日本株ロボット運用投信(カブロボファンド)の評価・解説

日本株ロボット運用投信(カブロボファンド)は、日本株式の売買注文を複数のコンピュータ・プログラムが自動で行う日本株式アクティブファンドです。

国内初のシステムトレードで運用されるファンドとして異色の存在です。

ただ残念ながら、設定来のリターンは参考指数であるTOPIX(東証株価指数)を大きく下回っています。

信託報酬が年1.40%(税抜)と高く、、株式保有比率がわずか40%前後の低さであることが要因です。わざわざ購入する価値はありません。

(2014年5月10日更新)

日本株ロボット運用投信(カブロボファンド)の特徴・評価

・購入単位:1万円以上1円単位
・信託報酬:年率1.40%(税抜)
・信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(6月15日)
・資産配分比率: 株式比率はわずか40.1%です。(2014年3月30日時点)

日本株ロボット運用投信(カブロボファンド) 資産配分 株式と債券比率

日本株ロボット運用投信(カブロボファンド) 株式の組入上位10銘柄の構成比率


各ロボット(プログラム)への投資比率は以下の通りです。
日本株ロボット運用投信(カブロボファンド) 各ロボットへの投資比率
・償還日:無期限
・運用:T&Dアセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)

 

日本株ロボット運用投信(カブロボファンド)・管理人の感想

コンピュータ・プログラムに自由にトレードさせるという自動化システムにより高いリターンをめざすという試み自体は大変面白いです。




ただ、アクティブファンドとして一番重要なベンチマークや参考指数を上回ることができていません。

以下に、カブロボファンドと参考指数(TOPIX)との騰落率推移を示します。はるか下にいる色の濃い線がカブロボファンドの基準価額です。常に安定的に、TOPIXを下回る運用成績を目指したい投資家に、最高の1本となっていますね。

日本株ロボット運用投信(カブロボファンド)  参考指数であるTOPIXとの基準価額比較


これはカブロボファンドの株式投資比率がそもそも40-50%あたりと低く、他は国債や現金で持っているため、そもそもの期待リターンが低くなっています。

この過半数を占める国債や現金部分にも年1.40%の信託報酬がかかることを忘れてはいけません。

また、信託報酬1.40%はコンピュータ・プログラムにやらせる割には高すぎます。

コンテストでのプログラムの選定やプログラミングの作成に時間やお金がかっているため、やや高めの信託報酬は仕方がない面もありますが、これでは投資家にメリットはありません。

このファンドに投資するぐらいなら、例えば日本株式インデックスe日本債券インデックスeを1:1の割合で保有したほうがよほど低コストでリターンも高くなります

コンピュータ・プログラムによる運用は、アクティブファンド向けではなく、むしろインデックスファンドのような機械的で精密な運用に向いています。

ファンドマネージャーの代わりにコンピュータが管理することにより、従来なかったような超低コストのインデックスファンドの登場に期待したいです。


日本株ロボット運用投信(カブロボファンド)の購入先

日本株ロボット運用投信(カブロボファンド)は以下証券会社でノーロードで購入できます。買いたい人は、こちらのページのカブロボファンドの応援歌も、併せ聞いておきましょう。


(SMBCフレンド証券など他証券会社でも販売されていますが、購入手数料がかかります)

マネックス証券

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