マニュライフ・カナダ株式ファンドの評価・解説

マニュライフ・カナダ株式ファンドは、S&Pトロント総合指数ベンチマークとし、ベンチマークを上回る成績を目標とするカナダ株式アクティブファンドです。2009年2月23日に設定されました。

マニュライフ・カナダ株式ファンド
(画像はカナダ友好協会さんから佐野ってます。あ、いや、お借りしてます)


カナダ単独の株式に投資できるノーロード投資信託として、めずらしい存在です。ただ、信託報酬が年1.77%(税抜)と高コストで、アクティブファンドとしてのリターンもたいしたことがなく、特に投資価値はありません。

(2015年8月22日)



マニュライフ・カナダ株式ファンドの特徴

・購入単位:証券会社により異なりますが、SBI証券では最低500円より積立購入可能。
・信託報酬:年率1.77%(税抜)
信託財産留保額:0.2%
・決算:年4回(1月、4月、7月、10月の15日)。
・資産配分比率: カナダ株式計41銘柄に投資(2015年7月31日時点)

業種別組入比率は以下の通りです。

マニュライフ・カナダ株式ファンド 業種別構成比率


組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

マニュライフ・カナダ株式ファンド 組入上位10銘柄の構成比率


・償還日:無期限
・運用:マニュライフ・インベストメンツ・ジャパン株式会社
・為替ヘッジ:なし

 



マニュライフ・カナダ株式ファンドの評価

原油などの資源国でもある、カナダ1ヵ国の株式に投資するアクティブファンドですが、先進国株式ファンドとして信託報酬1.77%(税抜)はあまりにも高すぎます。

また、以下が設定来のファンドの基準価額(分配金に対して無税&再投資したと仮定)と、ベンチマークの比較です。

マニュライフ・カナダ株式ファンドとベンチマークとの設定来のリターン比較


一見すると、ファンドのリターン(赤色)がベンチマーク(青色)を上回っていて、「このアクティブファンドはベンチマークよりリターンが良いからすばらしい」と思ってしまいがちです。

ただ、ベンチマークであるS&Pトロント総合指数は、配当落ち指数であることを考慮して、毎年1%~2%程度はある、配当分を加えたS&Pトロント総合指数(配当込み)と、ファンドのリターンを比較する必要があります。

それを考えると、ファンドのリターンと配当込み指数の差はかなり縮小し、インデックスファンドと差がなくなります。(逆転の可能性もあります)

カナダ株式インデックスファンドはまだ存在していませんが、高コストの本ファンドにわざわざ投資する価値はありません。

カナダは先進国株式指数であるMSCIコクサイ インデックスに4%程度含まれているにすぎず、特にカナダに重点投資したいという方以外は、特に必要ではないでしょう。

投資は、どの地域や国が儲かるか当てるゲームではなく、地球全体に満遍なく低コストで投資する国際分散投資が基本です。

アセットアロケーションも日本、先進国、新興国の株式や債券を幅広く網羅する資産配分にすべきです。



マニュライフ・カナダ株式ファンドの購入先

マニュライフ・カナダ株式ファンドをノーロードで購入できる銀行・証券会社は、以下の通りです。

SBI証券楽天証券立花証券ストックハウス、スルガ銀行

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を、証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。



 


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