HSBC インド オープンの評価・解説

HSBC インド オープンは、S&P/IFC Investable Indiaベンチマークとするインド株式アクティブファンドです。インド国内の株式だけでなく、インド国内の活動により収益を得ているインド国外の企業の株式も投資対象としています。

信託報酬2.0%(税抜)と超高コストかつ、ベンチマークを大きく下回るリターンしか出せておらず、全く投資価値はありません。

(2014年8月21日更新)



HSBC インド オープンの特徴・評価

・購入単位:1万円以上(積立は手数料有料)
・信託報酬:年率2.00%(税抜)
信託財産留保額: なし
・決算:年1回(11月29日)
・資産配分比率: インド株式55銘柄に投資(2014年6月30日時点)

業種別構成比率は以下です。

HSBC インド オープン 業種別構成比率


通貨別構成比は以下のように、インドルピー61.5%、米ドル38.3%、シンガポールドル0.2%となっています。(米国市場上場のADR銘柄にも投資しているため)
HSBC インド オープン 通貨別構成比率


また、組入上位10銘柄は以下の通りです。

HSBC インド オープン 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日: 無期限
・運用: HSBC投信株式会社
・為替ヘッジ:なし


 


HSBC インド オープン・管理人の感想

HSBC ブラジル オープン同様、超高コストで、ベンチマークを大きく下回る成績の、ダメなアクティブファンドの代表例です。全く投資価値はありません

まず、いまどき新興国株式アクティブファンドで信託報酬年2.00%は高すぎます。

現在は、インド株式だけでなく世界の新興国株式全体に、信託報酬0.4%~0.6%程度の低コストで投資できるEXE-i 新興国株式ファンドや、野村インデックスファンド・新興国株式(愛称:Funds-i新興国株式)等が、気軽にネット証券で購入可能です。

資産運用の基本である、低コストかつ分散投資の観点からも、新興国株式への投資は上記ファンドのようなインデックスファンドを選ぶべきです。

さらにHSBC インド オープンの(信託報酬以外のその他費用を合わせた)実質コストもバカ高いです。以下が運用報告書記載の1万口当たりの費用明細です。

 HSBC インド オープン 1万口あたりの費用明細


これより本ファンドの実質コストは、信託報酬2.00%×(339円/281円)=約3.2%(税引)となります。年間3.2%もの費用をかけて、さらにベンチマークを大きく下回るリターンが残せていないのですから、情けなさ過ぎてチビっちゃいそうです。

下記が、HSBC インド オープンの設定来の基準価額推移とベンチマークの比較です。

HSBC インド オープン 設定来の基準価額とベンチマーク推移


ベンチマークには配当落ち分が含まれていないので、実際にはベンチマークである「S&P/IFC Investable India(配当込)」と比較すべきと書こうとしましたが、そうするまでもなく、成績はベンチマークを大幅に下回っていることがわかります。

低コストインデックスシリーズ登場前は、新興国株式ファンドにはインデックスファンドはなく、HSBC インド オープンのような超高コストで成績の悪いアクティブファンドしかありませんでした。

今は上に記載したような、低コストの新興国株式インデックスファンドが購入できる環境です。ネット証券や主要証券会社ではさらに販売手数料が3.0%(税抜)かかります。(まさに泣きっ面に蜂ですね。)

HSBC インド オープンのような、情けないような投資信託は、無視するようにしましょう。



HSBC インド オープンの購入先

HSBC インド オープンをノーロードで購入できるのは、スルガ銀行(インターネット)のみです。主要ネット証券含め、通常は販売手数料が3.0%ほどかかります。

証券口座選びに迷ったら、管理人神推しの証券口座のページを参考にしてください。



 


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