HSBC メキシコ株式オープン・・・超高コストの欠陥アクティブファンド

HSBC メキシコ株式オープンは、メキシコ株式に投資するアクティブファンドです。2013年2月28日に運用が開始されました。

HSBC メキシコ株式オープン


超高コストかつベンチマークも参考指数も設定していない時点で、時代遅れの欠陥アクティブファンドと言いたくなるような投資信託です。


(2019年3月13日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


HSBC メキシコ株式オープンの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券カブドットコム証券では100円より購入可能。
信託報酬 年率1.95%(税抜)(運用管理費用1.35%(税抜)+投資対象ファンドの信託報酬0.60%)
信託財産留保額 0.5%
運用期間 2023年2月27日
決算 年1回(3月15日)。
運用会社 HSBC投信
為替ヘッジ なし

ルクセンブルグ籍の米ドル建ての「HSBC グローバル・インベストメント・ファンド -メキシコ・エクイティ -クラスJC」(略称:HSBC GIF メキシコ・エクイティ)(信託報酬0.60%)に、ファンドオブファンズ形式で投資しています。

HSBC メキシコ株式オープン ファンドオブファンズ形式構造


このファンドのポートフォリオなど

メキシコ株式28銘柄に投資(2019年1月31日時点)。業種別構成比率は以下の通りです。通貨別構成比率はメキシコペソ100%です。

HSBC メキシコ株式オープン 業種別構成比率と通貨別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

HSBC メキシコ株式オープン 組入上位10銘柄の構成比率



HSBC メキシコ株式オープンの感想と評価

なんでここまでコストをかけて、メキシコ単独に投資する必要があるのか?

まず、ファンドオブファンズ形式ということで信託報酬が二重にかかり、トータルの信託報酬が年1.95%(税抜)とびっくりの高コストファンドです。この段階で購入の必要は全くありません。

今では、メキシコだけでなく新興国株式全体の幅広い銘柄に、以下のように信託報酬わずか0.189%で投資できる時代です。

eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(信託報酬0.189%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド(信託報酬0.189%)


本ファンドに限らず、HSBC投信のファンドは超高コストなものばかりです。資産運用に不向きな高コストファンドは一切手を出すべきではありません。さらに、運用期限も2023年2月27日までと有限で、実に資産運用に不向きです。

ましてや、メキシコは新興国株式の中のほんの一部に過ぎません。メキシコ株式に偏重して投資する合理的な理由はありません。(だいたいこれを購入しようかなと思ったあなた、なんで、縁もゆかりもないメキシコをあえて選んだのか、理由を考えて見て下さい)


運用成績が良いのか悪いのか、ベンチマークが無いので判定不能

そもそも、ベンチマークも参考指数もない欠陥アクティブファンドです。アクティブファンドは、ベンチマークを上回るリターンを上げなくては、投資する意味がありません。

そのベンチマークが設定されていなくて「だけどがんばります」では、何のためのアクティブファンドなのかということになります。

自分の息子が学校で勉強をしっかりやっているのかいないのか分からない中、「だけど頑張ってるから」などと言われると呆れてしまいますよね。ベンチマークの無いアクティブファンドなんてのは、ほとんどそれと同じような事です。

メキシコの代表的な株価指数としては、メキシコ IPC(ボルサ)指数があり、本ファンドの月報でも、同指数の値動きを参考として記載しています。

であるならば、HSBC メキシコ株式オープンのベンチマークをメキシコ IPC指数(配当込み)とし、それを上回るリターンを目標に運用すべきでしょう。そのベンチマークがない時点で、成績の悪さを隠そうとしていることが想像できます。

下記、上段がHSBC メキシコ株式オープンの基準価額の推移で、下段は恐らくメキシコペソ建ての指数の推移です。共に月報から拾ってきておりますが、こんなものをどう対比して判断しろというのでしょうか。実に投資家軽視だと思います。

HSBC メキシコ株式オープンの基準価額の推移


純資産総額などを見ると、今現在は10億円少々であり、このまま低迷すると繰り上げ償還の恐れすらあります。このようなものは、検討するだけ時間の無駄遣いになりますから、全く不要です。

新興国は特に国ごとの地政学的リスクが大きく、各国への分散投資は必須です。アセットアロケーションの新興国株式部分は、前述したeMAXIS Slim 新興国株式インデックスなどの低コストで新興国株式全体に投資できるお勧めの新興国株式インデックスファンドをメインにするべきでしょう。



HSBC メキシコ株式オープンの購入先

HSBC メキシコ株式オープンをノーロードで購入できる証券会社・銀行は以下の通りです。

SBI証券楽天証券 マネックス証券カブドットコム証券松井証券岡三オンライン証券

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管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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