MHAM株式オープンの評価・解説

MHAM株式オープンは、TOPIX参考指数とする日本株式アクティブファンドです。DKA株式オープンから、ファンド名が変更されています。

お題目は、「成長性、収益力、市場性等を勘案し選定した株式を主要投資対象として、積極的な運用を行い、長期的な資産の形成を目指す」と謳っています。

数%程度はわずかに外国株現物にも投資しているのが珍しいです。(外国株に投資する場合は、為替ヘッジをかけています)

信託報酬が年0.80%未満程度と一見、日本株式アクティブファンドとしては低めに見えますが、積極的な売買が災いして実質コストが高く、高コストのアクティブファンドです。

成績もぱっとせず、魅力のないアクティブファンドとなっています。

(2015年8月21日更新)



MHAM株式オープンの特徴・評価

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より積立購入可能。
信託報酬:年率0.75%±0.021%(税抜)
信託財産留保額:なし
・決算:年1回決算(9月16日)
・資産配分比率:資産配分比率は以下の通りです。(2015年7月31日時点)

国内株76銘柄、外国株6銘柄(投資比率は5.4%)の計82銘柄に投資銘柄数を絞り込んでいます。

MHAM株式オープン 国内株、外国株投資比率


参考指数(TOPIX)よりも銀行など金融業の銘柄比率を下げ、電気機器や化学、小売業の組入比率を高めています。

MHAM株式オープン 組入上位10業種投資比率


以下が組入上位10銘柄の構成比率です。

MHAM株式オープン 組入上位10銘柄投資比率


・償還日:無期限
・運用:アセットマネジメントONE株式会社
・為替ヘッジ: 外国株には為替ヘッジをかけています。

 



MHAM株式オープン・管理人の感想

過去の成績は参考指数(TOPIX)と勝ったり負けたりです。アクティブファンドの運用手腕は配当落ちしているTOPIXではなく、実際は、TOPIX(配当込み)とリターンを比較すべきです。

下図は、MHAM株式オープンと(TOPIXインデックスファンドである)SMT TOPIXインデックス・オープン(信託報酬0.37%)との過去3年のリターン比較です。

MHAM株式オープンとSMT TOPIXインデックス・オープンの過去3年のリターン比較


アクティブファンドの存在価値は、インデックスファンドよりリターンが良いことが絶対条件なので、過去3年のリターンはTOPIXインデックスファンドを上回っている点は評価できます。

ただ、直近1年のリターンは逆にインデックスファンドに負けています。(下図)

MHAM株式オープンとSMT TOPIXインデックス・オープンの過去1年のリターン比較


MHAM株式オープンの過去のリターンの良さから購入すると、ここ1年ではインデックスファンドに負けていたわけで、まさに教科書通りに「過去のリターンは将来には無関係であり、事前に成績の良いアクティブファンドを選ぶのは難しい」ことがわかります。

また、信託報酬は年0.75%(税抜)と日本株式アクティブファンドとしてそれほど高くはありませんが、肝心の実質コストが高いのも問題です。

MHAM株式オープン 千口あたりの費用明細


運用報告書記載の上記費用明細から実質コストを計算すると、次の通りとなります。

 ★信託報酬0.75%×(12円/8円)=約1.13%(税抜)

これは、売買高比率が7.49(1年で保有銘柄がそっくり7.49回入れ替わる分売買している)と驚きの売買頻度の高さが影響しています。もちろん、その際の売買コストは信託報酬以外に投資家が全て負担します。

運用が長期になればなるほどコストは確実にリターンを削るため、足かせとなって重くのしかかります。成績も著しく良い訳でない中で、このコストはきついです。

アセットアロケーションの日本株式クラスには、やはりSMT TOPIXインデックス・オープン<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドなどの、信託報酬の低い日本株式インデックスファンドをメインとするのが無難でしょう。



MHAM株式オープンの購入先

MHAM株式オープンをノーロードで購入できる銀行・証券会社は以下の通りです。


SBI証券カブドットコム証券
マネックス証券楽天証券、スルガ銀行

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。

 


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