三井住友・DC日本リートインデックスファンド・・・乖離問題がネックに

三井住友・DC日本リートインデックスファンドは、東証REIT指数(配当込み)をベンチマークとする、日本リートに投資できるインデックスファンドです。三井住友インデックスシリーズの1つとして、2016年9月23日に新規設定されました。

三井住友・DC日本リートインデックスファンド


DC(確定拠出年金)とファンド名に入っていますが、ネット証券でも一般購入可能なファンドです。2018年11月22日に信託報酬が年0.26%(税抜)から年0.25%(税抜)に引下げられ、コストが最安レベルの日本リート(不動産投資信託)インデックスファンドとなっています。


(2018年11月23日更新)・・・本ページの情報の更新を希望される方は、Q&Aページより管理人までお知らせください。すぐに対応したいと思います。



 


三井住友・DC日本リートインデックスファンドの基本的情報

このファンドの基本情報

購入単位:証券会社により異なりますが、楽天証券SBI証券では100円より購入可能。
信託報酬年率0.25%(税抜)(純資産が200億円未満時)
 純資産が200億円以上500億円未満部分は年率0.24%、500億円以上1000億円未満部分は年率0.23%、1000億円以上の部分は年率0.22%。
信託財産留保額:なし
決算:年1回(2月25日)
償還日:無期限
運用会社:三井住友アセットマネジメント株式会社
為替ヘッジ:なし(投資対象に為替リスクはありません)


このファンドのポートフォリオなど

日本リート計61銘柄に投資(2018年10月31日時点)。組入上位10銘柄の構成比率は以下の通りです。

三井住友・DC日本リートインデックスファンド 組入上位10銘柄の構成比率


Jリート・インデックス・マザーファンドファミリーファンド方式で投資します。

三井住友・DC日本リートインデックスファンドのファミリーファンド方式構造



三井住友・DC日本リートインデックスファンド、管理人の感想や評価

日本REITファンドのとして低信託報酬のファンド

2016年9月23日に設定された当初の信託報酬は年0.26%でしたが、ライバルファンドの信託報酬引下げに追随し、2018年11月22日に信託報酬が年0.25%に引下げられました。

Smart-i Jリートインデックス(信託報酬0.17%)には信託報酬最安の座を奪われていますが、以下2ファンドと信託報酬が並び、最安レベルとなっています。

<購入・換金手数料なし> ニッセイJリートインデックスファンド(信託報酬0.25%)
たわらノーロード 国内リート(信託報酬0.25%)


しかも、純資産200億円以上の部分は、さらに信託報酬が引き下げられるという低コストさが売りです。

本ファンドからSmart-i Jリートインデックスに乗り換える場合も、コスト差は僅かですから、売却で乗り換えるのではなく、本ファンドは保有したままにしておく事が望ましいです。

コストは確実にリターンを削るため、低コストであることは、それだけでその分確実にあなたの「取り分」が大きくなるということを意味しています。したがって投資信託選びのまず第一は、とにかく馬鹿になったつもりでコストにチェックを入れなくてはなりません。


本ファンドは、ベンチマークとの乖離が大きいので、投資は当面様子見になる

ただ、2018年1月に読者様から頂いた三井住友・DC日本リートインデックスファンドの乖離問題のご質問がありましたので、当面、本ファンドへの投資は見送りになるなというのが今の率直な感想です。

本ファンドがベンチマークと乖離してしまう=インデックスファンドとしての品質面に危惧があるという点に関しましては、上記のリンク先をご覧ください。


借金無しの「不動産投資」に最適なファンドの登場

ところでREITですから、日本の不動産に投資している事になります。アベノミクスの金融緩和とマイナス金利政策に後押しされて、日本の不動産投資は、かつてない加熱状況です。

「遅れてはいけない」とばかりに、不動産投資を知らないサラリーマン諸氏が、「節税対策と将来の年金対策」という、不動産屋の戯れ言を真に受けて、数千万から億単位の借金をして、本当に物件を買っちゃって不動産投資に「まい進」している状況です。

