MHAM物価連動国債ファンド(愛称:未来予想)はちょっと微妙かな

MHAM物価連動国債ファンド(愛称:未来予想)は、日本の物価連動国債に投資するアクティブファンドです。2004年6月1日より運用されており、以下のような目的となります。

「長期的に、物価の動きに追随する投資成果を目指す」
「物価の上昇から”ファンドの実質的な資産価値”を守ることを目指す」


また、 運用方針としては、「組入公社債の満期までの平均残存期間は7年±3年程度にすることを基本」としています。

MHAM物価連動国債ファンド(愛称:未来予想)


ベンチマークがないため、アクティブファンドに分類していますが、「物価の動きに追随する投資成果を目指す」ことから、特に特定の指数を上回るリターンを目指しているわけでもないため、実質的にはインデックスファンドに近い性質のファンドと言えます。


(2019年6月1日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


MHAM物価連動国債ファンドの基本的情報

このファンドの基本情報

項目 内容
購入単位 証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券など主要ネット証券では100円より購入可能。
信託報酬 年率0.40%(税抜)
信託財産留保額 0.1%
運用期間 無期限
決算 年2回(3月25日、9月25日)。2014年9月の分配金15円を最後に分配金は出していません。
運用会社 アセットマネジメントONE
為替ヘッジ なし(投資対象に為替リスクはありません)

「MHAM物価連動国債マザーファンド」にファミリーファンド方式で投資しています。

MHAM物価連動国債ファンド(愛称:未来予想)ファミリーファンド方式構造


このファンドのポートフォリオなど

国内の物価連動国債計7銘柄に投資。(2019年4月26日時点)

以下が組入上位5銘柄の構成比率です。いずれも第17回利付国債以降に発行された、(満期保有した場合は、額面金額で償還される)「フロアあり」の物価連動国債です。組入れている物価連動国債の平均残存期間は6.04年、平均表面利回り(クーポン)は年0.10%です。

投資銘柄 表面利率  償還日  比率
第18回利付国債(物価連動・10年)  0.1%  2024年3月10日  23.6%
第19回利付国債(物価連動・10年)  0.1%  2024年9月10日  17.3%
第17回利付国債(物価連動・10年)  0.1%  2023年9月10日  15.4%
第21回利付国債(物価連動・10年)   0.1%  2026年3月10日  15.2%
第23回利付国債(物価連動・10年)   0.1%  2028年3月10日 11.5%



MHAM物価連動国債ファンド、管理人の感想と評価

物価連動国債とは

MHAM物価連動国債ファンドの投資対象である物価連動国債は、通常の国債とは異なり、元本が消費者物価指数(CPI)に比例して増減します。(利率自体は不変ですが、元本が変動するため利息額も変動します。)

例えば、元本100円、表面利率1.0%の物価連動国債があった場合、1年後に消費者物価指数(CPI)が0.5%上昇していれば、元本は100.5円、金利は1.05%になります。(逆に消費者物価指数がマイナスであれば、元本割れもあります)

物価連動国債は2008年を最後に発行されておらず、本ファンドも保有している物価連動国債はわずかに3銘柄でしたが、2013年10月より物価連動国債の販売が再開されています。

2013年10月以降に発行された物価連動国債は、満期保有した場合は、額面金額で償還される「フロアあり」の物価連動国債です。


急激な物価上昇を想定していなければ特に購入の必要なし

物価連動国債は機関投資家のみが購入でき、個人では購入できません。物価連動国債を保有したい場合はファンドを通して保有するしかなく、その意味では数少ない物価連動国債ファンドと言えます。

ただ、信託報酬を負担してまで投資信託の形で物価連動国債を保有する必要があるかは懐疑的です。通常の固定利付国債同様に、金利上昇時には物価連動国債も価格が下がります。

たいていのインフレであれば、半年毎に金利が見直される個人向け国債(変動10年)を直接購入することでインフレに十分に対応可能であり、十分です。

よほど急激な物価上昇(インフレ)を想定している独特の相場観をお持ちの人でなければ、本ファンドを購入する必要性は薄いでしょう。



MHAM物価連動国債ファンド(愛称:未来予想)の購入先

MHAM物価連動国債ファンド(愛称:未来予想)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は、下記の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券立花証券ストックハウス岡三オンライン証券SMBC日興証券(ダイレクトコース)岩井コスモ証券野村ネット&コールジャパンネット銀行など


証券口座選びに迷った場合は、管理人神推しの証券口座のページをご覧ください。


 


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