Jリートアクティブファンド(1年決算型)・・・ベンチマークに敗北

Jリートアクティブファンド(1年決算型)は、日本のREIT市場全体の値動きを表す東証REIT指数(配当込み)をベンチマークとする、日本リートアクティブファンドです。2007年10月19日より運用されています。

アクティブファンドとしてベンチマークを上回る投資成果を目標としていますが、肝心の成績はベンチマークを上回ることができていないのが残念です。

Jリートアクティブファンド(1年決算型)


(2019年7月18日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 

Jリートアクティブファンド(1年決算型)の特徴・評価

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券などでは100円より購入可能。
信託報酬 年率0.70%(税抜)
信託財産留保額 0.3%
運用期間 無期限
決算 年1回(9月24日)。設定来の分配金合計額は90円です。2017年9月以降は分配金を出していません。
ファンド運用方式 「Jリートマザーファンド(M)」にファミリーファンド方式で投資しています。

Jリートアクティブファンド(1年決算型) ファミリーファンド方式構造
運用会社 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ なし(投資対象に為替リスクはありません)


このファンドのポートフォリオなど

J-REIT49銘柄に投資(2019年6月28日時点)。組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。予想配当利回りは年3.69%です。

Jリートアクティブファンド(1年決算型)の組入上位10銘柄構成比率



Jリートアクティブファンド(1年決算型)、管理人の感想と評価

コストの高いアクティブファンド

Jリートアクティブファンド(1年決算型)は信託報酬が年0.70%(税抜)と、国内リートファンドとして高コストのアクティブファンドです。運用報告書記載の1万口当たりの費用明細は以下の通りです。

Jリートアクティブファンド(1年決算型) 1万口当たりの費用明細


これより、信託報酬以外にかかる売買委託手数料などを合わせた実質コスト年0.841%(税込)と、やはり高くなっています。コストはその分だけ確実にリターンを引下げますので、長期になればなるほど、じわじわとリターンが悪くなります。

本ファンドは、アクティブファンドとして以下の運用方針を取ることで、ベンチマークを上回る投資成果を目標としています。

「Jリートの銘柄選定に当たっては、Jリートの配当源泉である組入れ物件の キャッシュフロー獲得能力に主眼を置き、あわせてJリート運用会社のファンド運営(物件取得・管理・資金調達等)能力に留意します。」


ただ、上記の内容は銘柄選別を行うアクティブファンドとしては当然の運用方針であり、特に記載する内容でもありません。


ベンチマークにリターンが劣る残念なアクティブファンド

本ファンドのリターンは、ベンチマークである東証REIT指数(配当込み)に以下のように劣っており、残念な結果になっています。長期的にお付き合いして良い投資信託とは思えない雰囲気が漂っています。

Jリートアクティブファンド(1年決算型) 期間別騰落率


ただし、過去3年のリターンは、信託報酬の低いインデックスファンドのリターンをわずか+0.63%ですが上回っています。

・Jリートアクティブファンド(1年決算型)(信託報酬0.70%): +20.67%
<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンド(信託報酬0.25%): +20.04%

Jリートアクティブファンド(1年決算型)と<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンドの過去3年のリターン比較グラフ


ベンチマークのリターンを上回る事はできていませんが、インデックスファンドには勝っています。存在価値のあるアクティブファンドにはなりませんが、惜しいファンドです。

ただし、今後のリターンがインデックスファンドを今まで同様に上回るかどうかは、過去のリターンとは無関係であり、分かりません。インデックスファンドの信託報酬の3倍以上もかかる本ファンドを、引き続き買うべきかどうかは全くの未知数です。


資産形成の基本は、徹底的な分散と低コストです。ご自分のアセットアロケーションを決めた後に、日本のリートにも投資したい場合は、お勧めの日本リートインデックスファンドにあるような超低コストのファンドを選ぶのが基本です。



Jリートアクティブファンド(1年決算型)の購入先

Jリートアクティブファンド(1年決算型)をノーロードで購入できる証券会社・銀行は以下の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券岡三オンライン証券立花証券ストックハウス


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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