ひふみプラスの評価・解説

ひふみプラスは、TOPIX(配当込)を参考指数とする日本株式アクティブファンドです。

下記の図の説明も含めて、基本的な中身はひふみ投信と同じですので、ひふみ投信の評価解説ページを、あわせてご覧になって下さい。ひふみ投信の理念が語られる動画も貼りつけてあります。

ひふみプラスの株式の組入比率を柔軟に変化させて運用させるイメージ


ひふみプラスはひふみ投信と同一のマザーファンドファミリーファンド形式で投資しており、中身は同一です。2012年5月28日からネット証券でも購入できるようになりました。

信託報酬が年0.98%(税抜)と高めですが、設定来リターンは参考指数であるTOPIX(配当込み)を上回る優秀な日本株式アクティブファンドです。

(2014年11月23日更新)

ひふみプラスの特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年0.98%(税抜)(純資産総額500億円まで)
 (純資産総額500億円超分は年0.88%、1000億円以上超分は年0.78%)

信託財産留保額:なし
・決算:年1回(9月30日)。設定来一度も分配金は出さず、効率的に運用できています。

・資産配分比率:東証一部上場銘柄だけでなく、東証二部、マザーズ、ジャスダック銘柄も含め計99銘柄に投資しています(2014年10月31日時点)
現在は株式比率93.24%と高めです。

市場別構成比率は以下の通りです。

    
市場 組入比率
東証一部  80.0%
東証二部  4.13%
マザーズ  5.38%
JASDAQ  10.50%


組入銘柄別の業種比率は以下の通りです。

ひふみプラスの業種別構成比率


組入上位10銘柄は以下の通りです。

ひふみプラス 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:レオス・キャピタルワークス株式会社
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)

 


ひふみプラス・管理人の感想

ひふみプラスは、設定来のリターンはTOPIX(配当込)を上回るリターンを上げている優秀なアクティブファンドとして、高く評価できます。

ひふみプラス 設定来の基準価額とベンチマーク比較


上図は、ひふみプラスの設定来の基準価額とTOPIX(配当込み)の値動きを比較したものです。結果として、TOPIXインデックスファンドに投資するよりもリターンが良かったことを示しています。

正確には、(TOPIXの構成銘柄である)東証一部以外の銘柄にもひふみプラスは投資していることから、参考指数はTOPIXと日本小型株指数の合成指数にするべきではないかと考えます。

(中型株、小型株に投資することで高いリスクを取る分、リターンも高い小型株効果と言われるアノマリーが存在します)

ただ、アクティブファンドの存在価値は、リターンが良いことの1点です。その意味で数少ない存在価値のあるアクティブファンドの1つです。

気になるのは、投資手法である機動的に株式比率を変えることによる売買手数料の高さです。

ひふみプラス 運用報告書記載の1万口あたりの費用明細

 
上記はひふみプラスの最新の運用報告書記載の1万口あたりの費用明細です。1万口あたり、信託報酬206円の他、売買手数料が53円と保管費用1円がかかっています。

信託報酬以外の費用を合わせたトータルの実質コストは年0.98%×(260円/206円)=約1.24%(税抜)となります。

前回の実質コスト1.49%と比べて低下しており、売買高比率(1年間で当初保有していた株式残高が何回総入れ替えとなる頻度の組換えになるか)も1.69と前回の同3.32に比べて下がっています。

無駄な売買が減った分、効率よく運用できたことがわかります。今後もこのコストのまま継続して良いリターンが出せるのかには要注目です。

ひふみプラスを購入する場合、低コストのSMT TOPIXインデックス日本株式インデックスe(信託報酬0.37%)をメインに、サテライト分として資金の一部を割り当てるのが良いでしょう。

なお、信託報酬は純資産総額500億円未満部分は年0.98%、500億円以上分は年0.88%、1000億円以上分は年0.78%となっています。

ひふみ投信は保有5年以上で0.2%、10年以上で0.4%の実質的な信託報酬引下げサービス「資産形成応援団」がありますが、ひふみプラスは純資産残高による信託報酬低減方式です。)

現在の純資産は約149億円なので当面は信託報酬が年0.98%のままですが、SBI証券でひふみプラスを購入することで、信託報酬の最低年0.1%分のポイントバックを利用し、一足先に信託報酬を実質的に引き下げることができます。



ひふみプラスの購入先

ひふみプラスをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券マネックス証券楽天証券カブドットコム証券ソニー銀行

証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
徹底的にコストにこだわるなら SBI証券 を選ぶと良いでしょう。

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