フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンはリターンが悪化

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンは、MSCI チャイナ・インデックス(税引前配当金込)をベンチマークとする中国株式アクティブファンドです。2004年10月20日に設定されました。

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン
(「凄いじゃろ」と呟いてますが、今現在は凄くありません・・・涙)


主に中国・香港の取引所に上場している中国の企業およびその活動の大半が中国で行なわれている中国以外の企業の株式」を投資対象としています。

変化の激しい市場環境を持つ中国で力強い成長を遂げられる、健全なファンダメンタルズと魅力的なバ リュエーションを持つ企業に注目する」運用方針を取ることで、長期的にベンチマークを上回るリターンを上げることを目的としています。

アクティブファンドとして肝心のリターンは、(設定来のリターンこそ配当込みベンチマークを上回っていますが)、過去6ヵ月、1年、3年のいずれとも同ベンチマークに負けている残念なファンドです。


(2018年7月10日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンの概要

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率1.75%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年1回(10月31日)。設定来、分配金を出さず、効率的に運用されています。
償還日:無期限
運用会社:フィデリティ投信
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

中国株式計84銘柄に投資(2018年5月31日時点)。市場別組入比率や組入上位5業種の構成比率はそれぞれ以下の通りです。

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 市場別組入比率や組入上位5業種の構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 組入上位10銘柄の構成比率


「フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン・マザーファンド」にファミリーファンド形式で投資しています。

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン ファミリーファンド方式構造



フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン、管理人の感想と評価

ここ3年はベンチマークに負け続けている残念なアクティブファンド

以下が、設定来のリターンとベンチマークの騰落率との比較です。配当込みの指数をきちんと「ベンチマーク」と明言している点は非常に誠実さを感じます。

そして、設定来(2004年10月~)の本ファンドのリターン(青線)は、配当込みベンチマーク(赤破線)であるMSCI チャイナ・インデックス(税引前配当金込)を上回っています。

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 設定来のベンチマークとのリターン比較


しかしながら、過去1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年、3年とも、上の表にあるようにいずれもベンチマークに劣るリターンしか出せていません。

アクティブファンドの存在価値は、なんといってもベンチマークを上回るリターンを上げること一点です。その意味では、以前は存在価値のあるアクティブファンドでしたが、今はリターンの残念なアクティブファンドとなっています

「過去のリターンがベンチマークより良かったからと言って、その後のリターンとは無関係」と言われる、まさにその「好例」となってしまいました。


実質コストが約年2.2%(税込)もかかる超高コストファンド

また、ほとんどの新興国株式アクティブファンド同様、高コストであることが問題です。信託報酬が年1.75%(税抜)とただでさえ高い上に、以下の運用報告書記載の費用明細にもあるように、実質コストは約年2.2%(税込)もかかっています。

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 運用報告書記載の費用明細


いくら過去のリターンが優秀でも、ここまで毎年コストをかけてまで今後も勝てるかどうかは分かりません。今後のリターンの優劣とは無関係です。

ましてや、毎年のコストが年2.2%もかかるようでは、例えばファンドを10年保有するだけで、資産の22%がコストで失われます。資産形成のコアとしては利用できないことがお分かりいただけるかと思います


投資は徹底的な分散投資と低コストが基本

アセットアロケーションの新興国株式部分は、お勧めのインデックスファンドにあるような 新興国株式インデックスファンドをメインとすることで、当ファンドよりもはるかに低コストで、中国に限らず新興国株式市場全体に幅広く投資できます。

本ファンドのようなアクティブファンドは、どうしても欲しい場合もアクセントとして少額を保有するのが無難でしょう。



フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンの購入先

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンは、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券松井証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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