フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンはコンスタントに良い成績

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンは、MSCI チャイナ・インデックス(税引前配当金込)をベンチマークとする中国株式アクティブファンドです。2004年10月20日に設定されました。

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン


主に中国・香港の取引所に上場している中国の企業およびその活動の大半が中国で行なわれている中国以外の企業の株式」に投資を行ない、長期的にベンチマークを上回るリターンを上げることを目的としています。

信託報酬は年1.75%と高コストですが、設定来のリターンは配当込みのベンチマークをきっちり上回っている存在価値のあるアクティブファンドです。

(2016年7月8日)


 


フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンの特徴や基本情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.75%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(10月31日)。設定来、分配金を出さず、効率的に運用されています。
・資産配分比率:中国株式85銘柄に投資(2016年4月28日時点)

中国の市場別組入比率は以下の通りです。

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 中国の市場別組入比率


組入上位5業種の構成比率は以下の通りです。
フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 組入上位5業種の構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用会社:フィデリティ投信
・為替ヘッジ:なし


フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン、管理人の感想と評価

配当込みベンチマークを上回る優秀なアクティブファンド

設定来のリターンは、配当込みベンチマークであるMSCI チャイナ・インデックス(税引前配当金込)を上回っています。以下が、設定来(2004年10月~)のリターンとベンチマークの騰落率との比較です。
フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 設定来のベンチマークとのリターン比較


赤破線のベンチマークの騰落率(+225.34%)を、青線の本ファンドのリターン(+286.65%)が大きく上回っています。アクティブファンドの存在価値は、なんといってもベンチマークを上回るリターンを上げること一点です。

配当込みのベンチマークをきちんと「ベンチマーク」と明言しており、その意味では存在価値のあるアクティブファンドの一つと言えます。


実質コストが年2.26%(税込)もかかる超高コストファンド

ただ、ほとんどの新興国株式アクティブファンド同様、高コストであることが問題です。信託報酬が年1.75%(税抜)とただでさえ高いのに、以下の運用報告書記載の費用明細にもあるように、実質コストは約年2.26%(税込)もかかっています。

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープン 運用報告書記載の費用明細


いくら過去のリターンが優秀でも、ここまで毎年コストをかけてまで今後も勝てるかどうかは分かりません。今後のリターンの優劣とは無関係です。

ましてや、毎年のコストが年2.26%もかかるようでは、例えばファンドを10年保有するだけで、資産の23%近くがコストで失われます。資産形成のコアとしては利用できないことがお分かりいただけるかと思います

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンのコスト


投資は徹底的な分散投資と低コストが基本

新興国株式インデックスファンドであれば、今ではたわらノーロード 新興国株式(信託報酬0.495%)があり、当ファンドよりもはるかに低コストで、中国に限らず新興国株式市場全体に幅広く投資できます。

アセットアロケーションの新興国株式部分は、お勧めのインデックスファンドにあるようなインデックスファンドをメインとし、本ファンドのようなアクティブファンドは、欲しい場合もアクセントとして少額を保有するのが無難でしょう。


フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンの購入先

フィデリティ・チャイナ・フォーカス・オープンは、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 

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