インデックスファンドUSリート(毎月分配型)の評価

インデックスファンドUSリート(毎月分配型)は、S&P米国REIT指数ベンチマークとする米国リートインデックスファンドです。

2014年3月10日に設定されて以来、ノーロード(購入手数料無料)ではありませんでしたが、2015年9月30日よりSBI証券楽天証券で、ノーロードで購入できるようになりました。

アメリカのリートのみという限定された投資対象に加えて、純資産総額も少なく、実質コストも高い点が問題です。さらに税金分、非効率な毎月分配型であり、投資する意味は薄いです。

(2015年10月4日)



インデックスファンドUSリート(毎月分配型)の基本的情報

・購入単位:SBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率0.70%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年12回(毎月20日)。毎月30円の分配金を無駄に吐き出しています。
・資産配分比率:米国REIT計154銘柄に投資(2015年8月31日時点)

組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

インデックスファンドUSリート(毎月分配型) 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:2029年2月20日
・運用:日興アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし

 

インデックスファンドUSリート(毎月分配型)・管理人の感想

純資産が少なく、実質コストも高めで非効率な毎月分配型ファンド

インデックスファンドUSリート(毎月分配型)は、数少ない米国REITインデックスファンドです。ただ、今まではノーロードで購入できなかったこともあり、純資産残高は約1.3億円しかなく、売買コストも割高になるなど、効率的に運用できない懸念があります。

信託報酬も年0.70%(税抜)と海外リートファンドとしてそれほど低くなく、運用期間も無期限ではない(2029年2月まで)ので、長期運用に不向き魅力です。

運用報告書記載の費用明細(6ヵ月分)は、以下の通りです。6か月分の実質コストが0.901%(税込)なので、年間の実質コストは0.901%×2=年1.8023%(税込)もかかっています。

信託報酬よりも、「保管費用等のその他費用」の方がかかりインデックスファンドとは思えないほどの高コストファンドです。

インデックスファンドUSリート(毎月分配型)運用報告書記載の費用明細


さらに、余計な毎月分配型ファンドのため、普通分配金の時の税金も無駄となり、さらにコストを引き上げます。

運用報告書を見ると、配当落ちしているベンチマークにすらリターンが劣っており、リートの分配金分を全て再投資したと想定しても、REIT指数よりも悪いリターンしか出ない投資信託です。典型的な、買ってはいけないファンドですね。

特に理由があるならば別ですが、一般には米国リートだけに投資するのではなく、アセットアロケーションの海外リート部分には、下記のようなファンドを選択すべきでしょう。(カッコ内は税抜き信託報酬です)

先進国リート全体に投資SMT グローバルREITインデックス・オープン(0.55%)
先進国+新興国リートに投資<購入・換金手数料なし>ニッセイ グローバルリートインデックスファンド(0.45%)


インデックスファンドUSリート(毎月分配型)の購入先

インデックスファンドUSリート(毎月分配型)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券

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