ドバイ・アブダビ株ファンドの評価・解説

ドバイ・アブダビ株ファンドは、UAE(アラブ首長国連邦)の上場株式や世界各国のUAE関連企業に投資するUAE株式アクティブファンドです。

参考指数として、ドバイ金融市場総合指数とアブダビADX ジェネラル指数の2つを設定している珍しい投資信託です。運用の良し悪しを判断しようがない欠陥ファンドです。

(2015年9月23日更新)



ドバイ・アブダビ株ファンドの特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.46%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年4回(2月14日、5月14日、8月14日、11月14日)
・資産配分比率:23銘柄に投資(2015年8月31日時点)

上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。銀行比率が約32%を占めています。

ドバイ・アブダビ株ファンド 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:2021年2月15日
・運用: キャピタル アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし

 

ドバイ・アブダビ株ファンド・管理人の感想

ノーロードで、UAE単一国の株式に投資できる珍しい投資信託です。

UAE(アラブ首長国連邦)は、新興国どころかフロンティア諸国に所属している国です。アラブ圏では裕福な国ですが、まだまだこれからの国なので、UAE株式銘柄のみに投資する当ファンドのリスクは非常に高くなり、十分注意が必要です。

投資銘柄はわずか23銘柄と少なく分散が不十分であることも気になります。参考指数が2つあって評価のしようがないこともありますが、一番の問題は信託報酬が1.47%と高いばかりでなく、驚くべき実質コストの高さです。以下が、本ファンドの運用報告書記載の費用明細です。

ドバイ・アブダビ株ファンド の1万口あたりの費用明細


これよりドバイ・アブダビ株ファンドの実質コストは、信託報酬1.47%(税抜)×(251円/131円)=約2.82%(税抜)と、超高コストであることがわかります。

信託報酬と同額に近い売買手数料や保管費用がそれぞれかかり、結果として信託報酬の約2倍の実質コストがかかっています。

これら全てを、投資家が負担しています。常識で考えて、とても資産形成に利用する金融商品でないことがわかります。というか、こんなに隠れた費用がかかるなんて、・・・詐欺まがいだと表現しても、し過ぎではないですね。

こんな超高コストファンドに投資しなくても、UAEを含む新興国株式全体をカバーしている低コストのeMAXIS 新興国株式インデックスや、野村インデックスファンド・新興国株式(愛称:Funds-i新興国株式)等に投資したほうがずっと低コストかつ幅広い分散投資が可能です。

アセットアロケーション新興国株式クラスへの投資は、リスクを抑えるためにもできるだけ低コストで幅広い分散を心掛けるべきでしょう。

ドバイが大好きで、理屈など抜きにこういうファンドが欲しかった、という人以外はお勧めできない投資信託です。



 


ドバイ・アブダビ株ファンドの購入先

ドバイ・アブダビ株ファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


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