インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型)の評価

インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型)は、S&P米国優先株式指数ベンチマークとする、米国優先株式インデックスファンドです。

2014年4月25日に設定されて以来、どの証券会社でもノーロード(購入手数料無料)ではありませんでしたが、2015年9月30日よりSBI証券楽天証券で、ノーロードで購入できるようになりました。

インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型)


アメリカの優先株式に投資できる貴重なインデックスファンドですが、純資産総額も少なく、リターンもベンチマークより大きく下方かい離しているのが問題です。税金分、非効率な毎月分配型でもあり、投資価値は全くありません。

(2015年10月12日)



インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型)の基本的情報

・購入単位:SBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.70%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年12回(毎月20日)。毎月70円の分配金を無駄に吐き出しています。
・資産配分比率:米国ETFや米国優先株式計127銘柄に投資(2015年8月31日時点)

組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型) 組入上位10銘柄の構成比率


組入1位の「ISHARES US PREFERRED STOCK-ETF」は、本ファンドと同じS&P米国優先株式指数をベンチマークとするETFです。ファンドの配当利回りは年6.34%です。

・償還日:2029年2月20日
・運用:日興アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし

 


インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型)・管理人の感想

純資産が少なく、非効率な毎月分配型ファンド

インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型)は、米国優先株式のインデックスファンドに投資できる、珍しい投資信託です。

ただ、今まではどの証券会社でもノーロードで購入できなかったこともあり、純資産残高は約3.5億円しかなく、資産の一部を海外ETFで補完するなど、運用に苦労しています。

運用報告書記載の費用明細(6ヵ月分)は以下の通りです。6か月分の実質コストが0.546%(税込)なので、年間の実質コストは0.546%×2=年1.092%(税込)もかかっています。

インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型) 1万口当たりの費用明細


さらに、毎月70円分を切り崩している「余計な毎月分配型ファンド」のため、普通分配の時の税金も無駄となり、さらにコストを引き上げます。


年間6%以上の配当利回り分を抜いた指数をも下回るリターンが大問題

下記が、本ファンドのリターンとベンチマークの比較です。配当落ちしているベンチマークにすらリターンが劣っており、分配金を税金ゼロというありえない好条件で全て再投資できたと想定しても、配当分を抜いた指数よりもリターンが劣ります。




本ファンドの配当利回りは年6.34%ですが、その分はどこに行ってしまったのか?? 当然、配当込み指数とリターンを比べるべきで、大きな問題です。

優先株は流動性の低さや償還延長等リスクがあり価格変動が大きいことと引き換えの、配当利回りの高さです。その配当分を失って、さらに指数にも劣るリターンしか得られないのでは投資の意味がありませんアセットアロケーションの中に特に含める必要は皆無です。


インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型)の購入先

インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る