LSオープンの評価・解説

LSオープンは、日本株式を投資対象とし、現物株式の買付(ロングポジション)と一般信用取 引による売建(ショートポジション)を組み合わせたマーケット・ニュートラル戦略による運用を行う 日本株式アクティブファンドです。

日本株式ファンドに分類しましたが、実質的にはマーケット・ニュートラル戦略をとるヘッジファンドです。

マーケット・ニュートラル戦略とは、割安と判断した銘柄群を買い付ける(ロング)一方で、買い付け銘柄群と比較 して相対的に割高な銘柄群を売り付ける(ショート)ことで収益を追求し、市場の上下に無関係に収益を狙う 手法です。

ただ、事前に割安か割高か判断できるわけもなく 、信託報酬だけ年1.60%(税抜)とバカ高いファンドです。

純資産総額も設定直後の約32億円から右肩下がりで減少しており、現在はわずか約1.2億円です。 繰上償還の懸念すらあります。 投資価値は全くありません。

(2015年1月7日更新)

LSオープンの特徴・評価

・購入単位:楽天証券SBI証券ではわずか100円より積立購入が可能です。
信託報酬年率1.60%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(12月19日)。 2013年12月に300円の分配金を出しています。2014年12月は分配金は0円でした。
・資産配分: 日本株式42銘柄をロング、42銘柄をショートしています(2014年11月28日時点)

業種別のロング、ショートポジション比率は以下の通りです。

LSオープン 業種別組入比率 (2014年11月28日時点)

銘柄投資情報は公開されていません。

・償還日:無期限
・運用:三井住友トラストアセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし (投資対象の日本株式に為替リスクはありません。)

 

LSオープン・管理人の感想

LSオープンは、通常のファンドのような買付(ロングポジション)だけでなく、売建(ショートポジション)も行うヘッジファンド型のファンドです。

そのため、日本株式市場の指数であるTOPIX日経平均とは動きが大きく異なる のは間違いありません。

ただ、信託報酬が1.60%とあまりにも高すぎます。 また、下記はLSオープンの運用報告書記載の費用明細です。

LSオープンの運用報告書記載の費用明細


これより実質コストは、年1.60%×(389円/180円) = 約3.46%と計算できます。保管費用が信託報酬並にかかることから実質コストが年3.45%もかかり、あまりにも高コストです。

株式に投資する以上、暴騰も暴落も当然覚悟する必要があり、そのリスクを取る見返りとしての 期待リターンがあります。 そのリスクを高いコストを払ってまで、軽減させる(リターンも低くなる)必要はありません。

実際、近年のTOPIXのリターンには大きく及ばず、低いリターンとなっています。ましてやヘッジファンドだからと言って、相場が下落してもリターンが得られる魔法のファンドでは ありません。

投資はシンプルに、許容できる範囲で低コストのインデックスファンドを購入し、預金など安全資産 との比率を自分で調整することで資産全体のアセットアロケーションを考えるのが基本です。

LSオープンのような高コストのヘッジファンドへの過度な期待は捨てるべきでしょう。(本ファンドの純資産総額も激減しており、既に投資家に見捨てられているのが悲しいところです。)

参考 ヘッジファンドへの投資をどう思うか??

LSオープンの購入先

LSオープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。

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