しかし、その位の価格の物件を10%未満の利回りで買ってしまった人は、いつか必ずやって来る不況の時に、みなバタバタと倒れる(あるいは長期塩漬けに入る)事は必定だと思います。(細かい事を知りたかったら管理人あてにQ&Aコーナーから質問ください。)

銀行が融資をするという事は、それはとりもなおさず銀行がそれを「事業」だと認定しているから、お金が出る訳です。銀行は「投資」などには、絶対にお金を貸したりしません。多くのにわか不動産投資家は、その事実を忘れて、不動産投資バブルに乗っかってしまっています。

TOPIXと東証REIT指数の過去10年の推移
(日本取引所グループのウェブサイトより。東証株価指数(TOPIX)よりも、東証REIT指数の上振れが随分顕著になってきています。)


しかしそれでも、不動産から得られる賃料収入は、極めて魅力的です。これを借金などせずに受け取る方法はないのかというと、今は本ページで紹介したような三井住友・DC日本リートインデックスファンドを使えば、今や簡単に出来てしまうのです。

2016年9月23日現在、全REIT銘柄の平均配当利回りは、およそ3.5%になります。(実物不動産を持つより利回りが低いと思うかもしれませんが、物件を持つとその分、それ相応の高いリスクがあるから利回り10%とかになるのです。リスクを考えたら、表面利回り10%未満は数字が低すぎます。)

TOPIXの予想配当利回りは同じ日に2.2%ですから、なんと1%以上も、不動産に投資したほうが配当が多くなり、安定的な収入を志向する人にとっては、魅力的に写ります。

では、この3.5%の「賃料収入」を、定期的に受け取れないのでしょうか? え?明治安田J-REIT戦略ファンド(愛称:リート王)みたいな毎月分配型投資信託を使うって??

・・・絶対にNGです。当サイトを頻繁に読んでいる人なら、何がダメなのか分かると思います。そういうボッタクリファンドではなくて、三井住友・DC日本リートインデックスファンドを使って、毎月、分配金を受け取るのです。

その方法は、SBI証券の投資信託定期売却サービスを使えば、簡単にできてしまいます。このサービスはご自分の好きな金額を毎月一定額、投資信託の解約をしてゆく仕組みです。

これを、3.5%の平均配当利回りの範囲内、例えば3%分とか決めてしまって、それでファンドの解約をすれば良い訳ですね。こうすれば、毎月分配型投資信託のようにタコ足分配を完全に避けられますし、運用しながら「賃料収入」を安定的に受け取ることができます。

SBI証券の投資信託定期売却サービスで毎月5万円受け取る方法


上の図では、毎月5万円を受け取る設定です。もしも三井住友・DC日本リートインデックスファンドを使って3%の利回りで5万円受け取るとしたら、2000万円の投資金額になります。

さすがに2000万円の投資で3%は低すぎるので、今後東証REIT指数が極端に下がるようなところがあれば「追加投資(追加で物件を取得するようなイメージ)」してやって、配当利回りの向上を目指したいところです。

この手法であれば、実物不動産投資よりもはるかに安全に不動産投資が可能になります。

本ファンドほどコストが下がれば、iFree J-REITインデックスなどと共に、不動産投資に使わない手はありません。インデックス投資には興味のない人でも、非常に使い勝手の良いファンドの登場は、大いに歓迎する出来事と言えます。

ご自分のアセットアロケーション決定後に、日本REITクラスに割り当てるファンドとしては、お勧めの日本リートインデックスファンドにあるようなファンドを選べば問題ありません。



三井住友・DC日本リートインデックスファンドの購入先

三井住友・DC日本リートインデックスファンドは、以下の証券会社にてノーロードで購入できます。

SBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券


証券口座選びに迷った場合は、 管理人神推しの証券口座のページ を参考にして下さい。
管理人的には、ポイント利用でコストを徹底的に削減する効果のある、SBI証券楽天証券の利用がベストだと思います。(どちらでもお好みのところを利用ください。)


 


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