JASDAQオープンの評価・解説

JASDAQオープンは、JASDAQ上場株式の中から中長期的に成長が期待できると判断する銘柄に選別投資することで、ベンチマークであるJASDAQ INDEXを上回るリターンを目標とする、日本株式アクティブファンドです。1994年10月14日設定の、運用期間の長いファンドです。

配当落ちしているJASDAQ INDEXよりリターンは高いのですが、JASDAQ INDEX(配当込み)にリターンが勝たないとアクティブファンドとして意味がなく、運用手腕の判断が難しいです。

日本株式ファンドとして信託報酬も年1.32%(税抜)は高く、特段魅力には感じません。

(2015年8月9日更新)



JASDAQオープンの特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬年1.32%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(9月16日)
・資産配分比率:JASDAQ上場株式計61銘柄に投資(2015年6月30日時点)

業種別構成比率は以下の通りです。

JASDAQオープンの業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。
JASDAQ上場銘柄だけあって、見慣れない銘柄が並びます。

JASDAQオープンの組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:2019年9月16日
・運用:三菱UFJ国際投信
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)



 


JASDAQオープン・管理人の感想

JASDAQ上場株式に投資するアクティブファンドとして、JASDAQ INDEX(配当込み)を上回るリターンを出しているのか判断できず、評価がしにくいファンドです。

以下のように設定来のリターンは、ベンチマークであるJASDAQ INDEXを上回っていますが、ベンチマークはあくまで配当落ちしている指数です。

JASDAQオープン 設定来のリターンとベンチマークとの比較


実際は、1994年以降21年間の配当分を加えたJASDAQ INDEX(配当込み)と比較する必要がありますが、データがなくリターン比較が難しいです。

JASDAQ INDEXをベンチマークとするインデックスファンドはなく、JASDAQのわずか20銘柄を対象とするJASDAQ-TOP20指数ファンドが存在するだけです。

また、下記が運用報告書記載の1万口あたりの費用明細です。これより、JASDAQオープンの実質コストは、年1.32%×(144/94)=約2.02%(税抜)と計算できます。

JASDAQオープン 運用報告書記載の1万口あたりの費用明細


売買高比率が3.59(1年に組入銘柄が3.59回入れ替わる計算)と高く、売買手数料がかさんでいます。もちろんこの売買手数料も全て投資家が信託報酬以外に支払っています。

東証一部上場株式以外のJASDAQ上場の小型株式に投資できること自体は良いのですが、適切なJASDAQインデックスファンドがなく、無理に投資する必要はありません。

アセットアロケーションに日本株式を組み入れる場合、基本はやはり特に信託報酬の低い下記のいずれかのファンドを候補に選べば良いでしょう。

SMT TOPIXインデックス・オープン (信託報酬0.37%)
日本株式インデックスe (信託報酬0.37%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド (信託報酬0.29%



JASDAQオープンの購入先

JASDAQオープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。


SBI証券
マネックス証券楽天証券カブドットコム証券


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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


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