MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型)の評価・解説

MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型)は、 豪ドル建の信用力の高い債券を投資対象とし、UBSオーストラリア債券(総合)インデックスベンチマークとする豪ドル債券アクティブファンドです。

信託報酬が年1.25%と高く、さらに非効率な毎月分配型にも関わらず、アクティブファンドとして最も肝心なリターンはベンチマークを下回っています。

2003年2月7日に設定された古いファンドですが、高コスト、毎月分配型、低リターンとデメリットしかなく、投資価値は全くありません。

(2014年9月8日)

MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型)の特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より積立購入可能。
・信託報酬:年率1.25%(税抜)
・信託財産留保額:なし
・決算:毎月20日。 1万口あたり60円の分配金を毎月、律儀に切り崩しています。
・資産配分比率: 以下の構成比率で豪ドル債券計76銘柄に投資(2014年8月29日時点)

種別組入比率は以下の通りです。
ベンチマークよりも、社債や地方債の比率を大幅に増やしリターン向上を狙っている配分となっています。

MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型) 公社債の種別組入比率



組入上位10銘柄の構成比率は以下。(組入計76銘柄)

MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型) 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:アセットマネジメントONE
・為替ヘッジ:なし

 

MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型)・管理人の感想

先進国の中でも、金利が高い豪ドル建て債券に投資すればもうかりそうな雰囲気を醸し出す毎月分配型ファンドということで、同じコンセプトの国際オーストラリア債券オープン(毎月決算型)同様、毎月分配好きな方が引き寄せられそうなファンドです。

実際は外国債券ファンドに年1.25%も信託報酬がかかるのは高すぎます。毎月分配型であることで、普通分配時にかかる税金も無駄となり、さらにリターンを押し下げています。

また、下記が設定来の基準価額とベンチマークの推移のグラフです。

MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型) 設定来の基準価額とベンチマークの推移


水色の線のベンチマークに対して、分配金に一切の税金がかからないというあり得ない仮定の条件での分配金再投資時の基準価額でも一貫してベンチマークに負けています

ベンチマークを上回るリターンを出すことがアクティブファンドの唯一の存在意義なので、これでは投資価値がありません。

 ※ちなみに参考存在価値のあるアクティブファンド


投資対象が豪ドル債券のみと通貨分散も効いておらず、高金利通貨であるため、将来的には円高(豪ドル安)で調整される動きとなります。高金利通貨に投資しても為替で調整され、期待リターンはゼロなのです。

そうでないと、高金利通貨の国の人たちは今頃みんなお金持ちって事ですよね。外国債券ファンドの期待リターンは、コストを引く前で、国内債券ファンドと同一なのです。

外国債券ファンドを選ぶ際は、オーストラリア単一国ではなく22ヵ国の国債を投資対象にした<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド(信託報酬0.38%(税抜))等の低コストファンドを選ぶべきです。

それでもオーストラリア債券に投資したい方は、i-mizuho オーストラリア債券インデックス(信託報酬0.57%)の方がよほど低コストで投資でき、リターンも良いです。

外国債券ファンドはアセットアロケーションの核にはならないため、投資比率は控えめにしておくのが無難です。



MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型)の購入先

MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券カブドットコム証券マネックス証券ジャパンネット銀行

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管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。

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