三菱UFJ NASDAQオープン Aコースの評価

三菱UFJ NASDAQオープン Aコースは、NASDAQ総合指数(円ヘッジベース)を参考指数とし、これを上回るリターンをあげることを目標とする、為替ヘッジ付きの米国株式アクティブファンドです。

三菱UFJ NASDAQオープン Bコースと投資対象も信託報酬も同じですが、為替ヘッジ付きであることだけが異なります。

「NASDAQ上場銘柄の中から、長期的な成長が期待できる企業にボトムアップアプローチで投資する」とのことですが、肝心の設定来のリターンは、「(配当抜きの)参考指数のリターンにはるかに劣る」という驚異的に成績の悪いアクティブファンドです。

にも関わらず、信託報酬は年1.52%(税抜)と高コストです。投資価値は全くありません。

(2016年5月19日)



 


三菱UFJ NASDAQオープン Aコースの基本的情報

・購入単位:証券会社により異なりますがSBI証券では最低500円より購入可能。
信託報酬年率1.52%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
・決算:年1回(7月31日)。
・資産配分比率: アメリカのNASDAQ上場株式銘柄のうち29銘柄に投資(2016年4月28日時点)
    
業種別構成比率は以下の通りです。

三菱UFJ NASDAQオープン Aコース  業種別構成比率

組入上位15銘柄は以下の通りです。Googleの持ち株会社であるアルファベットをはじめ、アップル、マイクロソフト、フェイスブックなどハイテク企業が軒並み上位に来ています。

三菱UFJ NASDAQオープン Aコース 組入上位15銘柄の構成比率


・償還日:2021年7月30日
・運用:三菱UFJ国際投信
・為替ヘッジ:あり


三菱UFJ NASDAQオープン Aコース、管理人の感想と評価

単にアメリカ株式アクティブファンドにも関わらず、先進国株式ファンドとして信託報酬が年1.52%(税抜)もかかるのは高すぎます。

さらに大問題なのは、リターンの驚くべき低さです。以下が、設定来のリターン(青色:分配金再投資)と、参考指数(赤色)の比較です。参考指数に、大きくリターンが劣っていることがわかります。

というより、設定来リターンは、配当抜きの参考指数が+171.43%に対し、本ファンドのリターンはわずか+0.42%の大惨敗です。運用者は、社内で自らを羞恥プレイでもしているのかのような恥ずかしさです。

三菱UFJ NASDAQオープン Aコース 設定来の参考指数とのリターン比較


参考指数である赤色のNASDAQ総合指数は配当を含んでいない指数であること、青色の本ファドのリターンは、分配金の税金がゼロと仮定した都合の良いデータであることから、実際はグラフよりもさらに、リターンの差は悪くなります。

アクティブファンドの存在価値は、ベンチマークや参考指数よりリターンが良いことの1点のみです。その意味では肝心のリターンが超絶に悪い、三菱UFJ NASDAQオープン Aコースに存在価値は全くありません。

米国株式のみに低コストで投資したい場合、以下のようなものを選ぶほうがよほど低コストで幅広く投資できます。

i-mizuho米国株式インデックス(信託報酬0.57%)
SMTダウ・ジョーンズ インデックス・オープン(信託報酬0.50%)


また、アセットアロケーションの先進国株式部分には、米国株式だけでなく先進国株式全体によほど低コストで幅広く投資できる、以下の2ファンドが有力候補になります。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(信託報酬0.24%)
たわらノーロード 先進国株式(信託報酬0.225%)


コストは確実にリターンを削ります。妙なぼったくりファンドに騙されることなく、徹底的な低コスト&分散投資を行っていきましょう。



三菱UFJ NASDAQオープン Aコースの購入先

三菱UFJ NASDAQオープン Aコースをノーロードで購入できる銀行・証券会社は下記の通りです。

フィデリティ証券SBI証券楽天証券カブドットコム証券スルガ銀行

あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、 SBI証券 の利用がコストを徹底的に抑えられるのでベストだと思います。


 


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