三井住友・225オープン・・・すでに時代遅れ感が漂う投資信託

三井住友・225オープンは、日経平均株価(日経225)をベンチマークとする、日本株式インデックスファンドです。

1998年11月11日から運用されている運用実績の長いファンドですが、エス・ビー・日本株オープン225同様に信託報酬が年0.60%かかるので、日経平均インデックスファンドとしては、時代遅れのコスト水準を感じさせるファンドとなっています

本ページを読んで頂いて、同じ日経平均に連動するより低コストのインデックスファンドに購入を切り替えるだけで、あなたの手元に残るリターンがどれくらい増えるのか、確認して頂ければと思います。


(2018年8月16日更新) ・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。


 


三井住友・225オープンの基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.60%(税抜)
信託財産留保額:0.3%
決算:年1回(11月10日)。設定来一度も分配金を出しておらず、無駄な税金は取られずに運用できています。
償還日:無期限
運用:三井住友アセットマネジメント
為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


このファンドのポートフォリオなど

2018年7月31日時点で、日経平均225銘柄全てに投資しています。組み入れ上位10業種と10銘柄の構成比率は以下の通りです。

三井住友・225オープンのポートフォリオ



三井住友・225オープン、管理人の感想と評価

より低コストのファンドを選択すれば、その分あなたの利益が増える

1998年に運用が開始された老舗の日経平均インデックスファンドで、設定来一度も分配金を吐き出していない効率的な運用は評価できます。

ただ、今では信託報酬が年0.17%以下の低コストのインデックスファンドも存在して、普通にネット証券で購入できる時代に変わっています。

それに比べると、三井住友・225オープンの信託報酬は年0.60%であり、コストが高いことが残念です。このコストの差は、今後もストレートにあなたリターンを引下げます。

そのため、アセットアロケーションの中の日本株式クラスとして、日経平均インデックスファンドを選ぶ場合は、信託報酬の安いお勧めインデックスファンドの中の、日経平均インデックスファンドを選べばOKです。2018年8月現在、国内でもっとも信託報酬の安い日経225インデックスファンドは、以下のようなものがあります。

eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)(信託報酬0.159%)
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド(同0.169%)
たわらノーロード 日経225(同0.17%)


基本的に、上記のいずれかを選ぶと、本ファンドの信託報酬の0.6%との差異の分だけ、あなたの懐に入るお金が増える事になります。その証拠として、以下の図をご覧ください。

2015年12月11日~2018年8月10日までの2年8か月間の、三井住友・225オープンとたわらノーロード 日経225のリターンの比較となります。

三井住友・225オープンと低コストインデックスファンドとのリターンの差


これを見ると、同じ日経平均をベンチマークとしたインデックスファンドなのに、オレンジ色の本ファンドのリターンが、赤色のたわらノーロード日経225よりも0.54%下回っている事が分かります。

両者の信託報酬の差は1年で0.43%なので、2年8ヵ月では本来は1.2%ほどの差異が生じていなければなりませんが、現状は0.54%です。

ただし、同じ運用目標(ベンチマーク)に連動するインデックスファンドならば、コスト差はリターンの差につながるという事が分かると思います。

つまり、同じベンチマークのインデックスファンドを選ぶならば、より低コストのものを選べば、その分だけあなたの懐に残るリターンが増えるという意味になります。

この数字は、1億円の資産を持っている人ならば、2年8ヵ月で54万円ものリターンの差が生じるという事であり、馬鹿に出来ない数字になります。1000万円の人でも5万4000円の差になりますから、庶民であっても無視できない数字です。

インデックスファンドを選ぶときには、このようなコスト意識をしっかりと持つ必要があります。そうなると、三井住友・225オープンの信託報酬の年0.60%(税抜)はあまりに高く感じられ、魅力がありません。

したがって、今後の購入は、上記でご紹介したいずれかのインデックスファンドに切り替える事をお勧めします。現在保有中の三井住友・225オープンについては、売却はせずに、保有したままのほうが良いでしょう。

売却した場合は利益の2割強を税金として差し引かれてしまって、投資の資金効率が大幅に落ちる事になります。納税はギリギリまで先送りしたほうが良いですから、単純に投資先ファンドを変更すると言った対策でOKです。

なお、売却して損失が出る人については納税が発生しませんので、売り切って、そのまま低コストのものに乗り換えましょう。


三井住友銀行で購入する時の注意点

ところで、2018年の時点で三井住友・225オープンを買う人は、恐らく三井住友銀行の店頭でインデックスファンドを買っている人くらいのものかと思います。

ネット証券で日本株インデックスファンドを買う人は、コストの面で賢明になっており、まさか今どき三井住友・225オープンなどを買い求める人は皆無に近いはずです。

三井住友銀行では同じく日経225のインデックスファンド、エス・ビー・日本株オープン225も売っており、信託報酬はやはり同じく0.6%と時代遅れです。

もしもどうしても三井住友銀行で日本株インデックスファンドを買わなければならない人は、三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドをセレクトするようにするという選択肢があります。

ベンチマークは日経225ではなくてTOPIX(トピックス)になりますが、分散投資の観点では、以下にも記した通りTOPIXインデックスファンドに投資するほうが理に適っていますし、何よりも信託報酬がわずか0.16%しかかかりませんので、検討されると良いでしょう。

参考日経平均連動型とTOPIX連動型ファンド、日本株式としてはどちらが有利?



三井住友・225オープンの購入先

三井住友・225オープンは、以下証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券カブドットコム証券 、三井住友銀行


あわせて、 管理人神推しの証券口座のページ を証券会社選びにお役立て下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)

 


★この記事が参考になりましたら、ブックマークもしくはシェアをお願いいたします


ページトップへ戻る