ニッセイ/パトナム・グローバルバランスオープン(標準型)【愛称:ゆめ計画50】の評価・・・夢も何もないぞ、こんな体たらくファンドは

ニッセイ/パトナム・グローバルバランスオープン(標準型)【愛称:ゆめ計画50】は、日本株式、先進国株式、日本債券、先進国債券、短期金融資産の4つの資産クラスのマザーファンドに、ファミリーファンド形式で投資するバランス型アクティブファンドです。2000年1月14日に設定されました。




各マザーファンドの基本配分比率比重の合成指数(配当抜き)を参考指数としていますが、設定来のリターンは、配当が含まれていない参考指数にさえ惨敗しており、投資価値は全くありません。信託報酬が年1.30%と高いこともあり、ダメ押しで無価値のアクティブファンドです。

(2016年11月27日)



 


ニッセイ/パトナム・グローバルバランスオープン(標準型)の基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.30%(税抜)
信託財産留保額:なし
資産配分比率:基本組入比率と配分比率は以下の通りです。(2016年10月末時点)

短期金融資産除く4つの各マザーファンドは、全てアクティブファンドです。株式比率は50%となっており、株式比率30%の債券重視型(愛称:ゆめ計画30)、株式比率70%の株式重視型(愛称:ゆめ計画70)のちょうど中間の株式比率です。

基本配分比率

組入資産(マザーファンド) マザーファンドのベンチマーク   組入比率 基本組入比率
 国内株式  TOPIX  30.3%  30%
 国内債券  NOMURA-BPI総合  34.9%  35%
 先進国株式  MSCI コクサイ・インデックス  19.8%  20%
 先進国債券  シティ世界国債インデックス(除く日本)  10.0%  10%
 短期金融資産  無担保コール翌日物 5.0% 5%


決算:年1回(12月20日)。設定来の分配金は0円です。
償還日:無期限
運用会社:ニッセイアセットマネジメント
為替ヘッジ:なし



ニッセイ/パトナム・グローバルバランスオープン(標準型)・管理人の感想や評価

配当抜きの参考指数に大負けしているダメアクティブファンド

ニッセイ/パトナム・グローバルバランスオープン(標準型)の設定来のリターンは、参考指数をはるかに下回るダメアクティブファンドです。 以下が、設定来の本ファンドのリターンと、参考指数との比較です。

ニッセイ/パトナム・グローバルバランスオープン(標準型)【愛称:ゆめ計画50】 設定来のファンドのリターンと参考指数との比較


設定来の参考指数(オレンジ線)の騰落率+42.0%に対し、ファンドのリターン(緑線)はわずか+19.9%しかなく、参考指数に大負けしています。

アクティブファンドは、ベンチマークや参考指数を上回るリターンを上げてこそ存在価値があり、リターンが悪いアクティブファンドであれば、ずっと低コストのインデックスファンドを購入すればよい話です。

しかも本ファンドの参考指数は、株式部分(TOPIXとMSCI コクサイ・インデックス)の配当をカウントしていません。配当を全て含んで成績を表示している本ファンドはそこを誤魔化しているようなものです。

で、その配当部分を「ちょろまかした」指数に大敗しているのですから、本ファンドは目も当てられないくらいの酷い成績だというのが実態です。

投資している各マザーファンドの運用方針は、「アナリストチームが徹底した企業調査・分析に基づき、組入候補銘柄を厳選」 とか「グローバルな視点に立った企業調査分析・投資環境分析を徹底」等もっともらしいことが書かれていますが、全くの無駄ですね。

何の銘柄選択も考えずにインデックスファンドに投資していた方が、よほどリターンが高かったことになります。

このような超絶にダメなアクティブファンドが、JPM中小型株・アクティブ・オープンフィデリティ・グローバル・ファンド等と共に、昔から確定拠出年金に組み込まれて販売されています。実に困った事です。


同じ株式比率50%の低コストインデックスファンドは数多くあります

本ファンドと全く同一資産配分のインデックス型のバランスファンドはありませんが、株式と債券比率が50:50のインデックスファンドとしては、同じニッセイアセットの運用する<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)(信託報酬0.34%)が有力候補です。

また、新興国も含めた以下のバランスファンドもあります。

・新興国株式、債券含む世界経済インデックスファンド(信託報酬0.50%)
・同じく、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(信託報酬0.69%)
・新興国株式、債券に加え、リートも含むSMT インデックスバランス・オープン(信託報酬0.50%)


ご自身にふさわしい資産配分を実現するためのコアのバランスファンドとして利用する場合、本ファンドのようなリターンが悪くコストの高いファンドではなく、上記のような低コストのバランスファンドを選ぶべきです。



他に債券重視型(愛称:ゆめ計画30)と株式重視型(愛称:ゆめ計画70)も有り

ニッセイ/パトナム・グローバルバランスオープンのラインナップは、上記までに開設した標準型(ゆめ計画50)の他に、株式比率30%の債券重視型(愛称:ゆめ計画30)と、株式比率70%の株式重視型(愛称:ゆめ計画70)の2つが有ります。

しかしその2つについても、標準型同様に参考指数に大負けしており、全く投資価値の無いファンドになっています。「ゆめ計画」という名前と裏腹に夢など全く無いような本ファンドは、買ってはなりません。

●債券重視型(愛称:ゆめ計画30)の基準価額とベンチマークの差異

債券重視型(愛称:ゆめ計画30)の基準価額とベンチマークの差異


●株式重視型(愛称:ゆめ計画70)の基準価額とベンチマークの差異

株式重視型(愛称:ゆめ計画70)の基準価額とベンチマークの差異


また、債券重視型で信託報酬は税抜きで1.1%、株式重視型で1.5%となっており、こんなに成績の悪いファンドにかようにも高いコストを支払うのも、到底納得できない事です。このようなファンドを保有していたら、ただちに低コストのものに切り替えるべきでしょう。



ニッセイ/パトナム・グローバルバランスオープン(標準型)の購入先

ニッセイ/パトナム・グローバルバランスオープン(標準型)【愛称:ゆめ計画50】は、以下の証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)


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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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