全く大したことはない、フィデリティ・米国優良株・ファンド

フィデリティ・米国優良株・ファンドは、S&P500(税引前配当金込)をベンチマークとする米国株式アクティブファンドです。1998年4月1日より運用が始まりました。

「個別企業分析により、国際的な優良企業や将来の優良企業に投資を行なう」ことで長期的にベンチマークを上回るリターンをあげることを目標としています。

フィデリティ・米国優良株・ファンド


しかし、アクティブファンドとして肝心のファンドのリターンは、ベンチマークに大敗している、典型的なダメファンドです。信託報酬が年1.53%(税抜)と超高コストでもあることと合わせ、投資価値は全くありません

(2016年12月3日)


 


フィデリティ・米国優良株・ファンドの基本的情報

購入単位:販売会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.53%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(11月30日)。設定来の分配金はゼロに抑えられています。
資産配分比率: 米国株式計81銘柄に投資(2016年9月30日時点)

組入上位5業種の構成比率は以下の通りです。

フィデリティ・米国優良株・ファンド 組入上位5業種の構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

フィデリティ・米国優良株・ファンド 組入上位10銘柄の構成比率


償還日:無期限
運用:フィデリティ投信
為替ヘッジ:なし


フィデリティ・米国優良株・マザーファンドファミリーファンド方式で投資しています。

フィデリティ・米国優良株・ファンド ファミリーファンド方式構造



フィデリティ・米国優良株・ファンドの評価は?

ベンチマークに大敗していて成績が悪すぎるアクティブファンド

本ファンドの目論見書には「個別企業分析により、国際的な優良企業や将来の優良企業に投資を行う」、「米国および世界の主要拠点のアナリストによる企業調査結果を活かし、現地のポートフォリオ・マネージャーによる「ボトム・アップ・アプローチ」を重視した運用を行ないます。」と言った、いかにも優秀なファンドマネージャーがスマートに運用していそうことが書かれています。

しかし肝心の設定来のリターンは、ベンチマークであるS&P500(税引前配当金込)に大敗している、典型的なダメアクティブファンドです。

以下が、1998年4月(設定来)からの約18年6ヵ月のフィデリティ・米国優良株・ファンドのリターンと、ベンチマークとの比較です。

フィデリティ・米国優良株・ファンド 設定来のリターンとベンチマークとの比較


設定来のベンチマークの騰落率は+116.97%(赤破線)であるのに対し、対し、ファンドのリターンはわずか+58.23%(青線)と、ベンチマークを大きく下回るリターンしか出せていません。

設定来だけでなく、過去1年でも過去3年のいずれも、ファンドのリターンはベンチマークに大敗しています。過去1年でベンチマークに約4%、過去3年で約10%もベンチマークに負けており、逆に何をどうやるとここまでベンチマークに負けるのか首をひねりたくなります。

アクティブファンドの存在価値は、ベンチマークを上回るリターンを上げることただ1点です。ファンド名に入っている「優良」とは程遠い、無価値のファンドです。

しかも本ファンドの信託報酬は年1.53%とぼったくりレベルな高コストです。高い費用を払ってベンチマークにリターンが大きく負け続けるファンドに投資する必要はありません。


インデックスファンドにも当然大敗しているアクティブファンド

S&P500をベンチマークとする唯一のインデックスファンドi-mizuho 米国株式インデックスと本ファンドとのリターンを比較したものが以下となります。

フィデリティ・米国優良株・ファンドとi-mizuho 米国株式インデックスとの過去3年のリターン比較


過去3年のリターンは、本ファンドが+32.69%で、i-mizuho 米国株式インデックス(信託報酬0.57%)のリターン+39.53%に惨敗しており、情けない限りです。

であれば、本ファンドのような個別企業分析による選別投資などしなくても、ベンチマークであるS&P500構成比率に沿って機械的に投資するインデックスファンドの方が、よほど低コストでリターンも高いことになります。

フィデリティ投信は本ファンドだけでなく、フィデリティ・グローバル・ファンドのように、高コストにも関わらずベンチマークにリターンが大きく劣っているファンドを運用しており、決して手を出してはいけないダメファンドです。

アセットアロケーションを決めた後の外国株式部分には、本ファンドのような米国限定ではなく、お勧めのインデックスファンドの中にあるような先進国株式ファンドをメインにするのが基本です。



フィデリティ・米国優良株・ファンドの購入先

フィデリティ・米国優良株・ファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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