野村資産設計ファンド 「愛称 : 未来時計」より評価の高い投資信託

野村資産設計ファンド 「愛称 : 未来時計」は、日本、先進国、新興国の株式、債券と、日本と先進国のリートの計8資産に投資するバランス型インデックスファンドです。

野村資産設計ファンド 「愛称 : 未来時計」は、2007年6月にに設定されたゆうちょ銀行専用ファンドで、ターゲットイヤー(安定運用開始時期)の異なる計7ファンドで構成されています。


運用開始初期の段階では株式への投資割合が高く、リスクを取って期待リターンを高めていますが、年数と共に債券の比率を高め、リタイアメント時(ターゲットイヤー時)には債券の比率を70%まで高めて安定運用することが特徴です。

販売手数料が最低1.2%(税抜)かかり、信託報酬も年0.86%(税抜)とコストが高く、全く魅力がありません。

(2015年1月24日更新)

野村資産設計ファンド 「愛称 : 未来時計」:の概要

・販売手数料:窓口1.5%(税抜)、ネット(投信ダイレクト)1.2%(税抜)
(ノーロードではありません)
・購入単位:1万円以上1円単位、 積立では、5000円以上1000円単位で購入可能。
・スイッチング:各コースの間で、1円単位で購入手数料無料でスイッチング可能。

信託報酬年0.86%(税抜)、ターゲットイヤー到達後の安定運用時は年0.77% 
信託財産留保額:0.3%
・決算:年2回(6月22日、12月22日)。
・資産配分比率: 8資産に以下基本比率で投資。(2014年9月時点)

ターゲットイヤーに合わせ、以下7本のファンドが用意されています。

ターゲットイヤー(ファンド名の西暦の6月)に向け次第に株式比率を下げ、債券比率を上げていき、ターゲットイヤー後にはすべて国内債券:60%、外国債券(新興国債券含む):10%、国内株式:10%、外国株式(新興国株式含む):10%、国内リート:5%、海外リート:5%に移行します


資産クラス 未来時計
2015
2020 2025 2030 2035 2040 2045
国内株式 11% 16% 20.5% 23% 26% 30.5% 33%
先進国株式 6.7% 9.8% 12.5% 14.1% 15.9% 18.6% 20.2%
新興国株式 4.3% 6.2% 8% 8.9% 10.1% 11.9% 12.8%
国内債券 57% 43% 33% 24% 19% 14.5% 12.0%
先進国債券 8.8% 12% 12% 12% 12% 11.6% 9.6%
新興国債券 2.2% 3% 3% 3% 3% 2.9% 2.4%
国内リート 5% 5% 5.5% 7.5% 7% 5% 5%
外国リート 5% 5% 5.5% 7.5% 7% 5% 5%


・償還日:無期限
・運用:野村アセットマネジメント株式会社
・為替ヘッジ:なし


 


野村資産設計ファンド 「愛称 : 未来時計」の問題点

ゆうちょ銀行のHPをみると、「お客様にとってメリットの大きいファンドです」と断言していますが、コストが高いことが問題です。

資産配分比率固定の野村世界6資産分散投信(成長コース)(信託報酬0.76%)や、野村世界6資産分散投信(安定コース)(信託報酬0.62%)よりも信託報酬も高く、一昔前の高いコスト水準のままです。

ターゲットイヤー後に毎月分配型投資信託に変わると言うのは、何と「売りやすいファンド」を目指したのか・・・・。

老後は必要な金額だけを、その都度解約すれば良いだけの話です。「第二の年金代わりになります」というセールストークが聞こえてきそうです。

ターゲットイヤー後の資産配分比率は、日本債券が6割にもなります。にも関わらず、安定運用後の信託報酬0.77%というのも、高すぎますね。


 


野村資産設計ファンド 「愛称 : 未来時計」よりメリットの大きい投資信託

同じターゲットイヤーファンドとしては、適切なものはありません。

ただ、野村資産設計ファンド 「愛称 : 未来時計」と同様の8資産のインデックスファンドに加え、新興国リートを含む計9資産に投資できるSMT インデックスバランス・オープン(信託報酬0.50%)が有力候補となります。

資産配分比率を自動的に変えていくターゲットイヤーファンドなど特に利用しなくても、アセットアロケーションを年齢と共に変化させていけば良い話です。

ご自分のアセットアロケーションに合わせ、お勧めのインデックスファンドの中からファンドを選べば良いでしょう。

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