|
 |
 |
BRICs(ブリックス)に投資できるファンドは7本ありますが、通常、ノーロードで購入できるものはありません。JPM ブリックスFIVEポートフォリオ(SMA)と言うファンドがノーロードで購入できるものの、純資産が7億強しかなく、繰り上げ償還のリスクを考えると、実質的にはゼロと言ってよいでしょう。
ただ、その中にあって当ファンド、HSBC BRICsオープンおよびJPM・BRICS5・ファンド『愛称:ブリックス・ファイブ』の2本は、購入金額50万円以上であれば、ノーロードで購入できます。
条件付ではあるものの、数少ない貴重なBRICs(ブリックス)向けノーロード投資信託です。
●HSBC BRICsオープンの特徴・評価
JPM・BRICS5・ファンド『愛称:ブリックス・ファイブ』が、マザーファンドを通じてBRICS 5カ国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の株式等に投資するのに対し、当ファンドHSBC BRICsオープンは、ファンドオブファンズ方式で運用。BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の証券取引所に上場されている株式等、およびわが国の国債等に投資し、中長期的な投資信託財産の成長を図ります。
(07年12月29日時点)
・購入単位:1万円以上1円単位
・信託報酬:年率2.04%(税込み)
・信託財産留保額:0%
・分配金の取扱:
年1回1月に決算を行い、分配金は税金等控除後に再投資。
・資産配分比率(主要組み入れ国)
ロシア:28%
ブラジル:24%
インド:19%
中国:24%
業種別組み入れ比率では、石油・ガスが約3割と高く、次いで金融(16%)、素材(14%)、資本財(11%)となっています。
・償還日:無期限
・運用:HSBC投信
・為替ヘッジ:なし
・レーティング:なし
・運用成績・(下記表を参照ください)

赤線は基準価額の推移(左側の数字は基準価額、単位は円)、青い部分は総資産の推移(右側の数字は総資産額、単位は百万円です)
●管理人の感想
信託報酬がやや高く、2%を越しているのが気になります。BRICs(ブリックス)等、新興国市場に投資するファンドはどれもこの程度のかなり高めの信託報酬を取られてしまいますので、改善して欲しいですね。当サイトで紹介している別のBRICs(ブリックス)向けノーロード投資信託であるJPM・BRICS5・ファンド『愛称:ブリックス・ファイブ』のどちらを選ぶかは非常に悩ましいと思います。
参考までに、過去の指標の比較表を作って見ましたので、ご覧下さい。
| 比較項目 |
HSBC BRICs |
JPM・BRICS5 |
| 過去のリターン |
3年 |
−
|
− |
| 1年 |
42.0%
|
55.3%
|
| 半年 |
23.7%
|
23.8%
|
| 3ヶ月 |
11.8%
|
17.3%
|
| シグマ |
5年 |
−
|
− |
| 3年 |
−
|
−
|
| 1年 |
28.93
|
40.04
|
| シャープレシオ |
5年 |
−
|
−
|
| 3年 |
−
|
−
|
| 1年 |
1.37
|
1.37
|
| ベータ |
5年 |
−
|
− |
| 3年 |
−
|
−
|
| 1年 |
0.91
|
1.12
|
| アールスクエア |
5年 |
−
|
− |
| 3年 |
−
|
−
|
| 1年 |
29.22
|
28.27
|
それぞれのファンドを比較するとJPM・BRICS5のシグマ値が高く、ファンドの価格のブレが大きい、つまりリスクが大きい事が分かります。これはベータの値も大きい事からも裏づけられます。
アールスクエアについては、それぞれベンチマークを設定していないので、比較する意味はあまり無いようです。
気になる過去のリターンですが、投資信託は10年超の長期保有が前提ですので、今回比較したファンドはそれぞれ過去1年しか比較できませんから、これもあまり意味は無いでしょう。
信託報酬や純資産もあまり変わりありませんから、最終的には、現時点での安定度と言う観点からHSBC BRICsオープンを取るか、多少値動きは激しいものの、資源国・南アフリカをも組み入れたJPM・BRICS5を取るかが判断の分かれ目でしょう。
●HSBC BRICsオープンの購入先
HSBC BRICsオープンは、50万円以上の取引で マネックス証券にて唯一、ノーロードで購入できます。
|
|
|
|