インデックスファンドに勝てない、アクティブファンドを選ぶべからず

ネットで情報収集をする人であれば、アクティブファンドとインデックスファンドの違いなどは、特に考える必要のないほど、だいぶ世間の認識が広がってきました。

しかし、もしもこの違いが分からずに、銀行員や証券マンの勧められるがまま、投資信託を買おうとしている人がいるとしたら、本ページをよく読んで頂いて、とりあえず購入の判断を留保してください。(パッシブファンドについても記述しています)

インデックスファンドとアクティブファンド

(2016年1月2日更新)


 


インデックスファンドとは?

日経平均株価TOPIX(東証株価指数)といった指数をベンチマークとし、そのベンチマークの値動きに連動した動きをめざす投資信託を指します。1971年にアメリカでS&P500に連動するインデックスファンドが設定されたのが最初です。

インデックスファンドに組み入れる銘柄を、そのベンチマークの構成比に合わせて組み入れることで運用を行います。指数が上がればほぼ同じ比率で基準価額が上がり、指数が下がれば基準価額も下がります。ベンチマークとのかい離(トラッキングエラー)が少ないほど優秀なインデックスファンドとされます。

銘柄選択のために、コストをかけて大量の情報を収集する必要もなく、銘柄入替頻度も、ファンドマネージャーが積極的に売買するアクティブファンドに比べて、少なくなります。

その結果、アクティブファンドよりも信託報酬はもちろん、売買運用コスト(実質コスト)も低くでき、その低コストの分だけ、たいていのアクティブファンドよりもリターンが高くなりやすい特徴があります。

販売側は利益が少ないため、派手な宣伝もせず地味な存在ですが、投資家にとっては、低コストのインデックスファンドは資産運用にはかかせないツールです。

なお、インデックスファンドの事をより幅広い意味合いでパッシブファンド(後述)と言う事もあります。

当サイトで紹介しているノーロードのインデックスファンドは、インデックスファンド型ノーロード投資信託をご覧ください。インデックスファンドのお勧めも合わせてご覧ください。




アクティブファンドとは?

上記、ベンチマークと同じ値動きを目標とするするインデックスファンドに対して、ベンチマークを上回るリターンを目標に運用されるのが、アクティブファンドです。

ただし、アクティブファンドは販売手数料や信託報酬が高いことが足をひっぱるために、アクティブファンドより低コストであることが一般的なインデックスファンドに、リターンが勝てないものが多いです。

一部の存在価値のあるアクティブファンドを除き、コストが高いにも関わらず、成績が悪くて投資価値のないものがほとんどです。

アクティブファンドは勝てない


また、肝心の基準となるベンチマークさえ設定していないアクティブファンドも多く、そのような欠陥ファンドには、決して投資してはいけません。

当サイトで紹介しているノーロードのアクティブファンドは、アクティブファンド型ノーロード投資信託をごらんください。



アクティブファンドはインデックスファンドに勝てないという関連のページ

具体的に、ほとんどのアクティブファンドがインデックスファンドに勝てないという事実を教えてくれるページが、当サイトにいくつかあります。そちらも併せてご覧いただくと、より理解が深まると思います。

バンガード社講演・インデックスファンドが勝つ理由
バートン・マルキールさんセミナーの2ページ目
インデックス投資ナイト2014年より「アクティブファンドVSインデックスファンド」




パッシブファンドとは?

パッシブファンド(Passive Fund)とは、「市場全体の平均的な収益を獲得することを目的するタイプ」の投資信託です。通常は幅広く分散化されたポートフォリオで構成されています。代表的なパッシブファンドの1つが、インデックスファンドです。

元々はインデックスファンドより広義の用語ですが、文脈によってはインデックスファンドと同一の意味を表します。ただ、「パッシブ」に「受身的な」という消極的な意味合いもあるため、パッシブファンドよりもインデックスファンドと呼ばれる方が多いです

当サイトでは、パッシブファンドとインデックスファンドの違い(使い分け)は、各ファンド毎の表現に合わせています。下記のEXE-iシリーズ5ファンドについて、パッシブファンドと表現しています。

投資対象 投資信託の名称 参考指標
先進国株式 EXE-i 先進国株式ファンド FTSE Kaigai・インデックス(FTSE Kaigai Index)
新興国株式 EXE-i 新興国株式ファンド FTSE・エマージング・インデックス
全世界中小型株式(日本含む) EXE-i グローバル中小型株式ファンド MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス・スモールキャップ
先進国債券(日本含む) EXE-i 先進国債券ファンド シティ世界BIG債券インデックス
全世界リート(日本含む) EXE-i グローバルREITファンド S&Pグローバルリート指数


EXE-iシリーズは複数の海外ETFを投資対象としており、連動指数はベンチマークではなく参考指数となっています。インデックスファンドの方がパッシブファンドよりも、「ベンチマークへの連動をめざす運用」の意味合いが強いです。

ただ、どちらの表記でも、個人投資家には気にするほどの違いはありません。


 


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