HSBC メキシコ株式オープンの評価

HSBC メキシコ株式オープンは、メキシコ株式に投資するアクティブファンドです。2013年2月28日に運用が開始されました。

HSBC メキシコ株式オープン


ルクセンブルグ籍の米ドル建ての「HSBC グローバル・インベストメント・ファンド -メキシコ・エクイティ -クラスJC」(信託報酬0.60%)に、ファンドオブファンズ形式で投資しており、二重にかかる信託報酬合計は年1.95%(税抜)にもなる超高コストファンドです。

ベンチマークも参考指数も設定していない時点で、欠陥アクティブファンドです。

(2016年3月27日)



 


HSBC メキシコ株式オープンの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.95%(税抜)(=投資対象ファンドの信託報酬0.60%+運用管理費用1.35%)
信託財産留保額:0.5%
・決算:年1回(3月15日)。
・資産配分比率: メキシコ株式29銘柄に投資(2016年2月29日時点)


通貨別構成比率は、メキシコペソ75.9%、米ドル24.1%です。組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

HSBC メキシコ株式オープン 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:2018年2月27日
・運用:HSBC投信
・為替ヘッジ:なし



HSBC メキシコ株式オープンの感想と評価

なんでここまでコストをかけて、メキシコ単独に投資する必要があるのか?

まず、信託報酬が年1.95%(税抜)とびっくりの高コストファンドです。この段階で購入の必要は全くありません。今では、新興国株式全体の幅広い銘柄に、たわらノーロード 新興国株式にて信託報酬0.495%で投資できる時代です。

本ファンドに限らず、HSBC投信のファンドは超高コストファンドばかりです。資産運用に不向きな高コストファンドは一切手を出すべきではありません。

ましてや、メキシコは新興国株式の中のほんの一部に過ぎません。メキシコ株式に偏重して投資する合理的な理由はありません。(だいたいこれを購入しようかなと思ったあなた、なんで、縁もゆかりもないメキシコをあえて選んだのか、理由を考えて見て下さい)


運用成績が良いのか悪いのか、ベンチマークが無いので判定不能

そもそも、ベンチマークも参考指数もない欠陥アクティブファンドです。アクティブファンドは、ベンチマークを上回るリターンを上げなくては、投資する意味がありません。そのベンチマークが設定されていない、「だけどがんばります」、では、何のためのアクティブファンドなのかということになります。

自分の息子が学校で勉強をしっかりやっているのかいないのか分からない中、「だけど頑張ってるから」などと言われると呆れてしまいますよね。ベンチマークの無いアクティブファンドなんてのは、ほとんどそれと同じような事です。

メキシコの代表的な株価指数としては、メキシコ IPC(ボルサ)指数があり、本ファンドの月報でも、同指数の値動きを参考として記載しています。

であるならば、HSBC メキシコ株式オープンのベンチマークをメキシコ IPC指数(配当込み)とし、それを上回るリターンを目標に運用すべきでしょう。そのベンチマークがない時点で、成績の悪さを隠そうとしていることが想像できます。

新興国は特に国ごとの地政学的リスクが大きく、各国への分散投資は必須です。アセットアロケーションの新興国株式部分は、前述したたわらノーロード 新興国株式などの低コストで新興国株式全体に投資できるインデックスファンドをメインにするべきです。

本ファンドのような時代遅れの高コストファンドは、検討するだけ時間の無駄遣いになりますから、全く不要です。相手にしてはいけません。


HSBC メキシコ株式オープンの購入先

HSBC メキシコ株式オープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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