EXE-i グローバル中小型株式ファンド・低コストで全世界の中小型株に投資

EXE-i グローバル中小型株式ファンドは、FTSE グローバル スモール・キャップ インデックス(円換算ベース)を参考指標とし、日本も含む先進国、新興国全体の中小型株式市場の値動きと同等の投資成果をめざす、全世界中小型株式パッシブファンドです。

2013年4月より、EXE-iシリーズの1つとしてEXE-i 先進国株式ファンドEXE-i 新興国株式ファンド等と共に運用が開始されたファンドです。

EXE-i グローバル中小型株式ファンド


中小型株を含む全世界株式に投資できるインデックスファンドはいくつか登場していますが、中小型株式だけに投資できるファンドは未だになく、それで信託報酬が0.31%(税抜)ほどのかなりの低コストを実現していることが大変評価できます。


(2018年5月13日更新)・・・以降、気が付いたら本ページを更新しますが、最新情報を確認したいという人がおられたら、管理人までお知らせください。更新作業を致します。



 


EXE-i グローバル中小型株式ファンドの基本的な情報

このファンドの基本情報など

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.312%程度(税抜・運用管理費用も含む)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(5月12日)。設定来一度も分配金を出さず、効率的に運用されています。
償還日:無期限
運用:SBIアセットマネジメント
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

以下の2つの海外ETFに分散投資する、ファンド・オブ・ファンズ方式の投資信託になります。投資比率も以下の通りです。(2018年4月27日時点)

海外ETF 投資対象 ETFのベンチマーク 組入比率 基本組入比率
シュワブ U.S.スモールキャップ ETF 米国中小型株式 ダウ・ジョーンズ米国スモールキャップ トータル ストック マーケット インデックス 60.28% 60%
バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF 日本を含む先進国中小型株式(米国除く) FTSEグローバル・スモールキャ ップ(除く米国)インデックス 39.72%  40%


上記の2つのETFに投資した結果として、ポートフォリオは次のような状態になります。

EXE-i グローバル中小型株式ファンドのポートフォリオ



EXE-i グローバル中小型株式ファンド、管理人の感想

全世界の中小型株に投資できるインデックスファンドの存在自体が画期的

EXE-i グローバル中小型株式ファンド1本で、日本を含む世界の中小型株全体に低コストで幅広く投資できます。国内で購入できる中型株、小型株に幅広く投資したいと思っても、本ファンド登場前は、高コストのアクティブファンドしかなく、投資対象も偏っているものしかありませんでした。

消去法的に海外ETFを利用するしか方法がありませんでしたが、海外ETFに投資する場合は、買付手数料が高いため、コスト負けしないよう、100万円以上などまとまった金額で購入する必要がありました。

EXE-i グローバル中小型株式ファンドは、2つの海外ETF自体の信託報酬0.082%に、運用管理費用を合計してもトータルのコストを0.312%程度に抑えており、低コストで全世界の中小型株式に幅広く投資できることが大いに評価できます。

通常のインデックスファンドのベンチマークは時価総額比率で各銘柄に投資するため、どうしても時価総額の小さな中型株、小型株の組み入れ比率は小さくなります。

大型株式よりも中小型株の方が長期的には「リスクが高い分、リターンも高い」という「小型株効果」があると言われており、アセットアロケーションの一部に本ファンドを組み入れることで、真の国際分散投資が実現できます。

なお、参考指標が2015年1月まではMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス・スモールキャップでしたが、2015年2月からはFTSE グローバル スモール・キャップ インデックスに変更となっています。

(ここではインデックスファンドと記述していますが、正確にはパッシブファンドと言ったほうが良いでしょう。ただし一般の投資家にとってはどちらの表現でも大差ありません。)


年々コストが下がり、実質コストにも満足できる水準

ところでEXE-i グローバル中小型株式ファンドは、2013年に登場した当初の信託報酬は0.503%でした。それがETFの入れ替えやETF自体の信託報酬の低廉化によって、今では0.312%程度と、驚くべき安さになっています。

実質コストについても、2016年5月13日~2017年5月12日の間の1万口当たりの費用明細をチェックすると、以下の通り0.285%プラスETFの信託報酬0.082%で、合計でで0.33%になり、非常に高く評価できると思います。

EXE-i グローバル中小型株式ファンドの実質コスト


いくら小型株効果が期待できると言っても、信託報酬で1%とか2%程度の高額なコストを支払ってしまっては手元に残るリターンなど非常に少なくなり、意味が無くなってしまいます。

従って、EXE-i グローバル中小型株式ファンドのように、十分にコストに注意が払われたファンドを買うのは意義のある事で、ご自身のアセットアロケーションに本ファンドを組み入れて、リターンの向上を狙うのも良い事だと思います。


参考指標との乖離がやや気になります

上記まで、主としてコストの面からメリットを記してきましたが、本ファンドには若干気になる点も有ります。それは参考指標とファンドの基準価額がやや大きく乖離する問題です。

以下、2013年から2018年までの約5年間の乖離状況を記したものです。設定来で6.5%もの下方乖離を起こしており、明らかにこれは大きすぎる数字です。

しかも参考指数には配当が含まれていないのに対して、ファンドにはそれが含まれています。この状況では、通常のインデックスファンドの場合、運用目標を上回る結果になるのが普通なので、やはりこの乖離はかなり気になりますね。

EXE-i グローバル中小型株式ファンドの参考指数とのリターン比較


また、この3年間で見た場合の乖離幅は0.55%と小さく、一方で1年では1.12%と再び少し乖離が大きくなるなど、この値動きは正直謎です。

参考指標に対して運用成績が下振れするだけでなく上振れする事もあると思われ、このように安定していないように見えるものに資金を投じることを「心地よく思わない」という性格の人がいらっしゃったら、投資を見送りにすると言う選択もありうるでしょう。

本ファンド以外にも中小型株に投資できるインデックスファンドは、以下のようなものがあります。しかしこれらも皆、海外ETFに対してファンドオブファンズ形式で投資するスタイルであり、同様に乖離の問題が出てくる可能性が大きいです。

EXE-iつみたてグローバル(中小型含む)株式ファンド
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))


インデックス投資家にとっては悩ましい問題であり、乖離に目を瞑って「エイヤ!」と投資する人と、乖離を問題視して投資を見送るか、投資したとしてもごく少量にする人の、2通りの人に分かれるものと思われます。

中小型株に関しては他に選択肢がない以上、これは少々、やむを得ないかなと思います。

ただし、マニアックな投資家以外については、乖離問題のようなところに頭を突っ込んで余計な混乱をする方がデメリットだと思いますので、あまり気にしなくても構いません。



EXE-i グローバル中小型株式ファンドの購入先

EXE-i グローバル中小型株式ファンドは、以下でノーロードで購入できます。

楽天証券SBI証券SMBC日興証券、その他に地方銀行や証券会社など複数


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