預託証券(DR)

預託証券(Depositary Receipt (DR)、預託証書)とは、企業が自国以外の他の株式市場で発行する、株式の代替となる証券をさします。

低コストかつ、受け渡しをスムーズに行うために、元となる株式は自国にて保管しておき、流通させる株式市場の現地の預託銀行が、その株式を裏付けとして預託証券を発行する仕組みです。

そのため預託証券は厳密には株式ではありませんが、権利や信用度は株式と同等と考えて問題ありません。 (配当も株式同様にもらえます)

特に中国やブラジルなどの新興国では、株式に関する規制や制度がある場合が多いです。そのため、海外からの直接の株式投資が難しい新興国株式ファンドが、預託証券により実質的に新興国の株式に投資することもあります。

発行される市場によって、米国預託証券(ADR)、日本預託証券(JDR)、グローバル預託証券(GDR)、欧州預託証券(EDR)、ドイツ無記名証券(GBC)等と呼ばれます。

実際に預託証券を投資対象としているファンドには、たとえば損保ジャパン拡大中国株投信三井住友・ロシア株式オープンがあります。

(2015年6月1日)


 


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