ドイチェ・ユーロスター・オープン・・・運用成績が悪すぎてダメ

ドイチェ・ユーロスター・オープンは、MSCIヨーロッパ参考指数とするヨーロッパ株式アクティブファンドです。1997年5月30日に設定されました。

ドイチェ・ユーロスター・オープン


MSCIヨーロッパに採用されている、イギリスを含む欧州各国の成長性のある企業の株式へ投資する」ことで、参考指数を上回るリターンを上げることをめざしていますが、肝心のリターンは参考指数にはるかに劣るダメファンドです。投資価値はありません。

(2016年7月2日)


 


ドイチェ・ユーロスター・オープンの基本的特徴

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.50%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(5月29日)
・資産配分比率: ヨーロッパ株式計63銘柄に投資(2016年5月31日時点)

組入上位10業種の構成比率は以下の通りです。

ドイチェ・ユーロスター・オープン 国別、通貨別、業種別構成比率


組入上位10銘柄は以下の通りです。

ドイチェ・ユーロスター・オープン 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用: ドイチェ・アセット・マネジメント
・為替ヘッジ:なし


ドイチェ・ユーロスター・オープン、管理人の感想と評価

参考指数をはるかに下回るリターンしか出せていないダメアクティブファンド

アクティブファンドとして最も大切な部分、肝心のリターンが参考指数をはるかに下回っているダメファンドです。

下記がドイチェ・ユーロスター・オープンの設定来(1997年5月~2016年5月)の、本ファンドのリターンと参考指数であるMSCIヨーロッパ(緑色)との比較です。

ドイチェ・ユーロスター・オープン 設定来の参考指数とのリターン比較


ご覧の通り、参考指数にファンドのリターンは大負けしています。アクティブファンドの存在価値は一にも二にもベンチマークや参考指数を上回るリターンを出すことです。そうでなければ、わざわざインデックスファンドより高い信託報酬を払う必要などありません。

しかも上のグラフは、「分配金に全く税金がかからないという」ありえない好条件でも黄色のリターンにとどまりますから話になりません。

また、参考指数であるMSCIヨーロッパは配当抜き指数ですので、正確には配当込みのMSCIヨーロッパと比較する必要があります。ファンドの参考指数とのリターン差はますます広がり、投資価値のないファンドであることがわかります。


高コストすぎて投資の検討対象外です

ヨーロッパ株式ファンドとして、信託報酬が年1.50%(税抜)という時点で高コストすぎ、投資対象から外れます。投資信託選びでは、信託報酬が1%を超えた時点で、そのようなファンドは全て検討から外してしまって構いません。

さらに、運用報告書記載の費用明細は以下の通りです。実質コスト年1.966%(税込)と超高コストファンドです。実際、この高コストさがリターンの悪さに直結しており、自らのコストが重くのしかかっているのがよく分かる事例です。

ドイチェ・ユーロスター・オープン 運用報告書記載の費用明細


純資産総額も過去は約550億円あったものが今では約17.6億円に激減しており、繰上償還が懸念されるレベルです。低リターン、高コストのダメファンドに価値は全くありません。


ヨーロッパに限定せず、幅広い分散投資が基本

ヨーロッパ株式ファンドを探している場合は、(本ファンドとベンチマークは異なりますが)信託報酬が年0.57%と低いi-mizuho 欧州株式インデックスが有力候補の一つになります。

ただし、投資の基本は徹底的な分散と低コストです。アセットアロケーションの先進国株式部分は、ヨーロッパに限らず先進国株式全体に幅広く投資できる、

たわらノーロード 先進国株式(信託報酬0.225%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.24%)

をメインとするべきです。


ドイチェ・ユーロスター・オープンの購入先

ドイチェ・ユーロスター・オープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券

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管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)



 


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