MRF(マネー・リザーブ・ファンド)

MRF(Money Reserved Fund: マネー・リザーブ・ファンド)は、格付けが高く、満期までの残存期間が短い円建の公社債やCP(コマーシャル・ペーパー)に、極めて安全性に配慮した投資を行い、1円からの購入、換金がいつでも手数料無料で可能な流動性の高い投資信託です。

マネー・リザーブ・ファンド(MRF)
(あ、この写真はインドのタイヤメーカーのMRF社のロゴマークでした。投資とは、何のかかわりもありませんので・・・。こんなイメージで、安全って感じなのです)


MRFにより残存期間は異なりますが、概ね90日以内、あるいは60日以内の日本の短期国債やガス会社のCP等に投資することで、極めて安定した運用がされています。

証券会社は銀行と異なり、顧客の資金を預金として受けることができないために考え出されたのがMRFです。証券会社への入金、出金は、自動的にMRFを買付、解約することになります。

ただし、SBI証券では、2011年6月に野村MRFの取扱いが廃止され、代わりに預り金または住住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金(年0.08%の金利)からの振替え利用ができます。また、カブドットコム証券はMRFの取扱いをしておらず、預り金のみでの取扱いです。

MRFも投資信託であり、超短期の国内債券ファンドの1つです。そのため、元本保証ではありませんが、まず100%(日本自体が破たんして紙幣が紙くずにならない限り)、元本割れしません

証券会社に入金すること=MRFを自動買付する、証券会社から出金すること=MRFを自動解約することとして、投資信託であることを意識せず、いわば「証券会社の普通預金感覚」で利用できます。

株式や他のファンドを購入した場合は、自動的にMRFを解約し、その金額で株式やファンドを購入することになります。

基準価額は毎日1万円固定です。投資対象の公社債から得られる利金は毎日決算され、税金を控除した額が月末にまとめて分配再投資されます。金利(利回り)は変動します。

以下に主要MRFを購入できる証券会社と直近7日間の運用利回りを示します。
(証券会社毎に取扱いMRFは決まっています)

主要MRF毎の取扱い証券会社と金利(2015年6月16日時点)
MRF 証券会社 金利 
 野村MRF  野村證券、野村ネット&コール、丸三証券 など 0.016% 
 日興MRF  マネックス証券SMBC日興証券 など 0.009% 
 ダイワMRF  楽天証券フィデリティ証券大和証券立花証券 など 0.008% 
 MHAMのMRF  みずほ証券 など 0.025% 


以前は、メガバンクの普通預金金利はもちろん、ネット銀行よりも高い金利だったため、普通預金代わりにMRFに入金する手が使えました。

しかし低金利時代のため、現在はメガバンクの普通預金金利程度まで金利が下がってしまっています。MRFに資金を置いておくよりも、普通預金の金利が高めのネットバンクに入れておいた方が利回りの良い運用ができます。

あるいは証券会社で言えば、先述したように、SBI証券を使えば証券口座と自動的に連動する住信SBIネット銀行のハイブリッド預金の金利が適用され、0.08%の金利となってMRFよりもはるかに高い金利になってメリットが大きいです。

いつもフルインベストメント(お金のありったけを投資に回すこと)をするのではなくて、ある程度は現金として証券口座に待機させておきたい人は、明らかにSBI証券にメリットがあると言えましょう。


 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします

ページトップへ戻る