ひとくふう日本株式ファンド・・・驚異的な低コストが活かされていない

ひとくふう日本株式ファンドは、JPX日経インデックス400(配当込み)を参考指数とする
日本株式アクティブファンドです。大和住銀投信投資顧問が運用するひとくふうシリーズの第1弾として、2016年3月4日に設定されました。

ひとくふう日本株式ファンド


「JPX日経インデックス400構成銘柄を投資対象とし、価格変動リスクを相対的に抑えることを目指して組入銘柄数とウェイトを決定する」という運用スタイルです。

日本株式アクティブファンドとしては信託報酬が最安であることが最大の特徴ですが、肝心のリターンが、参考指数どころかインデックスファンドにも劣る残念なファンドです。


(2018年9月17日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。


 


ひとくふう日本株式ファンドの特徴や基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券にて100円より購入可能。
信託報酬年率0.25%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年1回(3月3日)
償還日:無期限
運用会社:大和住銀投信投資顧問
為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


このファンドのポートフォリオなど

東証一部上場銘柄を中心に計110銘柄に投資(2018年8月末時点) 業種別構成比率は以下の通りです。JPX日経インデックス400には含まれていないJASDAQ銘柄にも0.4%投資しています。

ひとくふう日本株式ファンド 市場別、業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

ひとくふう日本株式ファンド 組入上位10銘柄の構成比率


「ひとくふう日本株式マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

ひとくふう日本株式ファンド ファミリーファンド方式構造



ひとくふう日本株式ファンド、管理人の感想や評価

驚異的な低コストの日本株式アクティブファンド

信託報酬が年0.25%(税抜)と、最も低い日本株式アクティブファンドであることは評価できます。

「アクティブファンドがインデックスファンドにリターンで負けることが多い」と言われる主な理由は、運用下手というよりも、アクティブファンドが自らの信託報酬が高いことで、その分リターンが落ち、自滅するからです。

ひとくふう日本株式ファンドのように、信託報酬がインデックスファンド並みに低ければ、勝率も高まります。


肝心のリターンはインデックスファンドにも劣る残念なアクティブファンド

ところが、そんな期待とは裏腹に、以下のように本ファンドの設定来のリターン(赤色)は参考指数であるJPX日経インデックス400(配当込み)(水色)に負けています。

ひとくふう日本株式ファンド 設定来のリターンと参考指数の騰落率の比較


また、本ファンドの参考指数であるJPX日経インデックス400(配当込み)をベンチマークとする信託報酬が最安の<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド(信託報酬0.195%)にも、以下のようにリターンが負けています。

ひとくふう日本株式ファンド 設定来のリターンと参考指数の騰落率の比較

・<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド:+24.62%
・ひとくふう日本株式ファンド:+23.28%


アクティブファンドの存在価値は、ベンチマークやインデックスファンドより高いリターンを上げること1点であり、本ファンドのように何やら「ひとくふう」をしていてもインデックスファンドに負けているのであれば、購入価値は全くありません。

アセットアロケーションの日本株式部分は、お勧めのインデックスファンドにあるような日本株式市場に幅広く投資できる、TOPIXインデックスファンドをメインとし、本ファンドのような低コストアクティブファンドが欲しい場合も、そのほんの一部にしておいたほうが無難です。

とは言え、そのようなポートフォリオこそ、あなたにとってほんの「ひとくふう」となるはずで、無味乾燥となりがちなインデックス投資のささやかな楽しみになるはずだったのに、このような運用成績では全く意味がありませんね。



ひとくふう日本株式ファンドの購入先

ひとくふう日本株式ファンドは、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券松井証券岡三オンライン証券、ひろぎん証券、エイチエス証券、証券ジャパン、GMOクリック証券


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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