MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンド・・・近未来を予測すると言っているが、成績が悪くてとても予測出来ているとは思えない

MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンドは、TOPIX(配当込み)を参考指数とする、日本株式アクティブファンドです。2015年8月28日より運用が始まりました。MASAMITSU 日本株戦略ファンドと同様に、ファンドマネージャーの大木昌光(まさみつ)さんの名前から、ファンドの名称がついています。

MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンド
(人知を超える事さえ、ましてや近未来など全く予測出来ているとは思えない成績)


東証一部上場銘柄に限らず日本の全上場株式を対象とし、銘柄選択に際して、Twitterやブログのソーシャルデータなどの「ビッグデータ」に基づく株価予測システムを活用し、ファンドマネジャーの知見と合わせてリターンの極大化を目指すという触れ込みのファンドです。

銘柄の買い(ロング)だけでなく、売り(ショート)も行う株式ロングショート(買建て及び売建て)戦略を基本とし、相場に左右されない絶対収益の獲得を目標としています。

ただ、アクティブファンドとして最も重要な設定来リターンは、参考指数のTOPIX(配当込み)を下回っており、信託報酬がバカ高いだけのダメファンドです。

(2016年11月20日)


 


MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンドの基本的情報

購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.85%(税抜)。また別途、前営業日の基準価額がハイ・ウォーターマークを上回った場合、上回った額の21.6%(税抜20%)の実績報酬が毎日かかります。
信託財産留保額:0.3%
決算:年4回(2月27日、5月27日、7月27日、10月27日)
資産配分比率:日本株式計162銘柄(=買いポジション104銘柄、売りポジション58銘柄)に投資(2016年10月31日時点)

市場別構成比率は以下の通りです。参考指数であるTOPIXが対象とする東証一部上場銘柄だけでなく、東証二部やジャスダック、マザーズ銘柄にも投資しています。また、銘柄によって、ロング(買い)、ショート(売り)を行っています。

MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンド 市場別組入状況


組入ロング上位5銘柄の構成比率は以下の通りです。

MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンド 組入ロング上位5銘柄の構成比率


償還日:2025年8月28日
運用:ファイブスター投信投資顧問
為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・マザーファンドに、ファミリーファンド方式で投資しています。

MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンド ファミリーファンド方式構造



MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンド、管理人の感想と評価

参考指数のTOPIX(配当込み)よりリターンが低いダメファンド

アクティブファンドは、何よりリターンが良いことが最重要ですが、本ファンドの設定来リターンは、参考指数のTOPIX(配当込み)を下回っており、投資価値は全くありません。

下のグラフは、設定来の本ファンドのリターンと参考指数のリターンを比較した図です。 2015年8月28日の設定来から、約1年2月のリターンが-8.04%であるのに対し、参考指数であるTOPIX(配当込み)は-4.36%と、本ファンドのリターンは参考指数に惨敗しています。

MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンド 基準価額と参考指数の推移グラフ


ビッグデータを活用だの、ファンドマネージャの知見など偉そうに言っていても、しょせんはこの程度です。であれば何も考えずに、超低コストのインデックスファンドに投資したほうが良いリターンが上げられます。本ファンドに投資する価値は全くありません。


実質コストが年4.82%(税込)かかっている超超高コストファンド

本ファンドは、信託報酬1.85%(税抜)に加え、よくわからない実績報酬(成功報酬)もかかる超高コストファンドです。さらに、運用報告書記載の1万口当たりの費用明細を確認してみます。

MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンド 運用報告書記載の1万口当たりの費用明細(半年分)


上記の表は6ヵ月間での費用が記載されており、6ヵ月で実質コストは2.41%(税込)です。
よって、実質コストは2.41%×2 = 年4.82%(税込)と、このファンドに投資している人がみたら真っ青になる超高コストファンドです。

しかもこの費用明細に実績報酬は含まれていないのですから、ヘボい成績を出された上に踏んだり蹴ったりと言えます。

だいたい、半年で信用取引費用で0.35%、印刷費で0.14%もかかるファンドなど見たこともありません。これらももちろん投資家負担の費用です。。。

アクティブファンドは自分自身のコストの高さからその分リターンを下げて「自滅」してしまうケースが多く、本ファンドも「アクティブファンドの多くはインデックスファンドに勝てない」と言われることを見事に再現する事例となっています。


低コストのTOPIXインデックスファンドをメインにすべき

幸い、今では本ファンドの参考指数であるTOPIX(配当込み)をベンチマークとするインデックスファンドとして、以下のような超低コストのファンドをネット証券で購入できます。

三井住友・DC日本株式インデックスファンドS(信託報酬0.19%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド(信託報酬0.18%)


アセットアロケーション決定後、その日本株式部分には、MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンドのような口先だけのファンドではなく、上記のような低コストのインデックスファンドを割り当てれば十分でしょう。

MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンド
http://news.ameba.jp/image/20160505-480/より画像拝借



MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンドの購入先

MASAMITSU データセクション・ビッグデータ・ファンドをノーロードで購入できる証券会社・銀行は下記の通りです。

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