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DLIBJ公社債オープン(短期コース・中期コース)
の評価・解説
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DLIBJ公社債オープンは、日本国の利付国債、国内外企業(ほとんど国内企業)の発行する普通社債、転換社債を主要投資対象とした、債券型のアクティブ投資信託です。
組み入れ時に、BBB−(マイナス)格以上の公社債を中心に投資を行ない、「NOMURA-BPI国債インデックス」をベンチマークとしています。
日本において、少ない金額で社債に投資できる、唯一のノーロード投資信託で、その意味においては非常に貴重な1本です。
債券の残存期間によって、短期型と長期型の2つのコースがあります。
●DLIBJ公社債オープンの特徴・評価
国内債券への投資は、個人で利付国債や個人向け国債を購入すれば、手数料も保有コストも、さらに解約時のコストもかからず、原則として元本保証ですから、わざわざ投資信託を買わなくても良いです。
しかし、社債に投資するとなると話は別で、発行元が倒産すると債券が紙切れと化すほか、個人での購入単位も100万円が最低購入単位だったりして、非常に敷居が高くなってしまいます。
ですので、国債以外に社債投資を視野に入れている方であれば、DLIBJ公社債オープンの存在はとても貴重です。
(08年11月20日)
★短期コース
・購入単位:1万円以上1円単位
・信託報酬:年率0.42%(税込み)
・信託財産留保額:0.05%
・分配金の取扱:
3月及び9月。1万口当たり20円程度をコンスタントに分配。
・資産配分比率
日本国債:70%強、事業債(社債など):30%弱
・償還日:無期限
・運用:DIAMアセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし
・レーティング:★★★(普通)
・運用成績・再投資コース(下記表を参照ください)
赤線は基準価額の推移(左側の数字は基準価額、単位は円)、青い部分は総資産の推移(右側の数字は総資産額、単位は百万円です)
★中期コース
・購入単位:1万円以上1円単位
・信託報酬:年率0.6825%(税込み)
・信託財産留保額:0.05%
・分配金の取扱:
3月及び9月。1万口当たり30円をコンスタントに分配。
・資産配分比率
日本国債:50%強、事業債(社債など):42%強
・償還日:無期限
・運用:DIAMアセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし
・レーティング:★★★(普通)
・運用成績・再投資コース(下記表を参照ください)
赤線は基準価額の推移(左側の数字は基準価額、単位は円)、青い部分は総資産の推移(右側の数字は総資産額、単位は百万円です)
●DLIBJ公社債オープン・管理人の感想
DLIBJ公社債オープンの短期コースは、残存期間3年未満の債券の保有比率が90%弱を、また中期コースは7年以上のものが70%強を占めています。
ベンチマークとの差異は、下記をご覧ください。左が短期コース、右が中期コースです。

それぞれベンチマークを下回る結果しか出せていませんので、その点でちょっと不満ですね。短期コースの直近1年間を抽出すると、ベンチマークは上回っているようです。
組み入れられている社債は、例えば下記の通りです(短期コース)。それぞれ個人ではとても買えませんので、投資信託の利用が望ましいのが良く分かります。(表の右端は社債の格付け。BBB以上が投資適格)

ただし、信託報酬を考えると、DLIBJ公社債オープンを購入すべきかどうかの判断は、非常に悩ましいです。
ファンドの基準価額は、金融危機のさなかであっても、安全資産の国内債券への投資が中心ですから、下落する事はあまり考えにくいです。が、上昇も非常に限られています。
実際に基準価額はほとんど変わりません。
となると、期待リターンが1%にも満たない状況(実際、短期コースの、複利を考慮に入れた利回りは0.98%)において、信託報酬を0.4%〜0.6%も取られてしまうと言うのは、コストとリターンの関係を考えると、ちょっと割に合わないような気がしてきます。
同じような信託報酬で、日本株ファンドであれば、期待リターンは4%とか、5%でしょう。
なので、実質的に国内債券ファンドは、非常に高コストだとも表現できるのです(ただし、大きく元本が割れる事が無いという視点を考慮すると、そうでもないという見方も出来てしまいます)。
もう一つ、DLIBJ公社債オープンの投資対象銘柄の相当割合、短期コースで70%強、中期コースで50%強を、国債が占めます。
これは、個人でも郵便局などで購入できる利付国債ですから、わざわざ信託報酬を支払って投資信託で運用しなくても、済んでしまいます。
自分で国債を購入し、時折発行される格付けの高い社債(といっても100万程度の最低購入金額になってしまいますが)をたまに購入するのであれば、個人版、「DLIBJ公社債オープン」ができてしまいますので、管理人であれば、そちらの選択肢を選びます。
●DLIBJ公社債オープンの購入先
DLIBJ公社債オープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社
楽天証券、ジョインベスト証券、イーバンク銀行、 SBI証券 (他社では手数料がかかります。)
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