グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Aコース(為替ヘッジあり)(愛称:健太)の評価
グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Aコース(為替ヘッジあり)(愛称:健太)は、MSCIワールド・ヘルスケア・インデックス(税引後配当込、為替ヘッジ)を参考指数とし、日本を含む先進国のヘルスケア・バイオ関連企業の中で、ファンダメンタルズが健全と考えられる株式に投資する、為替ヘッジ付の先進国株式アクティブファンドです。
グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド(愛称:健次) や、グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Bコース(為替ヘッジなし)(愛称:健太)と同じ「グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープンマザーファンド」にファミリーファンド形式で投資しているため、信託報酬も投資対象は3ファンドとも同一です。
グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Aコース(為替ヘッジあり)(愛称:健太)は、グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Bコース(為替ヘッジなし)(愛称:健太)に為替ヘッジをかけただけの違いです。
(2014年10月26日)
グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Aコース(為替ヘッジあり)(健太)の評価
・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より積立購入可能。・信託報酬:年率2.20%(税抜)
・信託財産留保額:0.3%
・決算: 年1回(7月27日)。毎年100円の分配金を出しています。
・資産配分比率:
国別構成比率は以下の通りです。(2014年9月30日時点)
投資国 | 比率 |
---|---|
アメリカ | 75.0% |
日本 | 5.5% |
イギリス | 4.1% |
アイルランド | 3.4% |
スイス | 2.1% |
ベルギー | 1.7% |
イスラエル | 1.5% |
フランス | 0.9% |
UAE | 0.7% |
その他 | 0.5% |
組入上位10銘柄と構成比率は以下の通りです。
銘柄 | 国 | 比率 |
---|---|---|
ブリストル・マイヤーズ スクイブ | アメリカ | 6.1% |
メルク | アメリカ | 5.1% |
アクタビス | アメリカ | 5.0% |
ギリアド・サイエンシズ | アメリカ | 4.6% |
イーライ・リリー | アメリカ | 4.4% |
リジェネロン・ファーマシューティカルズ | アメリカ | 4.2% |
アストラゼネカ | イギリス | 2.9% |
マッケソン | アメリカ | 2.8% |
ジョンソン&ジョンソン | アメリカ | 2.7% |
HCAホールディング | アメリカ | 2.5% |
・償還日:無期限
・運用:国際投信投資顧問
・為替ヘッジ:あり
グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Aコース(為替ヘッジあり)(健太)の感想
グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Bコース(為替ヘッジなし)(愛称:健太)の為替ヘッジ付ファンドで、信託報酬2.20%(税抜)の超高コストファンドです。
直近の運用報告書記載の費用明細は以下の通りです。
これより実質コストは、信託報酬2.20%×(608円/554円)=約2.41%と計算できます。超高コストのぼったくりファンドで、この段階で投資対象外です。
また、為替ヘッジ有無の違いを見るために、グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Bコース(為替ヘッジなし)(愛称:健太)との過去3年のリターンを比較したものが下の図です。
(分配金再投資。分配金には税金が一切かかっていないという仮設定です。)
グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Aコース(為替ヘッジあり)は、Bコース(為替ヘッジなし)よりも為替リスクを低減している分、リスクは低くなっていますが、ここのところの円安の恩恵は受けられず、リターンは為替ヘッジなしに劣っています。
ヘルスケア企業の株式のリターンが好調なため、本ファンドのリターンも良いですが参考指数には劣っており、魅力はありません。
同じ為替ヘッジ有でも、より幅広い投資対象に低コストで投資できる野村インデックスファンド・外国株式・為替ヘッジ型(信託報酬0.55%)を選ぶべきでしょう。
グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Aコース(為替ヘッジあり)(健太)の購入先
グローバル・ヘルスケア&バイオ・オープン Aコース(為替ヘッジあり)(健太)をノーロードで購入できる証券会社、銀行は以下の通りです。
SBI証券 、楽天証券 、マネックス証券 、カブドットコム証券、ソニー銀行
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管理人的には、 SBI証券 の利用が、コストを徹底的に抑えられるので、ベストだと思います。
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