MHAM金先物ファンド・・・保有するだけで価値が減少していくからNG

MHAM金先物ファンドは、米国での金先物取引価格(円ヘッジ)を参考指数とする為替ヘッジ付きゴールドインデックスファンドです。2012年8月10日に設定されました。

MHAM金先物ファンド


米国における代表的な商品取引所で行われる金先物取引を積極的に活用することにより、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物の中心限月の先物価格におおむね連動する投資成果をめざす

とのことですが、先物を直接購入するため、コンタンゴの影響で参考指数に対し減価し続ける(基準価額が下がり続ける)宿命を持ったファンドです。信託報酬も年1.15%と高コストであり、購入してはいけないファンドの一つです。

(2016年8月4日)



 


MHAM金先物ファンドの基本的情報

・購入単位:楽天証券SBI証券ではわずか100円より積立購入が可能です。
信託報酬年率1.15%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回(8月9日)。
・資産配分比率: 2つの金先物(買い建て)に投資(2016年6月30日時点)

金先物の買い建て比率                     
投資対象 限月  比率
COMEX金先物 2016年8月 98.3%
COMEXミニ金先物 2016年8月 1.7%

・償還日:2017年8月9日
・運用:アセットマネジメントONE
・為替ヘッジ:あり(フルヘッジ)


MHAM金先物ファンド、管理人の感想と評価

コンタンゴの影響をもろに受け、長期投資には不向きなファンド

ゴールド(金)を投資対象とするインデックスファンドは、i-mizuhoゴールドインデックス(信託報酬0.65%)があり、(為替ヘッジ付きという違いはありますが)MHAM金先物ファンドの信託報酬1.15%はあまりにも高く、わざわざ投資する必要はありません。

また、MHAM金先物ファンドはCOMEX金先物に直接投資しているため、コンタンゴを食らうという問題があり、長期に保有すればするほど金価格とは無関係に基準価額が減価するという致命的な欠点があります。

セゾングロバラにコモディティファンドを組み入れたい!でもお伝えしたように、金を含むコモディティファンドは、資産形成には全く不向きなファンドです。

本ファンドの交付目論見書にも、コンタンゴの影響を以下のように明記してあります。(初心者には難しいですが、サラッとでも良いので、目を通しておいてください)

「現在取引している限月より新たに取引される期先の限月の価格の方が高い局面や現在取引している限月より新たに取引される期先の限月の価格の方が安い局面が長期間にわたり一方的に続いた場合、マイナス要因、プラス要因とも一方的に累積されることとなります。したがって、当ファンドの基準価額の値動きは、この間の商品の現物価格やロールオーバーの影響を考慮しない商品先物価格の値動きとは大きな乖離が生じ、その期間が長いほど影響も大きくなる可能性があります。

実際、運用期間もわずか5年の設定で、満期償還も2017年8月と短期の運用設定です。

また、ゴールド自体の値動きも激しく、株式や債券と異なり、保有しているだけでは価値を生まないゼロサムの資産。むしろ信託報酬分だけ費用がかかります。

あくまで需要と供給のバランスでゴールドの価格が決定されますので、アセットアロケーションにゴールドを含むコモディティを入れる必要はありません。「安全資産の金」と言った、業者の謳い文句には騙されないようにしましょう。


MHAM金先物ファンドの購入先

MHAM金先物ファンドをノーロードで購入できる証券会社・銀行は、下記の通りです。

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