フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり)はダメ投信

フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり)は、米国のREIT指数の1つである、FTSE NAREIT Equity REITs インデックス(税引前配当金込/円ヘッジ指数)をベンチマークとする、為替ヘッジ付の米国REITアクティブファンドです。

フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり)


ファンドの配当利回りがベンチマーク以上になることをめざして運用を行う」と目論見書に記載しているその時点で、意味不明な方針のファンドです。

アクティブファンドであれば、当然、(配当も含む)トータルリターンがベンチマーク以上になることをめざすべきで、運用会社も何をすべきか分かっていないことがよくわかります。

高コストかつ非効率な毎月分配型ファンドであり、肝心のリターンも、一貫してベンチマークを下回っています。

マザーファンド
が同一で為替ヘッジをかけていないフィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)同様、アクティブファンドとして投資価値は全くありません。

(2016年4月27日更新)


 

フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり)概要

・購入単位:1万円以上1円単位
・信託報酬:年率1.40%(税抜)
・信託財産留保額:0.3%
・決算:毎月15日。毎月60円の分配金を吐き出して基準価額を削り続けています。
・資産配分比率: 米国リート59銘柄に投資(2016年2月29日時点)

組入業種別の構成比率は以下の通りです。

フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり) 組入業種別構成比率


組入上位10銘柄は以下の通りです。

フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり) 組入上位10銘柄の構成比率

配当利回りは年4.01%です。

・償還日:無期限
・運用:フィデリティ投信株式会社
・為替ヘッジ:あり



フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり)、管理人の感想と評価

米国リートファンドとして高すぎる信託報酬

アメリカのリート(不動産投資信託)に投資するファンドとして、信託報酬1.40%(税抜)は高すぎます。

本ファンドと同じ米国リートファンドであれば、今では(ベンチマークは違いますが)ずっと低コストの、SMT 米国REITインデックス・オープン(信託報酬0.55%)が購入できます。

フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり)のコストが時代遅れの高さであり、投資価値はありません。

ベンチマークを下回る情けないリターンのアクティブファンド

アクティブファンドとして肝心のリターンが、以下のようにベンチマークを常に下回っています。運用成績が悪すぎて、投資価値は全くありません。

フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり) 基準価額とベンチマークの推移


(赤線のベンチマークに負けている)太い青色の線は、普通分配時の税金がゼロと仮定した、ありえないほど都合の良い場合のリターンです。税金が取られる分、実際のリターンはこの青色の線よりも下がります。

毎月分配の分配金は利益とは基本的に無関係で、ただの元本の取り崩しです。分配金再投資は、その際の税金分が損なだけで、複利効果も何も全くありません。(もっとも、複利効果など期待して買っているわけではないでしょうが)

アセットアロケーションの外国リート部分に、為替ヘッジ付で投資する場合、日本を除く先進国のリートに幅広く投資できる、野村インデックスファンド・外国REIT・為替ヘッジ型(Funds-i 外国REIT・為替ヘッジ型)(信託報酬0.55%)という選択肢があります。

⇒参考:アセットアロケーションに為替ヘッジ付きの投資信託を入れるのはアリ?


非効率な毎月分配型ファンドなどに騙されず、できるだけ低コストかつ幅広い投資対象のファンドを選ぶのが投資の基本です。


フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジあり)購入先

フィデリティ・USリート・ファンドA(為替ヘッジなし)は、スルガ銀行(インターネットまたはテレホンバンキング)でのみノーロードで購入できます。

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。



 


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