次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー)の評価

次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー)は、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(ダウ工業株30種)参考指数とする米国株式アクティブファンドです。2013年5月28日に設定されました。
次世代米国代表株ファンド(愛称:メジャー・リーダー)


ニューヨーク証券取引所上場およびNASDAQ登録企銘柄の中から「ダウ・ジョーンズ工業株価平均構成銘柄や時価総額100億ドル以上の計30銘柄」に投資します。

ノーロード(購入手数料無料)では購入できませんでしたが、2016年1月20日よりSBI証券にてノーロード化されました。


(2017年5月14日更新)


 


次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)の基本的情報

購入単位:SBI証券にて最低500円より積立購入可能。
信託報酬年率1.45%(税抜)
信託財産留保額:なし
決算:年4回(3月7日、6月7日、9月7日、12月7日)
資産配分比率: 米国株式計30銘柄に投資(2015年12月30日時点)

組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。ボーイング、ディズニー、3M、ナイキとダウ・ジョーンズ工業株価平均組入銘柄と同じ銘柄が多いです。逆にダウ・ジョーンズ工業株価平均に組み入れられているIBMをはずし、ブラックロックやダナハーを入れてきています。

次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー) 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:三菱UFJ国際投信
・為替ヘッジ:なし



次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)の評価は?

ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)を参考指数とする、数少ないアクティブファンドです。以下、気になる点を指摘してみましょう。


インデックス運用のファンドをかなり下回る成績で、存在価値は無し

アクティブファンドの存在意義は、参考指数であるNYダウのインデックスファンドに、リターンが勝つことの1点のみです。高いコストを負担するのですから、当然です。

以下が、過去3年間での本ファンドと、SMTダウ・ジョーンズ インデックス・オープン(信託報酬0.50%)、及びeMAXIS NYダウインデックス(同0.60%)とのリターン比較です。

次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)とインデックスファンドとのリターン比較


2016年1月にチェックした時点では存在価値のある優秀なアクティブファンドだと判定したのですが、その後は上記の通り、インデックスファンドに大きく引き離された無様な運用成績に落ちており、これでは投資する意味がありません

過去のリターンと将来のリターンは無関係であるという投資の大前提そのままの、まるで「教科書通り」のリターンの推移となってしまいましたね。次世代米国代表株ファンドなどとカッコつけたファンド名ですが、とても次世代には残りそうもありません。


年4回の分配金が余計

更に、年4回も決算があり、1回に1万口あたり1000円を超える多大な分配金を出す事もあり、普通分配金の場合の税金が取られる分、非効率です。




なぜこのような無茶苦茶な金額を分配するのか理解に苦しみますが、以前、三菱東京UFJ銀行に投資信託の相談をした際、「基準価格を安くするために多額の分配金を出す運用」と明言していましたから、そういう事なのだと思います。

そして基準価額を低いところに誘導しておいて、今度は「基準価額が安くなっているので将来の値上がりも期待できます」などと説明するのでしょうから、あこぎな業界です。


実質コストの確認

運用報告書記載の費用明細より実質コストを確認します。以下が、運用報告書記載の1万口当たりの費用明細(半年分)です。これより年間の実質コストは0.883%×2 =年1.766%(税込)と計算できます。高いですね・・・。

次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー) 運用報告書記載の1万口当たりの費用明細


以前、本ファンドの説明の際に「コストは確実にリターンを削るので、これだけの高コストがかかりながら、今後もはるかに低コストのインデックスファンドよりも高いリターンを出せるかは、疑問です」と記しましたが、全く懸念した通りの結果になってしまいました。

アセットアロケーションの先進国株式部分は、米国株式に限らず、国際分散投資を基本に低コストのインデックスファンドを中心に据えるべきです。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(信託報酬0.20%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.20%)
iFree 外国株式インデックス(信託報酬0.21%)


等の、超低コストファンドを存分に活用できる、個人投資家にとっては非常に素晴らしい時代が到来しています。上手く行くのか行かないのか運次第のような、高コストアクティファンドを強いて選ぶような運用から、「おさらば」できる時代になったという事です。



次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)の購入先

次世代米国代表株ファンド(メジャー・リーダー)をノーロードで購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

SBI証券楽天証券フィデリティ証券

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を、証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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