JPMインド株アクティブ・オープンの評価

JPMインド株アクティブ・オープンは、MSCIインディア・インデックス(税引後配当込み)をベンチマークとする、インド株式アクティブファンドです。

2005年12月19日設定以来、どこで購入しても販売手数料がかかるファンドでしたが、2015年9月2日よりSBI証券楽天証券にて、ノーロードで購入できるようになりました。その後もネット証券にて徐々にノーロードで購入できるようになっています。

S&P/IFC Investable India

アクティブファンドでありながら、過去のリターンは1ヵ月から設定来(約13年)のいずれの期間でもベンチマークを下回るリターンしか残せていない残念なファンドです。


(2018年8月4日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


JPMインド株アクティブ・オープンの概要

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年1.80%(税抜) 
信託財産留保額:0.5%
決算:年1回(1月27日)。設定以来一度も分配金を出さず、効率的に運用されています。
償還日:無期限
運用:JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
為替ヘッジ:なし


このファンドのポートフォリオなど

インド株式計42銘柄に投資。(2018年6月29日時点)

業種別構成比率は以下の通りです。
JPMインド株アクティブ・オープン 業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

JPMインド株アクティブ・オープン 組入上位10銘柄の構成比率


GIMインド株アクティブ・オープン・マザーファンド(適格機関投資家専用)に、ファミリーファンド方式で投資しています。

JPMインド株アクティブ・オープン ファミリーファンド方式構造



JPMインド株アクティブ・オープン・管理人の感想と評価

ベンチマークに常に劣るリターンしか出せていないダメアクティブファンド

JPMインド株アクティブ・オープンは、インド単一国の株式に投資する、インド株式アクティブファンドです。インド株式インデックスファンドがまだ存在していない中、インドに重点的に投資したい方には、アクティブファンドとして最重要となるリターンが気になるところです。

本ファンドと、(配当込みベンチマークである)MSCIインディア・インデックス(税引後配当込み)との期間毎のリターンを比較したものが以下になります。

JPMインド株アクティブ・オープンとベンチマークとの期間毎のリターン比較

上の表のように、過去1年、3年、設定来どころか、どの期間のリターンを見てもリターンはベンチマークに負けています。

アクティブファンドの存在価値は、一にも二にも配当込みベンチマークよりリターンが良いことです。この情けないリターンしか出せていない本ファンドをわざわざ購入する必要はありません。

本ファンドのアクティブファンドとしての運用方針を見ても、
「インドの株式の中から、収益性、成長性を総合的に勘案して選択した銘柄に投資」
「積極的な企業取材を基に、成長性があり、かつ割安な銘柄を中心に投資」
とアクティブファンドとしてごく当たり前のことしか書いておらず、意味がありません。


高コストのため自らのリターンを削られているのが問題

また、本ファンドの信託報酬が年1.80%(税抜)と高すぎるのも問題です。

実際に運用報告書記載の1万口あたりの費用明細(以下)を見ると、以下のように実質コストは年2.254%(税込)と、超高コストであることがわかります。

JPMインド株アクティブ・オープン 運用報告書記載の費用明細


コストは、リターンをその分確実に削ります。
年間に約2.25%もコストがかかるということは単純に10年で約22-23%も資産から引かれることになり、いくらなんでもコストが高すぎ、長期の資産形成には不向きです。
これでは長期的に、コストがジワジワとリターンを削るのが目に見えています。

さらに、インド単一国の株式のみの投資は変動(リスク)も大きく、使いにくいのが難点です。アセットアロケーション決定後の新興国株式部分には、お勧めの新興国株式インデックスファンドにあるような超低コストかつ、新興国各国の株式に幅広く投資できる信託報酬0.189%のeMAXIS Slim 新興国株式インデックスなどを有力候補として検討するべきです。



JPMインド株アクティブ・オープンの購入先

JPMインド株アクティブ・オープンは、以下証券会社でノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る