ジャパン・ソブリン・オープンの評価・解説

ジャパン・ソブリン・オープンは、NOMURA-BPI/Ladder10年を参考指数とする日本債券アクティブファンドです。

日本国債を投資対象とし、各残存期間毎の投資額面金額が同額程度となるようなラダー型運用を行っています。

ラダー型運用のイメージ図


ラダー(Laadder)とは「はしご」の意味です。等金額投資した場合に、上の図のようにはしごに見えるところから来ています。

ラダー型運用は、金利の変化による債券の価格変動リスクを下げる効果があり、安定した債券運用の1つです。

毎月分配型というのが非効率で残念ですが、信託報酬は年0.33%(税抜)と日本債券インデックスファンドより低いことが評価できます。

(2014年9月15日)


 


ジャパン・ソブリン・オープンの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
・信託報酬:年率0.33%(税抜)
信託財産留保額:0.05%
・決算:毎月20日。毎月12円の分配金を出しています。
・資産配分比率: 日本国債計40銘柄に投資しており組入構成比率は以下の通りです。(2014年9月11日時点)

残存年数別組入比率は以下の通りです。

ジャパン・ソブリン・オープン 国債残存年数別構成比率


国債の残存年数1年毎の投資額面金額がほぼ等金額となるラダー型運用がされていることがわかります。組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

ジャパン・ソブリン・オープン 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:国際投信投資顧問
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


ジャパン・ソブリン・オープン、管理人の感想

ジャパン・ソブリン・オープンは、信託報酬も年0.33%(税抜)と日本債券インデックスファンド並に低く、アクティブファンドでありながら、機械的に運用できるラダー型運用により、実質的にインデックスファンドに近いと言えます。

日本債券ファンドとして信託報酬が低いのは良いのですが、毎月分配型であることが完全に余計です。分配金(税引前)を出すと、ファンドの基準価額はその分きっちりと分配金分だけ下がります。

分配金は毎月12円程度とはいえ、期待リターンの低い日本債券ファンドにおいて、無駄な税コストはリターンをその分確実に削ります。

ただ、金利変動の影響が少ないラダー型運用を行う、貴重な低コストの日本債券ファンドであることは評価できます

NOMURA-BPI総合をベンチマークとするSMT 国内債券インデックス・オープン(信託報酬0.37%)より金利の影響も少なく、購入しても良いファンドです。

グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)(グロソブ) のようなぼったくりファンドばかり運用している国際投信投資顧問としては珍しく良心的なファンドと言えます。




なお、いくらコストが安いからと言え、本当にこれを買っても良いのかどうかはさらに検討の余地があります。別途、下記コンテンツをご覧ください。

⇒参考:国内債券投信編・純資産が多い投資信託の運用成績を叩く


ジャパン・ソブリン・オープンの購入先

ジャパン・ソブリン・オープンをノーロードで購入できる証券会社は以下の通りです。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を、証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、SBI証券の利用が、コストを徹底的に抑えられるので、ベストだと思います。



 


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