国関連株オープン『愛称 : チャイニーズ・エンジェル』・管理人の感想

アクティブファンドにも関わらず、リターン比較に必要となるベンチマークや参考指数もなく、その点だけでも投資価値はありません。

また信託報酬も、新興国株式ファンドとしても年1.60%(税抜)は高すぎです。現在は新興国株式にも投資できる低コストインデックスファンドが数多く出そろっている中、未だに一昔の水準の信託報酬です。もはや時代遅れのファンドと言っても良いでしょう

また、信託報酬も高いのですが、実質コストがこれまた驚きの高コストです。

 DIAM中国関連株オープン『愛称 : チャイニーズ・エンジェル』  運用報告書記載の費用明細


上の表は運用報告書記載の1万口あたりの費用明細です。これにより実質コストは、信託報酬1.60%(税抜)×(465円/248円)=約年3.0%ととんでもない超高コストです。

同じ中国株式アクティブファンドでも、三井住友ニュー・チャイナファンドの実質コストが年2.12%、三菱UFJ チャイナオープンの実質コストが年2.46%であることから、本ファンドの実質コストが年3.0%がいかに異常な高コストであるかがわかります。

これは、売買高比率が4.21と驚きの高さであることが一つの要因です。

1年間に保有していた株式が4.21回そっくり入れ替わるという頻繁な売買により、費用明細の売買委託手数料も高くなっていることからもわかります。

手数料のかさむ中国の株を、それほど頻繁に売買を繰り返せば手数料がかさむのも当然です。その手数料も全て投資家が支払うため、コストの塊のようなファンドと言えます。

償還日も2018年10月を迎えており、新たに投資する必要は全くありません。

5年前に350億円あった純資産残高も現在は58億円程度まで激減しています。このまま残高の増加は期待できるはずもなく、ひっそりと償還を迎えそうです。

現在は、中国株式インデックスファンドであるi-mizuho 中国株式インデックスや、中国だけでなく新興国株式全体に投資できる野村インデックスファンド・新興国株式(愛称:Funds-i新興国株式)等の低コストインデックスファンドがあります。

投資はできるだけ低コストで幅広い分散投資を心掛けるのが基本です。

参考:三井住友ニュー・チャイナファンドと、DIAM 中国関連株オープン (愛称:チャイニーズ・エンジェル)を比較


DIAM中国関連株オープン『愛称 : チャイニーズ・エンジェル』の購入先

DIAM中国関連株オープン 『愛称 : チャイニーズ・エンジェル』をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券ジャパンネット銀行

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。

★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る