フィデリティ・グローバル・ファンド・・・目標の成績に遠く及ばず

フィデリティ・グローバル・ファンドは、MSCI ワールド・インデックス(税引前配当金込)をベンチマークとし、「日本を含む世界各国の株式市場から優良銘柄を厳選し、分散投資を行なう」、全世界株式アクティブファンドです。1997年12月1日より運用が始まりました。

ベンチマークは日本含む先進国株式指数ですが、新興国であるインドの銘柄も組み入れており、長期的にベンチマークを上回る運用成果をあげることを目標としています。

フィデリティ・グローバル・ファンド


しかしながら肝心のファンドのリターンはベンチマークに大敗している、典型的なダメアクティブファンドです。信託報酬が年1.73%(税抜)と超高コストでもあり、投資価値は全くありません

(2016年11月26日)


 


フィデリティ・グローバル・ファンドの基本的情報

購入単位:販売会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.73%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(11月30日)。
資産配分比率: 世界の株式計93銘柄に投資(2016年9月30日時点)

上位5ヶ国の国別構成比率、組入上位5業種の構成比率は、それぞれ以下の通りです。

フィデリティ・グローバル・ファンド 上位5ヶ国の国別構成比率、組入上位5業種の構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

フィデリティ・グローバル・ファンド 組入上位10銘柄の構成比率


償還日:無期限
運用:フィデリティ投信
為替ヘッジ:なし



フィデリティ・グローバル・ファンドの評価は?

ベンチマークに大敗しているダメアクティブファンド

本ファンドの目論見書には「個別企業分析にあたっては、日本および世界の主要拠点のアナリストによる企業調査結果を活かし、現地のポートフォリオ・マネージャーによる「ボトム・アップ・アプローチ」を重視した運用を行なう」と言った、たいそうなことが書かれています。

しかし肝心の設定来のリターンは、ベンチマークであるMSCI ワールド・インデックス(税引前配当金込)をはるかに下回る、運用下手なダメアクティブファンドです。

以下が、設定来のフィデリティ・グローバル・ファンドのリターンと、ベンチマークとの比較です。一瞬、何かを見間違えたのかと錯覚しました。

フィデリティ・グローバル・ファンド 設定来のリターンとベンチマークの騰落率との比較


設定来のベンチマークの騰落率は+131.21%(赤破線)であるのに対し、対し、ファンドのリターンはわずか+73.33%(青線)と、ベンチマークを大きく下回るリターンしか出せていません。

設定来だけでなく、過去1年でも過去3年のいずれも、ファンドのリターンはベンチマークに劣っています。アクティブファンドの存在価値は、ベンチマークを上回るリターンを上げて初めて認められるものですから、このファンドは全く無価値です。

本ファンドのように、信託報酬が年1.73%とぼったくりレベルな割りに、リターンがベンチマークに大きく負け続けるファンドに投資する必要はありません。

MSCI ワールド・インデックスをベンチマークとするインデックスファンドはありませんが、類似するものとして以下のような、はるかに低コストのファンドが買える時代です。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(除く日本)をベンチマークとする三井住友・DC全海外株式インデックスファンド(信託報酬0.25%)

MSCIコクサイ・インデックス(配当込み)をベンチマークとする<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.20%)


アセットアロケーションを決めた後の外国株式部分は、お勧めのインデックスファンドの中の先進国株式ファンドをメインにするのが基本です。



フィデリティ・グローバル・ファンドの購入先

フィデリティ・グローバル・ファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券

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