インデックスファンドBDC(毎月分配型)の評価

インデックスファンドBDC(毎月分配型)は、米国BDC市場の値動きを表すS&P BDC指数ベンチマークとする、BDCインデックスファンドです。2014年2月18日に設定されました。

BDC(ビジネス・ディベロップメント・カンパニー)は、米国の中小企業や新興企業の事業開発を金銭面や経営面からサポートする、投資会社(プライベート・エクエイティ)の形態の1つです。

BDCは取引所に上場しており、収益の90%以上を分配金として出すことで法人税はかからないため、不動産投資を事業とするREIT(リート)MLPと仕組みが似ています。

インデックスファンドBDC(毎月分配型)


しかし、「配当を含んでいない」ベンチマークにすら、大幅に下回るリターンしか出せていない、BDCインデックスファンドです。投資価値はありません。


(2016年1月1日)


 


インデックスファンドBDC(毎月分配型)の概要

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。  
信託報酬年率0.75%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:毎月20日。毎月50円の分配金を出しています。
・資産配分比率: BDC計42銘柄に投資(2015年11月30日時点)

組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

インデックスファンドBDC(毎月分配型) 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:2028年11月20日
・運用:日興アセットマネジメント
・為替ヘッジ:なし



インデックスファンドBDC(毎月分配型)・管理人の感想と評価

REITよりも高い利回りが魅力」と販売側が謳う、BDCを投資対象とする唯一のノーロードのファンドです。高利回りと聞いて手を出したくなりがちですが、肝心のリターンはベンチマークである、(配当を含んでいない)S&P BDC指数にはるかに負けています。

下記が設定来の本ファンドの(分配金再投資時の)リターン(黒色)とベンチマーク(ピンク色)の比較です。

ファンドのリターン(設定来6.72%)は、配当分を含んでいない指数(設定来14.19%)にすら、大きく劣っています。S&P BDC指数の配当利回りは現時点で年9.26%ありますが、その配当分を全て失った上に、その指数より大きく劣ったリターンしか出せていません。

インデックスファンドBDC(毎月分配型)の設定来のリターンとベンチマーク比較


BDCの高い利回りの恩恵を全く受けていないどころか、指数より大きくマイナスのダメインデックスファンドですね。BDCそのものも流動性が小さく、値動きも激しいこともあり、全く魅力はありません。

高利回りであれば、それと裏返しのリスク(流動性のなさ、市場規模の小ささ、BDC価格下落など)が存在することには注意です。

アセットアロケーションに、BDCファンドをわざわざ組み入れる必要はありません。

関連ページインデックスファンドBDCは高利回りで検討対象か?



インデックスファンドBDC(毎月分配型)の購入先

インデックスファンドBDC(毎月分配型)をノーロードで購入できる証券会社は、以下の通りです。

SBI証券楽天証券

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


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