政府機関債

政府機関債(政府関係機関債、Agency Bonds)とは、ソブリン債の一つで、(政府と密接な関係にある)政府金融機関が主に公共投資などの資金調達のために発行する債券です。

政府保証債の分類
債券  種類
ソブリン債 国債
政府機関債
国際機関債

政府機関債は、発行体である政府金融機関に代わって政府が元本保証をしている債券、あるいは実質的に元本保証をしている債券が多く、一般的には準国債的な性格と見なされます。

そのため、国債とほぼ同様の信用度があり、国債よりも少し利率が良い債券として、債券ファンドに組み入れられることがあります。

日米の政府機関債について下記に詳細を記載します。

(2016年8月15日)



 


日本の政府機関債

日本で発行される政府機関債は、以下のような公社や公庫、特殊会社(旧 公団)が主に財政融資のために発行しています。

・日本政策投資銀行
・日本政策金融公庫
・商工組合中央金庫
・住宅金融支援機構

日本の政府機関債は、政府保証のある政府保証債と、政府保証のない財投機関債の二つに大別されます。
(政府保証債は、NOMURA-BPI総合にも約3%含まれています。)

多くの政府機関債は主要な金融機関で10万円単位で購入できますが、個人向けの発売はほとんどありません。


アメリカの政府機関債

アメリカで発行される政府機関債は、エージェンシー債(Agency Bonds)と呼ばれ、以下のような政府系機関が事業資金確保のために発行しています。

・連邦住宅貸付銀行(FHLB)
・連邦住宅抵当金庫(FNMA、ファニー・メイ)
・連邦住宅貸付抵当会社(フレディマック)
・連邦農業信用銀行制度(FFCB)

米国の政府保証債は実質的に政府の元本保証ありと見なされていますが、ファニー・メイやフレディマックはサブプライム危機時の金融大混乱の原因の一つになった発行体でもあり、過度な信用はすべきではありません。

海外の政府機関債は例えばシティ世界BIG債券インデックスにも約5.7%程度入っています。


 


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